能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

AI、ビッグデータ、ロボット・・・ コンピュータの進化は人間の世界に大きな影響を与えます

2016年03月28日 | マネジメント
 
人工知能(AI)で生き残る仕事・消える仕事・・・AIで未来の産業社会は激変 大変な時代です
日経ビジネス誌2015.3.30号の特集「戦慄の人工知能・AIが企業を動かす日」。面白い特集でしたので、紹介させていただきます。1.  止まらぬ人間超え マイ...
 

AI、ビッグデータ、ロボット・・・。

コンピユータの進化は、生身の人間の世界にも、大きな影響を与えようとしています。

自動車の自動運転の現実化、囲碁の名人に勝つコンピュータなど、もはや、近い未来に、コンピュータが人間の仕事を代替することは間違いないと思います。

ちょうど、一年前の日経ビジネスの記事・・・近未来を占っています。

 

「AIで未来の経済は、こうなる」

1.  AIの発達によって、今後、多くの仕事が機械で代替される

2.  結果として、労働者の格差が広がる

3.  AIによる企業活動の最適化でモノやサービスの価格が下がる

4.  満足な職がなくてもそこそこの暮らしが出来るが、幸福感は人それぞれ

 

なんとなく、そうなるんだろうなあ・・・という予測ですが、職業別となるとかなりリアル・・・。

 

自動化の可能性が高い職業とその確率(オックスフォード大学カール・フレイ氏2013年論文)・・・減少していく職種

保険の査定担当者 99%

クレジットアナリスト 98%

不動産ブローカー 97%

レストランの料理人 96%

造型などの作業員 95%

弁護士助手

会計士

小売店の店員

工場作業員

臨床検査技師

タクシー運転手

農業従事者

原子力技術者

調査系や作業系の仕事が機械に置き換えられていくというのは何となく分かるのですが、

料理人、店員などの人が介在するサービス業的な職種も減少していくのではないかという指摘はちょっと意外でした。

 

◆自動化の可能性が低い主な職業とその確率(カール・フレイ氏2013論文)・・・機械やコンピュータに代替できない仕事

レクリエーションセラピスト 0.28%

整備、修理工の第一線監督者 0.3%

医療ソーシャルワーカー 0.35%

振付師

セールスエンジニア

小学校教師

パタンナー

人事マネジャー

スポーツトレーナー

経営者

写真家

弁護士

数学者

 

「ソーシャル」「経営」「創造性」は安泰とのこと。


確かに、ソーシャルなきわめて人間が関与するジャンル、クリエイティブな経営の世界などでは、機械が人間を追い越して、その先を行くという時代は、さらに次の世代だと思います。

産業革命で起こったラッダイト運動(雇用を奪う機械打ちこわし運動)といったものは起こらないと思います。

時代についていけなくなった時・・・自動的に失業への道を歩むことになります。

次なる世代・・・本当に頑張っていただきたいものです。


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トーテム シルク・ドゥ・ソレイユin東京お台場 サーカス・エンターテイメントにワクワク!ドキドキ!

2016年03月28日 | アート・文化

お台場ビッグ・トップ・・・特設テントまで、「トーテム」を観に行ってきました。

シルク・ドゥ・ソレイユ(CIRQUE DU SOLEIL)は、1984年にカナダで生まれた小さなサーカス集団。

その小さなサーカス集団で起こったイノベーション。

(サーカスなのに、ライオン、象、トラといった動物は出てきません・・・)

CIRQUE DU SOLEIL・・・いまやビジネススクールのケースやMBAの授業でも取り上げられる「革新」話の代表格です。

今まで、ユーチューブなどでは見ていたのですが、実演を観たのは初めて・・・。

テントの中は、サーカス気分でいっぱい・・・わくわく、ドキドキ・・・。

人間って、ここまで出来るんだ!

 

サーカスを芸術の域まで高めたシルクを目の前にして、思わず唸ってしまいました。

 

最初の驚きは、会場内の暗さ・・・。

スポットライトが効果的に使われています。

そして、本物と見間違うプロジェクションマッピング、可動式ステージ・・・。

最新のテクノロジーが、舞台に取り入れられています。

トーテムのプログラム・・・10の舞台で構成されています。

ここからは、撮影禁止・・・です。

フランス語、イタリア語、英語・・・そして日本語の飛び交うグローバルな舞台。

人間の身体の表現は、コトバの壁を越え、観客に感動を届けることができます。

トーテム…人類の進化をサーカスで表現しようという意欲的な取り組み。

シルクのラスベガス公演をプロデュースしたロベール・ルパージュさんの作品です。

心惹かれたのは、フィックスト・トラピス・デュオ、ディアボロ、そして、マニュピュレーション。

「ブラボー!」でした。

ヴァレイやオペラを楽しむ感覚で、楽しむことのできるサーカス。

大人のサーカス・・・。

日本にいながらして、観ることのできるCIRQUE DU SOLEIL。

必見の価値ありのサーカス・エンターテイメントです。

おみやげには、6色ボールペン。

メモ帳への落書きに使おうと思います。

開演10分前のパフォーマンスで、ヴァレンティノさんから、いただいた名刺。

「ボンジョルノ!」で登場するピエロ役の彼。

ラテン系というか、イタリアーノの血が、熱い舞台を創ります。

裏には、「CALL ME」、そして電話番号が書かれていました(笑)。

このあたりも、シルクのサービスマインド、ホスピタリティが出ているのだと思います。

6月26日(日曜日)まで、お台場ビッグトップで開演しています。

また、観に行きたいシルク・ドゥ・ソレイユ・・・でした。


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