ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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東北ツーリング その2

2012-06-20 17:39:00 | ノンジャンル
こんにちは。

昨夜は台風で、家が揺れるほどでした。

ももちゃんはいつもながら、窓の外の風の音に怯えて、尻尾を股の間にしっかりと挟んだまま身じろぎもしませんでした。

今朝目覚めてみれば、ベランダの犬小屋が吹き飛んでおりましたが、それ以外は何事も無いようです。

とは言え、どちら様にも、穏やかに過ぎておられますように。


さて、定休日の本日は、朝からあちらこちらとやっつけ仕事でした。

それを終えて、ようやくただいま(午後6時)、こうしてパソの前に向かっております。

では、ツーリング二日目。


日光の初めての夜を過ごして目覚めたのは午前4時。

早起きはいつものことですが、なぜか大変気持ちが悪くて、吐き気がする。

そういえば前夜は、寒いなぁ・・・と思いつつ、床に入り眠りについたのね。

あら~・・・旅の初日で、風邪を引いてしまったかしらん? これはまいったなぁ・・・と思いながらも、次の移動が待っております。

なんとかなるところまで行って、その時はその時と腹をくくって、5時出発。

ユースホステルは、基本的にはチェックアウトの段取りは必要ないので、使ったシーツと枕カバーだけ玄関に置いて、勝手に出ていきます。
(もちろん、その旨は前日のうちに伝えてあります。そして、来た時と同じようにお部屋はきれいにしていきます)

亀太郎にまたがりまして、今日の目的地、仙台へ向かいました。

気持ちが悪いので、途中走りながら何度もウゲェ~とえづきつつ(えづくってわかるかな?)、さりとて胃の中は空っぽなのでなにもでません。

そんなことをしながら、東北自動車道のPAで休憩。(7時過ぎくらいかな?)



朝の早い時間ながら、食堂が開いていた。

気持ちは悪いけど、食欲はある。

ということで、ラーメンを食べてみたよ。(写真なし)

・・・うまいっ!

その後、気持ちの悪さは吹き飛びますた。

そこで気がつく・・・

どうやら、二日酔いの軽い奴だったようですね。

前夜、大して飲んでいなかったつもりでしたが、環境の変化に体が順応していなかったようです。

そして、これを教訓に、以後酒量はがくんと落ちます。

ただ、あたしはアル中ではないということが、証明されて嬉しい。

朝一のラーメンで、すっかり機嫌がよくなりまして、再び亀太郎と北上。

今日もお楽しみはこれからなのだぁ~!


長い道中、この日も曇り空で、やはりここまで来るとずいぶんと気温は低くて12度前後。

しっかりと防寒をしながら、こんなふうに休憩。



あったかい缶コーヒーがありがたいのです。

やがて、仙台が近くなってきましたのが午前9時。

実はこのそばに、天下の名泉「秋保温泉」があるのだよ。

高速を外れて、少し西に進路をとって、やがて秋保温泉につきました。

地図の上では、ここに「共同浴場」が印されている。

それは多分、地元の方々が集う浴場のことではないかと目星をつけて、ナビ子ちゃんに案内を頼みましたら・・・ありました。ドン



思ったとおりの佇まい。

そして、有難いことに、朝の8時からの開店だったようです。

入口のおじさんに、「入れますか?」と聞けば、「はい、300円」と言ってくれました。

300円を払って、どこからどう見ても異邦人のアタクシ、温泉に入ります。

ザブ~ン・・・あぁ・・・きもちえぇ・・・

冷えた体に、それはたいそう気持ちが良いのでありました。

たまさかあたし一人でしたので、記念撮影。



水戸黄門の由美かおるをイメージしていましたが、入口のドアにピントが合ってしまったようで、サービスショット不発。(いらん?)

のんびりと温まり、さて次へと向かいました。

宿泊地は仙台ですが、今日はまず、海沿いを走ります。

今回のツーリング目的の一番は、先の地震と津波の被災地を現場で見ることです。

その最初に訪れるのが、松島近辺。

ズンドコと走りますと、ドン



日本三景の一つ、松島が現れました。

これが松島か・・・と思いはしましたが、あまり感動はない。

海沿いの景色としては、例えば紀伊半島あたりの景色も、似たようなものかなという印象です。

そして、幸いだったのは、聞いてはいたものの、津波の被害はそれほどではなかったということのままに、街はいたって穏やかでした。

せっかくですので、名所と言われるところには立ち寄ってみます。



こんなところを通って、



こちらが、五大堂。(いわれはよく知りません)

そして、有名な瑞巌寺。(の入口)



ただ、



本堂は地震の被災で、修理中。

震災の爪痕を垣間見た気がしました。

お祈りをして、周りのあれこれも拝見しました。

お昼ごろだったので、そこらへんにいたタクシーの運転手さんに「美味しいものはないですか?」と尋ねてみた。

すると、「そうだねぇ・・・カキとウナギが有名なんだけどねぇ・・・今は何を食べても一緒だよ」とおっしゃる。

つまり、震災のあと、取れるはずのものが取れなくなって、地場のものは食べられなくなりましたと言っていたのであります。

別にカキとウナギでなくても何でもよかったのですが、そう言われると食べる気が失せまして、次の目的地へ移動。

次は、鹽竈神社へ向かいました。

ここは、奥州の一の宮。

奥州へお参りに来て、ここは外せぬだろうとそれは当初から思っておりました。

で、ドン



さすがに立派な神社でした。



山門も立派です。

で、本堂。



しっかりと祈りまして、そのお隣のお社にもお参り。

こちら、志波彦神社というらしい。



多分こちらは氏神様ですね。

あまねく穏やかでありますように・・・


さて、松島界隈はこれで終了ですので、いざ仙台市内へと向かいました。

まずはこちら、



ご存知、伊達政宗さんのいました仙台城(青葉城)跡。

こんな方にも、お目にかかりました。



「ワシは、伊達家家臣、なんちゃらかんちゃらじゃ」と自己紹介されましたが、覚えられませんでした。

名古屋のなんとか武将隊と同じですね。

他にも、足軽の方がおられましたが、それはそれは観光客の方々に気を配っておられまして、若い人たちでしたがあたしは感心して見ておりました。

皆さん、仙台のために、頑張ってください。

(ちなみに、この方々と写真を撮るときは、ハイチーズの代わりに、ズンダ餅~と言うのでつ)

城内には、こんな神社もありましたので参拝。



県の護国神社でした。

そろそろ良い時間となりましたので、今日の宿へと向かいました。

本日はこちら。



エスポール宮城ユースホステルという名前ですが、県の青年会館が兼業をしております。

中はビジネスホテルと変わりませんね。

官庁街のど真ん中にありました。

ここはレストランがあるということで、今夜はここで食事です。

で、6時になりましたので、食事タイムです。

ドン!



ユースの夕食は、予約がいります。

したがって、どの程度の食事がでるのかは、予想をして予約しないといけません。

基本的にあたくし、場末の定食屋みたいなところがあれば一番ですが、さもなければ昨日みたいにコンビニで調達するのもOKなのだ。

ただ、ここの場合、事前の謳い文句で「旬の食材を使い・・・」と書いてありましたので、予約をいれたのであります。

で、写真をご覧あれ。

トンカツにブリのてりやき。

旬のブタと旬のブリに違いない。

美味しかったけどね。

ここで気がつく・・・あぁ、今日はお昼を食べていない。

ということで、ご飯を4杯お代わりしますた。

苦しいほどにお腹いっぱいとなりまして、仙台の夜はすぎていったのであります。


本日の走行距離 350km

二日目、おわり。