ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

春だ!キャンプだ!イワナへGO!

2022-04-06 10:19:00 | ノンジャンル
おはよ。

一昨日、天気予報では、その翌日と次の日は、大変天気が良くて暖かいという。

たまさか定休日の上、次男もお泊りで留守だ。

う~む・・・行くなら今だな・・・

そう思って、まずはイワナの所有者の直木さんにメール。

「明日、イワナの軒下をお借りするかもしれませんが、よろちんこ。」

すると、早速にお返事が来た。

「どうぞ。ハンターで来るの?」

「いや、さすがにそれは無理。」


と書いたら、チキンの絵が送られてきた。

・・・まぁ、ええわい。


明けて翌日、午前中、竹番長でコーヒー飲んで、11時ごろ出発。

およそ半年ぶりくらいのイワナでキャンプです。

いつもの通りの道を進んで、2時間ほど走って揖斐川町に入ると、



オォ!流石は春真っ盛りで、山桜まで美しい。

ただ、山の頂上付近には、まだが残っている。

そんな予感はあったので、毛布まで積んできましたがね。

だからふみえちゃんでは、無理なのでした。


やがて、ふじはし道の駅、到着。



お山に入る前のみそぎと思って、藤橋温泉で体を整えた。

(というのはウソで、ここの温泉に入ってからのビールが楽しみなのでした)


すっかり気持ちも体も和らいで、そこからすぐのイワナへ向かう。

本道からイワナへ向かう道に入ると、落石がゴ~ロゴロ。

かつてこれで、直木さんはパンクしたこともある。

(その時は、丸ちゃんが救出に向かった)

それを知っているので、ゆっくりと慎重にフリードを走らせた。(大変怖い)

それでも無事にイワナの駐車場までくると、

なんと!ハイラックスが止まっていた。

そして、彼はいた。



(普通の写真が嫌いらしい)

改めて、今日お世話になることのお礼を言って挨拶をした。

しばらく前から来て、家の周りの枯草の除去をしていたようだ。

一輪車には、それが山となっていた。

あたしの顔を見るとその手を止めて、玄関のベンチにビールを持ってきてくれた。

穏やかな陽気のイワナの森で、しばらく二人でビール飲みながら談笑。

しきりに彼は、独り者のあたしに、奥さんのミズちゃんの自慢をしていた。

今夜お世話になるあたしは、黙って聞いていた。


さて、3時ごろかな?

直木さんは帰って行った。

明日もお仕事で京都だという。

お忙しいところ、わざわざありがとうございました。

心の中で、合掌しました。


さて、そこからいそいそと今夜の準備。

テントを張って寝床を作り、そばの山から薪を拾う。

・・・できた。



焚火も申し分ない。



途中のコンビニで、酒は万全だ。




とりあえず落ち着いたので、そばを散策。

冬の間、今年は特に雪が多かったようで、今日は21度まで気温が上がったそうだが、ここではまだまだ雪が残っていた。



先月に直木さんがスノーシュー履いてここに来た時見つけたという鹿の残骸もあった。



何の因果かわかりませんが、恨むでないぞと念じながら、心経唱えたりました。

合掌。

今夜クマに襲われても、あたしは恨みません。(クマ、来ないでね)


さて、腰を落ち着けて、飲む。



今日は、本棚から、こんなご本を持ってきました。



で、開けてみて驚いた。



・・・タイミング、良すぎじゃね?

(あたし、こういうことがたまにあります)


そんなして、ホロホロとしながら、この地のコロンを楽しんでみました。



今日は本当に暖かくて、ありがたい。


やがて、陽も落ちてきた。

家から持ってきたラーメン食べて、外は真っ暗になるから、7時前にはテントに入る。

やることないから、ラジオを点ける。

が、ここはイワナ。

スマホはもちろん圏外になりますが、ラジオの電波も大変弱い。

それでも何とか入る電波を見つけて、テントの中で聴く。

それがちょうど東海ラジオで、中日×ヤクルト戦だ。



ひどい雑音と、聞こえたり聞こえなかったりする音声の中、6対3と聞こえた。

が、どっちが勝っているのかわからない。

・・・妙に興奮するおじいちゃん。

が、電波が強くなった時に、中日が勝っていると知る。

おぉ!ここにきて、やるではないか中日!

そう思っていたら、また雑音にかき消されていく中継の声。

またしばらくして、ホームラン!の声を捉えた。

どっちだ!どっちが打ったんだ!

そうしてしばらく間があって、次に聞いたのが、それはヤクルトの同点弾だった。

ぎゃー!あかんやつやん!

と思っていたら、またしばらくして、ホームラン!

ギャー!逆転か?!

と思っていたら、なんとそれは、

石川君のプロ初ホームランで7対6の勝ち越し弾でした。

それからワンカップ飲みながら、直木さんがくれた昆布のおにぎり食べながら、最後まで聞いて、中日見事勝利!

今度石川君に会ったら、寿司でもおごってやろう。(あほ)


さて、外はすっかり闇の世界となりにけり。

怖いくらいに暗いのですよ。

それでも、オシッコして、寝る。


時々ガサっとかペキペキとか音がするのは、どうやら隣のガケから、小石が落ちてくる音みたい。

マミー型のシュラフの中で、それが聞こえるたびに、小さくドキッとします。

あんまり体にはよくないですが、これを求めてここに来ているあたしだったりもします。


半分寝たような起きているような時間が過ぎて、それでも3時ごろかな?

やっぱり寒いですので目が覚めた。

熱いコーヒーでも飲もうと思って外に出た。



息も真っ白。

体感温度、2度。

寒いわ。


上着を重ねて、それでもコーヒー沸かして飲みました。


テントに戻って、シュラフにくるまってゴロゴロしていると、テントの外が明るくなってきたのがわかる。

夜明けかな?と思って時計を見ると、5時過ぎ。



山の中は、明るくなるというだけで、安心できるものですの。

でも、外は寒いので、テントの中で買っておいたパン食べました。


6時前くらいに、撤収完了。

さて、帰ります。



入り口の鎖をかけて、お礼。

一晩お世話になりまして、ありがとうございました。


8時過ぎには、無事帰宅。

夜露に濡れたテントとシュラフを干して、録画していたカムカムエブリバディ見て、とりあえず下界に戻ってきたことを実感しました。


ボーっと過ごしてばかりのおじいちゃんですが、たまにこうして、根源的なところで緊張するのも大事だと思っています。

素敵な一日でした。

直木さん、お世話になり、本当にありがとうございました。



(普通の顔が、できないみたい)