国内感染新たに92人 1人死亡

2020年06月28日 13時02分31秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

国内では27日、新たに92人の新型コロナウイルス感染が確認された。累計は1万8354人となった。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員を含めると1万9066人。死者は北海道で1人増え、計985人となった。
 

【関連記事】


香港、返還記念日のデモ禁止 天安門追悼集会に続き

2020年06月28日 12時58分25秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

【香港時事】香港警察は27日、香港の英国から中国への返還記念日に当たる7月1日に民主派団体が計画していた大規模デモについて、新型コロナウイルスの感染防止を理由に禁止する決定を出した。
6月4日の天安門事件の追悼集会に続き、香港の「一国二制度」を象徴するイベントが封じられた形だ。  
民主派団体「民間人権陣線(民陣)」は2003年以降、毎年返還記念日のデモを主催しており、警察当局が実施を許可しないのは初めてだ。デモでは時々の政治問題を取り上げるのが常で、昨年は「逃亡犯条例」改正案に反対する55万人(主催者発表)が参加。一部過激化したデモ隊による立法会(議会)占拠に発展した。  
中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会は28日から会議を開き、香港への統制を強化する「国家安全維持法案」の審議を再開する。最終日の30日に可決・成立、翌7月1日にも施行される可能性があり、同日にデモが行われれば同法反対の声が高まるのは必至だ。  
香港政府は新型コロナ対策として7月2日まで「公共の場での50人を超える集まり」を禁じる措置を取っている。警察はこの措置に加え、民陣が以前実施したデモで「暴力事件」が発生したこともデモに反対する理由に挙げた。
 香港の感染者数は既に大幅に減っており、民主派は「コロナ対策を名目とした政治的圧力だ」と反発している。民陣側はメディアに対し「(デモ禁止は)不合理な決定で、香港市民の声を上げる機会を抑圧している」と批判した。 
 

【関連記事】


素人も藤井聡太七段の凄さが判る7つの注目点

2020年06月28日 12時20分15秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

藤井聡太七段の前では、驚異の生涯勝率を誇る羽生善治九段もかすむほど。いよいよ6月28日には渡辺三冠との棋聖戦第二局だ(写真:共同通信)

 われわれは、藤井聡太七段の将棋をリアルタイムで観ることが出来る時代に生まれて幸せだ。 ■「何が凄いのか」がわかれば、ますます楽しくなる  

藤井七段はさる6月4日に永瀬拓矢二冠に勝ってヒューリック杯棋聖戦の挑戦者に名乗りを上げた。コロナで対局日程が遅れて最年少でのタイトル挑戦記録の達成が危ぶまれたが、非常事態宣言解除後に東西の行き来を伴う対局が解禁されて、記録が達成された。史上最年少となる14歳2カ月でのプロ入り以来注目を浴び続けた藤井七段だが、また新しい記録を作った。

 そして、その4日後の6月8日には、棋聖のタイトルホルダーである渡辺明三冠との第一局に臨んで勝利を挙げた。いよいよ6月28日には第二局が行われる。  本稿で、筆者は一将棋ファンとして、藤井七段の将棋を観ることを読者にお勧めする。もちろん、専門的な将棋の解説は筆者の手にあまるので、将棋ファンとして藤井七段の将棋を観るうえでのポイントをご紹介したい。

 なお藤井七段は、棋聖戦の他に、6月23日に王位戦でも挑戦権を獲得した。また20日には師匠の杉本八段を破って竜王戦3組のランキング戦優勝を果たして挑戦者を決めるトーナメントの本戦に入った。最も賞金額の高い棋戦である竜王戦では6組からの参加以来4年連続ランキング戦を優勝しており、これも新記録だ。ランキング戦は現時点で20連勝となる。

 藤井七段は現在17歳の高校生だ。14歳でプロデビューした時の印象があってつい「藤井クン」と呼んでみたくなることがあるが、トップレベルの厳しい戦いの中にいるプロフェッショナルであり、技術・人格ともに尊敬すべき人だと思うので、以下「藤井七段」と書くことにする。親近感を持って「藤井クン」と呼びたい読者は、心の中で読み替えて欲しい。  では、藤井七段の何が凄いのかについて、段位の「七」に因んで7つの ポイントでご紹介する。

