富山ジュニアアスリートクラブ

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1月10日 第8回目の冬期強化練習

2009年01月10日 | 平成19~30年度の活動
新年1回目の練習、みなさん寒い中お疲れ様でした。
ほぼ全員参加で、みなさんの今年の意気込みを感じました
春に笑顔になれるように頑張っていきましょう

練習メニュー
①W-up
・JOG競技場の外回り2周
・ラダートレーニング
・2人1組のストレッチ

②ジャンプトレーニング

③W-down
・体操
・ストレッチ


今日の練習メニューは、富山商業高校の林先生に来ていただいて、ジャンプトレーニングを中心にやりました。
去年にも1回やっていますね。
今回の内容も難しいものでしたが、とても中身の濃い練習でした。
正直、練習内容を見て「これは今日のブログは苦労しそうだ・・・」と思いました。
自分は跳躍が専門外なのと、前半の練習は所用で席をはずしていたので、練習の説明が難しいと思ったのです。
しかし、なんとか自分なりの理解のもと、ポイントをしぼって説明します。

ジャンプトレーニングは名前のとおりジャンプの練習ですが、走り幅跳びや三段跳びだけの練習だと思っていませんか?
「自分は短距離の選手だから、跳躍系の練習はあまり関係ないや」とは思わないでください。
今日の動きは、短距離の動きにつながることがたくさんありました。

まず、「骨盤をたてる」という言葉を何回も聞いたと思います。
骨盤とはどの場所かわかりますよね?
骨盤が寝ている状態というのは、腰が引けていて、背中が曲がっている状態です。
この状態では、ももが上がらず、足が後ろに流れてしまいます。
ジャンプのときでも、着地のときに体が潰れて(つぶれて)しまいます。
しっかりと骨盤をたてる意識を持ってください。

次にジャンプについてです。
ジャンプするときは膝の動きを使いますが、膝の動きだけでなく、地面に対する反発力を使うともっと高く跳べます。
この反発力とはボールが跳ねるようなことを言いますが、固いボールは高く跳ねます。
つまり、自分の体を固くする=先ほどの「骨盤をたてる」状態、がしっかりできていると、地面の反発力が使えるわけです。

三段跳びという競技をしっていますか?
「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3回ジャンプで砂場に入ります。
この「ホップ」「ステップ」のときに、骨盤をたてる姿勢をつくらないと体が潰れてしまうのです。
スピードが上がると、なおさら潰れやすくなります。
さらに、足の筋肉やスピードだけで跳ぶには限界がありますので、地面の反発力も使います。
地面の反発力だけはありません。
腕の使い方、体のバネ、リズム、地面を蹴る力・・・とたくさんの要素があります。
これを短距離に例えてみましょう。
速く走るためには、足の筋肉だけは限界があります。
走るフォーム、スタートのやり方、腕の使い方、ポンポン走のときに使う地面の反発力,地面を蹴る力・・・などがあります。
三段跳びと共通していることがありませんか?
短距離の選手でも、今日やったジャンプトレーニングがすごくうまい人がいます。
そういう人は速いです。

陸上競技は、筋肉と体力さえつければ速く走れる、というのは大昔の話です。
いかに効率よく走れるか?
効率よく走るためにはどうすればよいか?
これを追及していかないと、これからは速くなれません。
体だけでなく、頭も使ってください。

最後の挨拶で林先生がおもしろいことを言っていましたが、人と同じ練習をしていては速くなれません。
自分なりの工夫と努力が必要です。
そのひとつとして、鏡で自分の動きを見ることです。
家にある鏡の前でもかまいません。
鏡がないのなら、大きな窓ガラスでもいいです。
そこで自分の動きを見ながらやると、上達できるでしょう。

私が現役時代に走っていた競技場のホームストレートは、窓ガラスに自分の走っているフォームを見ることができたので、いつもチェックして走っていました。
自分の動きは、自分ではわかりません。
ビデオに撮ってもらうのもいいかもしれませんね。
たぶんそれを見て、「自分はこんな走り方をするんだ」と思いますよ。
それがよい走りか、悪い走りか、自分なりに追及していってください。

それでは、次回17日の練習もファイトでいきましょう




薄暗いために写真はうまく撮れませんでした



平成21年度の富山JACの開講式は、4月13日(月)の予定です。
3月ごろから、メールにて入会受付をします
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