犬派、猫派でいえば、自分自身はドッグパースン。
従順で純朴な犬が大好きです。
年を重ねるとともに、なかなか言う事を聞いてくれない猫も魅惑的ではありますが・・・(笑)。
ネットで調べてみると、平成23年度、36,120匹の成犬と、7,486匹の子犬が殺処分されているという驚愕の事実を知りました。
年間4万匹以上のワンちゃんが人間によって殺されているのです。
ひどい!!
動物は、モノでもアクセサリーでもなく、生命なのです。
人間の身勝手で捨てることは絶対に許されないと思います。
築地にあり、いつも気になっていた犬たちの像。
銀座から築地方面に進み、昭和通の立体交差の上にある小公園に、その像があります。
後ろに見えるのは電通旧本社です。
ふと立ち止まってレリーフを読んでみると、そこにはセラピードッグという記載。
セラピードッグ?
高齢者や障がい者の方々を癒す犬のことらしく、その走りがこの犬らしいのです。
調べてみると、今から20年ほど前、千葉県松戸市で捨てられた一匹の母犬と5匹の子犬。
この母犬が、セラピードッグの訓練を受け、さまざまな人たちの心を癒したということらしいのです。
名犬チロリ
人間に捨てられながら、死を迎えるその瞬間まで人間のために尽くした犬(チロリは、15歳まで生きたとのことです)。
本当に涙ぐましいです。
さらに、セラピードッグというカテゴリーを生みだした貢献も大です。
高齢社会が進展していく日本、今からますますおじいちゃん、おばあちゃんや障がいを持つ人たちに寄り添っていく犬たち・・・。
もっとスポットを当ててもいいように思います。
名犬チロリの像を見ながら、動物愛護、セラピードッグについて思いをはせた、ひと時でした。