 ① 8割を超える勝率  何と言っても藤井七段はよく勝つ。プロ入り以来の公式戦の通算成績は178勝33敗の8割4分3厘6毛だ。凡そ6局指すと5局勝つペースだ。しかも、毎年8割を超える勝率を記録している。 ■「7割超」はもはや「異常に強い」領域  あくまでもファンの目線でのメドだが、大まかに言って6割を超える勝率は「強い棋士」、上位クラスの相手と多く当たる位置にいて6割5分はタイトルに手の届くかも知れない「トップクラスの棋士」、7割超えは「最強クラス」又は「絶好調」である。


撃沈した空母飛龍から生還した父 「命救われた」艦長の命令

2020年06月28日 12時16分03秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

佐世保市の海軍墓地にある空母飛龍の慰霊碑の前に立つ、晩年の永留久恵さん(史彦さん提供)

 長崎・対馬を代表する歴史研究者で、初の名誉市民でもある故永留久恵さんは、ちょうど1世紀前に生まれた。もともと教師だが太平洋戦争では真珠湾攻撃やミッドウェー海戦に従軍。生きて帰り、その後は隣国との友好を唱えた。残した著書や史彦さんが伝え聞く話を通じて戦禍がもたらした世情を振り返り、いまの平和を見つめる。

【写真】師範学校の卒業アルバムに納まる永留久恵さん   

 ×   ×  

戦艦霧島は、永留久恵さんら大勢の乗員を乗せて南下した。当時乗員たちはいつ、どこで戦闘に入るのか知らされないまま。大隅半島の佐多岬を回り太平洋に出ると、全員に甲板集合の号令が掛かり、陸上との通信禁止を告げられた。戦争が近い、そう感じた。  

一度北上した後の1941年12月8日、その時が訪れた。霧島を含む艦隊はハワイ西北の海上にいたが、日付が変わった未明の艦内に「総員起こし」の号令が響く。明け方に近くの航空母艦から戦闘機や爆撃機が真珠湾に出撃した。霧島から見送った永留さんは「脳裏に深く刻まれ、忘れられない」と著述している。  

やがて、出撃機から「ワレ奇襲ニ成功」との電信を傍受。艦内に歓声が上がった。攻撃を終えて戻った山口県・柱島では、同僚らと盛大に祝って美酒に酔った―という。だが攻撃後について「わが方は、米軍の態勢立て直しの早さに気付いていなかった」とのちに次男史彦さんに悔いている。   

 ◇    ◇  

半年たった42年6月。今度は、日本が劣勢に転じる中部太平洋のミッドウェー海戦に空母飛龍の一員として臨む。海軍の大型空母4隻が撃沈され、大敗した戦いだ。それを生涯、史彦さんらに繰り返し語った。  

空母のうち、最後まで残った飛龍も爆弾がさく裂。甲板は裂けて穴も開き、航行不能に。顔が焼けて戦死した同期兵もいた。犠牲者は400人近くに上った。  

永留さんは艦中心部にある計器類が集まる堅固な場所で任務に当たった。ハッチが開かず閉じ込められたが天皇のご真影を取りに来た兵士に外側から開けられ、命をつないだ。接舷した味方の駆逐艦にまず負傷兵が降ろされ、他の生存者も縄ばしごで乗り移った。  

その直前、総員退艦を決めた艦長は、全員を甲板に集めてこう述べた。「飛龍を沈める責任は自分が背負ってともに沈む。皆は生きて国のために働け」と。一緒に艦に残ろうとする副長には「負けて帰ると風当たりが強い。部下の面倒を見てくれ」と命じた。艦長は空母と太平洋に沈んだ。

 
 

【関連記事】


ベランダ転落か、4歳女児死亡 神奈川・山北町のマンション

2020年06月28日 12時12分04秒 | 事件・事故

配信

27日午後8時50分ごろ、神奈川県山北町の6階建てマンションから、「子どもが落ちた」と119番があった。6階に住む女児(4)が隣接するJR山北駅敷地内に倒れているのが見つかり、消防が病院に搬送したが、約3時間半後に死亡が確認された。

