佳い日です

こんばんは。

ひどい二日酔いを過ぎた本日、大変穏やかな朝を迎えました。

あまり時間はありませんでしたが、年寄りの面倒を見たあと、一周だけ久～しぶりに任坊山を歩きました。

すれ違う年配のご夫婦に挨拶をすれば、

「今日は穏やかですね」

と返していただきました。

本当に穏やかな佳い朝でした。


お陰さまでその後じいちゃんは落ち着きまして、順調に生きながらえております。

さすがダイ・ハードのじいちゃん。

どうぞどうぞ、そのまま幸せな人生をお過ごしくださいますように。


重力に逆らえず、すっかりと背骨が曲がってきたばあちゃんもお陰さまですこぶる快調です。

それだけでありがたいのです。


と言いつつ、先日のこと・・・

じいちゃんにこんな歌を贈りました。


厳しさに　行く人の無き　この道の

遥かに見える　高き老木


芭蕉LOVEのじいちゃんに、芭蕉さんの辞世の句と呼ばれるものを本歌取りしてみたですが、どうやらじいちゃんはわかってくれたらしい。

それと対歌ににして、ばあちゃんにも詠みたいと思ったのさ。


たらちねの・・・

たらちねの・・・

枕詞こそ浮かびますが、あとが続かん。

つい頭に浮かぶのが、いつも人を頼りにしてアレコレと用を言いつける姿ですのよ。

たらちねの・・・クソババァ・・・

・・・５７５にもなりませんで、ばあちゃんへの歌は後日といたします。


弱る姿を見せるじいちゃんには優しい心が働く一方、体こそ動かぬながら元気なばあちゃんには、あたしの心はつい居丈高になるようです。

・・・修行が足らんなぁ・・・

年寄り二人に、修行させてもらっております。

ありがとうございます。