ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップロバート・スティーヴン・カプラン著 福井久美子訳 阪急コミュニケーションズ刊 1500円+税 ...
ちょうど一年前に読んだ本を読み返してみました。
本というのは、いいものですね。
アナログで、紙ざわりで、読んだ時の記憶がよみがえってきます。
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
ロバート・スティーヴン・カプラン著 福井久美子訳 阪急コミュニケーションズ刊 1500円+税
著者のカプランさんは、ハーバードビジネススクール教授。
生き馬の目を抜くと言われるゴールドマンサックス社に22年間勤務されたサラリーマンのプロフェッショナル。
著者が同書の最後で箇条書きにしているのが、より良い人生にしていくための、「次なるステップ」。
当たり前のことで、なかなか出来ないこと、続けられないこと・・・役立つチェックリストになっています。
1. 日記をつける
2. 新聞を毎日読む 文学や文化も
3. できるだけ貯金をする
4. スケジュールの中に休暇や休日を入れる
5. 人間関係を劣化させない
6. 困ったときは専門家に相談する
喜劇王チャーリー・チャップリンさんが残したコトバ。
「人生に必要なものは、勇気、希望とサムマネー」
そんなことを思い出してしまいました。
最近、思うことは、「アタマ、悪くて、よかったなあ」ということ。
すごく逆説的な言い方なのですが・・・。
若いころは、何でこんなにアタマが悪いんだろう、理解力が低いのだろう、記憶力が弱いのだろう・・・と悩んだ時期がありました。
でも、今思うことは、それは天から与えられた免疫力、抵抗力だったのです(笑)。
日々の仕事の中で、生活の中で、前から、後ろから、上から、下から、実にたくさんの実弾が飛んできます。
かなり、よく当たる・・・ホント痛いし、つらいです。
アタマのいい人たちは、ここで悩みます。
原因を追究したり、問題解決・課題解決に走ったり、ロジカルに考えたり・・・。
メンタルをやられる人も、かなり、います。
が、アタマの悪い小職は、弾が当たったことや、痛かったことを、すぐに忘れてしまいます(笑)。
悩みません。
難問や壁にぶち当たった時は、他人事のように、楽観的に対処するオプティミストである自分・・・ホント、バカですね~。
でも、その流すスタイルが、実は強みだったということが、やっと最近分かった次第です。
人生、弱みが強みであったり、強みが外から見ると実は弱みであったりする・・・よくあるパターンです。
お楽しみは、これからです。