 松田署によると、女児は30代の両親と弟(2)の4人暮らし。父親が最初に119番し、転落した女児を母親が見つけたという。ベランダから転落した可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。

 

【関連記事】


「助けてください!」…死亡の女子大生、バイト帰りに待ち伏せされたか

2020年06月28日 12時07分57秒 | 事件・事故

配信

静岡県沼津市西浦久連の路上で27日午後、近くに住む大学生山田未来さん(19)が刃物で刺され、搬送先の病院で死亡した。沼津署は現場にいた自称、三島市壱町田、大学生堀藍(あおい)容疑者(20)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、今後容疑を殺人に切り替えて調べる。
海沿いの静かな集落で白昼に起きた凶行に、近隣住民からは驚きと不安の入り交じった声が上がった。

 発表によると、堀容疑者の逮捕容疑は、27日午後1時20分頃、山田さんの上半身を刃物で刺し、殺害しようとした疑い。山田さんは約2時間後に死亡した。2人は知り合いとみられる。沼津署は、認否を明らかにしていない。  

近隣住民などによると、山田さんは消防が駆けつけた時には、すでに血だらけで意識のない状態だったという。

 山田さんは現場近くで家族と暮らしていた。27日は午後1時まで、近くのコンビニ店でアルバイトをしていたという。近隣住民の中には、山田さん宅付近をうろつく若い男を目撃した人もおり、堀容疑者がアルバイト先から帰る山田さんを待ち伏せしていた可能性もある。沼津署は今後、動機や2人の関係について調べを進める方針。

 現場近くに住む70歳代の男性は、「1時過ぎに、『助けてください!助けてください!』と悲鳴が聞こえた。外を見たら、血だらけの女の人が横たわり、その横で男がぼう然とした様子で座っていた。普段は静かなところなのに」と不安を隠せない様子で話した。  

また、現場近くで農業を営む男性(72)は、「おとなしいが、きちんとあいさつをしてくれる子。家族の仲が良かったので気の毒だ」とうつむいた。

 山田さんの父親は、県警を通じて「私たち家族は心の整理がつかない状態であり、非常にとまどい、混乱しているところです」とコメントを出した。  

現場は、沼津市の水族館「伊豆・三津シーパラダイス」から、西へ約2・5キロの住宅密集地。

 

【関連記事】


住人親子か、焼け跡から2人の遺体 さいたまで住宅全焼 不幸続きかわいそう…最近、病気で夫亡くす

2020年06月28日 12時04分19秒 | 事件・事故

配信

27日午前3時ごろ、埼玉県さいたま市浦和区大東3丁目、新島恵子さん(76)方から火が出ているのを近所の住民が発見、119番した。木造2階建て住宅が全焼し、1階の焼け跡から2人の遺体が発見された。 10歳の長男か…住宅が全焼、1人遺体で発見 ドアから火、はだしで飛び出す女の子「まだ中に弟が」/草加

 浦和署によると、住宅には新島さんと息子(49)が住んでおり、2人と連絡が取れていない。  同署は遺体が2人の可能性もあるとみて身元の確認を進めるとともに、出火原因を調べている。  火事では隣接する住宅1棟の壁なども焼けた。

◇  現場はJR北浦和駅から北東に約2キロの閑静な住宅地。2人が死亡した火災に、現場は騒然となった。  

近くに住む60代の女性によると、新島さん方は夫妻と息子の3人暮らしだったが、夫が最近病気で亡くなったという。女性は「不幸ばかり続き、かわいそう」と肩を落とした。

 付近では2019年1月にも住宅が全焼する火災があり、隣接の住宅3棟も焼けた。  

50代の男性は「昨年も付近で火災があり、また起きてしまったという気持ち。気を付けなければと改めて思う」と話していた。

 

【関連記事】


「俺だよ、お金必要」と電話…長男と思い込んだ女性、100万円手渡す被害 長男に電話し気付く/志木

2020年06月28日 11時57分33秒 | 事件・事故

配信

埼玉県の朝霞署は26日、志木市の無職女性(83)が現金100万円をだまし取られたと発表した。同署によると、24日午前11時ごろから数回、女性方に男から「俺だよ。契約に使う書類を違う場所に送った」「中に銀行のカードが入っており、契約するためにお金が必要。
100万円用意できないか」「部長のおいが行くのでお金を渡して」と電話があった。 暴力団組員ら逮捕の詐欺事件、リーダー格の男逮捕 38歳の飲食店員 氏名不詳者と共謀/県警

