あっという間に、１０月。

こんにちは。

タイトルどおり、前回からまた一週間があっという間に過ぎて、なんと１０月突入です。

だんだんと商いの書き入れ時にも入り、いよいよ稲刈りが来週の予定です。

成人式の準備もぼちぼち始めないといけませんし、気持ちが少しだけ急いた感じがあります。

こればかりは、歳を重ねても変わらんあたしのようです。


この頃のこと、同級生が急逝した。

肺ガンとわかって、一年持たなかったようだ。

その報があまりに突然で、少なからずショックでした。

元気が良くて、酒飲みで、タバコが好きで・・・

ハゲを隠して、アデランスまでしておしゃれしてた男でした。


毎年のこの時期のことながら、「いつもどおりである」・・・と心から落ち着けないのは、かえって歳をとり、そんな出来事を目の当たりにしたせいかもしれません。


今朝のニュースでは、県内のお米の作柄状況は例年とほぼ同様だといっていました。

昨年は、週末ごとに雨が降り続いて、当初からひと月も遅れて、ようやくに収穫したことを覚えています。

今年は早々に水を抜いて備えたつもりですが、稲の倒伏もあって、田んぼがまだぬかるんでいます。

あと一週間で、何とか地面が乾いてくれると良いのですが。


今日のこと、明日のこと、一週間後のこと、来年のこと・・・

逝った彼は、何を思っていたのだろう？・・・と、ふと魂が飛んでいきそうな気がしています。


それでもね、また心を今ここに戻せば、そばで次男がゲームをして喜んでいたり、ばあちゃんの手を握れば、わずかな余力で握り返してくれたり、そんなことが光を帯びて見えたりします。

それがあたしの目の前にあるものなのだ。


行く月に　方位切なし　砂漠行

（ゆくつきに　ほういせつなし　さばくこう・・・父がゴビ砂漠で詠んだ句です）

・・・

ありがとうございます。