 市内に別居する長男(52)と思い込んだ女性は同日午後3時40分ごろ、自宅近くの路上で上司のおいを名乗る男に100万円を手渡した。翌日夜、不審に思った女性が長男に電話してだまされたことに気付いた。男は20代で身長約170センチ。黒いTシャツにジーンズ姿だった。

 

【関連記事】


現金「ばらまき」の原資焦点 河井前法相夫妻逮捕から10日

2020年06月28日 11時28分05秒 | 事件・事故

配信

昨年7月の参院選広島選挙区を巡る大規模買収事件は28日、前法相の河井克行容疑者(57)=衆院広島3区=と妻案里容疑者(46)=参院広島=が公選法違反の疑いで逮捕されてから10日となり、来月8日の勾留期限へ折り返しを迎える。
両容疑者は「党勢拡大のため」などと買収目的を否定。
一方、検察当局は科学捜査を駆使し、参院選公示の前月に集中的に現金を提供している点も踏まえ、立証に自信を見せる。現金を渡した趣旨が焦点になる中、「ばらまき」の原資に検察が切り込めるかも注目される。 【一覧】実名で現金受け取りを認めた広島県内の首長・地方議員と証言  
【検察の捜査】 最先端技術で証拠固め  「カネまみれ」。検察幹部は昨夏の参院選をこう評した。
検察当局は今年1月、案里容疑者の陣営が車上運動員に違法な報酬を払ったとされる公選法違反事件で夫妻の自宅などを家宅捜索し、現金の配布先とみられるリストを発見、押収した。広島選挙区内の地方議員や首長、後援会幹部ら100人以上の名前や金額が並び、総額は3千万円を超えていた。
 検察当局は東京や大阪などの検事を広島地検に応援で派遣。3月下旬から、リストなどを基に関係者の一斉聴取に乗り出した。その際、捜査で駆使したのが最先端技術だった。  両容疑者や議員らからスマートフォンや携帯電話を押収し、衛星利用測位システム(GPS)の位置情報を解析。案里容疑者が今回の参院選で自民党の公認を得た昨年3月以降を中心に、双方の情報を突き合わせ、接触した場所や日時を特定した。密室でのやり取りについて証拠を集める捜査は難度が高いが、データ解析が大きな支えになったとみられる。
 さらに克行容疑者が削除を指示したとみられるリストのデータや陣営内の無料通信アプリLINE(ライン)のやりとりも復元。録音・録画による聴取で計50万円の受領を認めた議員は「検察の本気を感じた。うそは通らないと観念した」。検察当局は200人近い関係者の聴取を重ね、「被買収者」の調書を積み上げた。
 【提供の時期】 参院選の前月にも集中  検察当局は、両容疑者が昨年3~8月に94人に計約2570万円を配ったとして今月18日に逮捕した。94人のうち半数近い約40人は首長や地方議員が占めるという。1人当たりの金額は5万~200万円と大きく開きがあり、役職や地域への影響力の大きさに応じ「ランク分け」していた可能性がある。
 焦点になるのが現金の趣旨。昨年3、4月の統一地方選前後に受け取った議員からは「当選祝い」「陣中見舞い」だったとの証言が相次ぐ。関係者によると、克行容疑者は一部の現金配布を認めながらも「党勢拡大に必要な経費や陣中見舞いだった」と供述し、買収の意図を否定している。  
一方の検察当局。現金提供の時期が統一選前後だけでなく、同7月の参院選公示が迫った6月にも集中する点に注目。政治資金規正法で「寄付」として処理するのに必要な領収書を求めた形跡もない上、公示前に案里容疑者のポスターや後援会はがきと一緒に現金を受け取った議員も多いことなどから、票の取りまとめを期待する強い買収意図があったとみている。  
【資金の流れ】 「安倍さんから」と渡す  
今回の参院選で両容疑者側は自民党本部から昨年4~6月、5回にわたり計1億5千万円の資金提供を受けた。首相補佐官などを歴任した克行容疑者は政権中枢に近いとされ、同じく党公認で広島選挙区から立候補し、落選した溝手顕正氏の10倍に当たる額だった。  
1億5千万円の一部は車上運動員への違法な報酬に使われたことが判明しているが、残る使途や議員らに配られた現金の原資は明らかになっていない。  
安倍晋三首相の動静によると、克行容疑者は党本部が資金提供した日の前後に単独で複数回、首相に面会している。案里容疑者の後援会長を務めた広島県府中町議は中国新聞の取材に対し、克行容疑者が選挙事務所で1対1の状況で30万円を渡してきた際、「『安倍さんから』と言われた」と証言した。検察当局は、前代未聞の「金権選挙」を支えた資金の流れも調べているとみられる。

中国新聞社

 

【関連記事】


勝てば最年少タイトルに王手!藤井聡太七段、注目の第2局は和服で登場/将棋・棋聖戦五番勝負

2020年06月28日 11時28分05秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月28日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)と午前9時から対局を開始した。藤井七段は、本局に勝利すれば史上最年少タイトル獲得の記録更新に王手をかける。
今月4日、最年少でのタイトル挑戦を決めた藤井七段だが、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、2カ月ほど公式戦を離れていたものの“充電期間”を活かして、破竹の快進撃を続けている。
8日に棋聖戦第1局の勝利を飾ると、23日には王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(27)を下し、2つ目のタイトル挑戦権を獲得。最年少タイトルに加え、一気に二冠獲得の期待も高めている。
第1局では、最終盤に勝勢だった藤井七段に対し、渡辺棋聖が16回連続で王手をかけるという猛プレッシャー。1手間違えば逆転負けという恐怖の中、正解を選び続けた藤井七段に対して、称賛の声が多数あがった。第2局では着慣れたスーツではなく、和服姿で登場した。  
渡辺棋聖は25、26日に名人戦七番勝負の第3局を2日かけて戦ったばかり。中1日での防衛戦に、コンディションも心配されるところだが、天才棋士の壁となるべく、今シリーズ初勝利でタイに戻したいところだ。  
持ち時間は各4時間で、先手は渡辺棋聖。
 

【関連記事】


治したくない ひがし町診療所の日々

2020年06月28日 05時56分06秒 | 社会・文化・政治・経済

治したくない ひがし町診療所の日々

著者斉藤道雄 (著)

商品説明

北海道、浦河。そこに精神障害やアルコール依存をかかえる人びとのための小さなクリニックがある。医者が出番を減らす時、精神障害をかかえる人びとが主役になり、新たな精神医療が始まる。べてるの家のその先へ向かうルポ。【「TRC MARC」の商品解説】

北海道、浦河。そこに、精神障害やアルコール依存をかかえる人びとのための小さなクリニックがある。
開設から6年。「ひがし町診療所」がそれまでの精神科の常識をことごとく覆しながら踏み分けてきたのは、薬を使って症状を抑えるといった「いわゆる治すこと」とは別の、まったく新しい道だった。
医療者が患者の上に立って問題を解決しない。病気の話はしない、かわりに自分の弱さを、問題を、きちんと自分のことばで仲間に伝えること。医師や看護師が能力を最大限発揮しない、それによって人が動き出し、場をつくり、その場の空気が、やがて本当の意味での力となってゆく。
障害のある人びとを、精神科病棟のベッドから、医師や看護師のコントロール下から、地域の中に戻すこと。グループホームで生活し、病気の苦労、暮らしの苦労を自分たちの手に取り戻すこと。そのことが、患者の側だけでなく、健常者を、町全体を、そして精神科医療そのものも変えてゆく……
北海道、浦河。べてるの家のその先へ。【商品解説】

目次

  • あたしがなるから/ずるい目/別れの墓参/ヤギを飼いたい/金の病気/奇跡の二人/デイケアの子育て/応援は質より量で/応援への応援/代わりになれない/頭の使い方/治したくない/すみれハウス/計り知れない/病気の話はしない/笑いとともに語る/じいちゃん診ないのか/浜ことば/病の深さ/田舎、すごいぞ/アート感覚/祭りの田んぼ/半分治したから/自分を開く/百年の夢/見たことのないもの/出会い/無力、微力/声
  • あとがき
 

著者紹介

斉藤道雄

著者について

斉藤道雄(さいとう・みちお)
1947年生まれ。ジャーナリスト。TBSテレビ報道局の記者、ディレクターとして
報道番組の取材、ドキュメンタリー番組の制作に従事。先端医療、精神障害、ろう
教育などをテーマとしてきた。2008年から5年間、明晴学園の校長を努めた。
著書に『原爆神話の五〇年』(中公新書、1995)『もうひとつの手話』(晶文社、
1999)『悩む力――べてるの家の人びと』(みすず書房、2002)『希望のがん治療』
(集英社新書、2004)『治りませんように――べてるの家のいま』(みすず書房、
2010)『手話を生きる――少数言語が多数派日本語と出会うところで』(みすず書房、
2016)がある。
 
 
実際にはこの医師は向精神薬、普通にかなりの量投与されてます。現場で数年間、医療専門職として働き現実をみました。無脳薬治療とか言葉は上手ですが、実際は平均、あるいは平均以上(医師が全く勉強しないため薬の知識が少なく古い処方が多い)に投薬されてます。実際にCP換算でそれぞれの医師の処方データを取っていた当時の同僚医師からの報告です。当時から薬に頼らないとか、無脳薬とかいう言葉で有名になっておられ、その言葉と現実の乖離に疑問を感じていた同僚医師がリサーチしてました。もし本当に薬に頼らない医療を実践していると言いたいならはっきりデータを出すべきでしょう。当時は特定の精神科系製薬会社から恩恵を得ていたことは確かです。

浦河の見たいことだけ、信じたいことだけを物語にしているある記者の作品です。読む側がここに書かれていることがすべてだと勘違いしないことです。浦河の表面しか知らない人、精神医療の現状に不満がある多くの人たちは信じたくなる内容でしょう。しかし残念ながら現実ではないです。浦河精神医療のある側面だけをある角度から眺めた物語という見方が妥当ではないでしょうか。
浦河精神医療もそこに群がる人たちもこういう商法はそろそろ卒業したらいいのに。。都合のよい自分達が語る物語に酔い等身大が見えなくなっているのではないでしょうか。患者さんたちも浦河で評価されるような言葉や物語を模倣し自分語りする傾向は確かにあります。
治りませんようにでもなく、治したくないでもなく、本音は「治せない」ですよ。治したくないと言っていいのは、本当は治せる人だけではないでしょうか。ここは最初から治療という土俵に乗らない(乗れない)ことで特別なことをやっているかのようにみえるだけです。とにかく言葉遊びがとてもお上手です。惑わされないように!

拝読し、長年自分が担当していた方の大切なエピソードが全く違った形で、あまり関わっていないはずの人があたかも現場にいたかのように語っている場面もあり正直悲しくなりました。大切なエピソードが違う誰かによって知らない間に活字にされると何かが奪われる気がしますね。そして載せられている患者さんたちみんなの同意はちゃんと得ているのかと疑問に感じました。

なおこの作者さん、浦河で丘の上のご自宅に若い女性患者さん(もちろん酒を飲まない方がよい病気の方)数名をよく招きワインを振る舞われていました。患者さんの病気が当然悪化し、確か関係者から厳しく注意を受けられていました。

現状を知るひとりとしてこれ以上妙な幻想を世間に広げたくなく実体験をコメントしました。地道に悩みながらも毎日診療すること以外王道はないです。特別な医師もいなければ、特別な場所もないです。
 
 
とても興味深い本でした。小さな町の小さな精神科診療所で繰り広げられる患者とスタッフとのやり取り。それが目には見えない何とも不思議な時間の積み重ねなのです。百年、二百年先を見て社会を変えていこうとする策略家の先生に、知らず知らず巻き込まれている人と地域の物語。精神病にかかわりのない方にも是非読んでもらいたい本です。読み終わったとき、スッと心が軽くなっていますよ。                     (ノンコ)
 
 
今の日本では、数十年も入院している精神障害者がいることが、大きな課題。
「治したくない」とは、精神障害者を健常者にするという発想への疑問である。
「病気のあるなしにかかわらず、わたしたちは誰もが弱さや問題を抱えていて、なおかつ日々をどう過ごすか、どう生きるかを考えなければならない。そこを一緒に考えることらはじめよう」。
 
大事なのは自分を誇ること。
そして自分と和解し助けを求めることだ。
それは時間のかかる入り組んだ作業なのだ。
手抜きして、自ら命を絶ったりしてはならない。
 
 
 
 
 
 

 


神奈川県内で新たに男女6人の感染を確認 うち5人は経路不明

2020年06月28日 03時15分37秒 | 社会・文化・政治・経済

 神奈川新聞  2020年06月26日 05:00

 新型コロナウイルス感染症を巡り、県内で25日、新たに男女6人の感染が確認された。いずれも軽症で、うち5人は感染経路不明という。入院中の男性2人の死亡も明らかになった。

 川崎市で感染が確認されたのは、10代の男子大学生。市によると麻生区在住で県内の大学に在籍、2月から通学していないという。

 横浜市では、30代と50代の女性2人の感染が判明。30代女性は東京都内に住む感染者の濃厚接触者という。また、藤沢市の20代男性会社員、伊勢原市の30代男性会社員、厚木市の10代女子大学生の感染が明らかになった。

 亡くなったのは50代と80代の男性。県と横浜市によると、50代男性は海老名市在住で、当初は軽症だったが症状が悪化した。80代男性は院内感染が起きた湘南泉病院(横浜市泉区)に入院しており、同病院の死亡者は5人となった。


7歳女児にわいせつ容疑、伊勢佐木署が59歳男逮捕

2020年06月28日 03時05分58秒 | 事件・事故

強制わいせつ

神奈川新聞  2020年06月26日 21:15

 伊勢佐木署は26日、強制わいせつの疑いで、横浜市中区、無職の男(59)を逮捕した。

 逮捕容疑は、21日午後3時50分ごろ、同区内の駐車場で市内に住む小学2年の女児(7)にわいせつな行為をした、としている。容疑を認めているという。

 署によると、周辺の防犯カメラ映像の解析などから浮上した。女児とは面識はなかった。女児から被害を聞いた母親が署に相談していた。


 

女子高生の悲鳴に母動く 強制わいせつ容疑の男を発見、交番へ突き出す

2020年06月28日 03時01分43秒 | 事件・事故

配信

神奈川県警逗子署は27日、強制わいせつの疑いで、逗子市山の根、アルバイトの容疑者(20)を逮捕した。  
逮捕容疑は、26日午後8時40分ごろ、同市内の路上で近くに住む高校2年の女子生徒(16)の下半身を触った、としている。容疑を認めているという。  
署によると、女子生徒の悲鳴を聞いた母親が現場周辺を捜し、同容疑者を発見。女子生徒とともに交番に連れて行ったという。

神奈川新聞社

 

【関連記事】


横浜で検査後帰省の息子、母は家に入れずテントへ 熊本でコロナ陽性判明

2020年06月28日 02時56分31秒 | 社会・文化・政治・経済

配信

熊本県は27日、横浜市で新型コロナウイルスの検査を受けた飲食店員の10代男性=同市=が、同県阿蘇市郡の実家に帰省後に陽性が判明したと発表した。横浜市は男性に自宅待機を指示していたという。

【動画】「涙が出た」コロナ終息願う動画、ネットで話題に

県によると、男性が実家の玄関先で母親に「感染者との濃厚接触があり検査を受けた」と告げると、母親は家に立ち入らせず、敷地内の納屋にテントを張って過ごさせたという。  

男性は22日に発熱とせき、のどの痛みを発症。25日に横浜市で検査を受けた。26日に羽田発熊本行きの航空便で移動し、友人の車で実家に戻った。陽性確認は同日午後6時。27日午前、横浜市から県に報告があった。  

現時点は無症状。熊本県内の病院に入院した。友人は陰性が確認された。(古川努)

西日本新聞社

 

【関連記事】