ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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久しぶりのイワナは、やはり楽しかったのだ。

2022-10-20 12:04:34 | 

こんにちは。

なんだか急に寒くなりましたね。

どちら様も、どうぞお体お大切に。


さて、16日だったかな?

丸ちゃんから突然メールが来て、「18日に、イワナ、どうですか?」と連絡が来た。

久しぶりでもあるし、そろそろ山のコロンも懐かしいと思っていたところで、ちょうど次男がお泊りで留守。

これは行くしかないでしょうと思い、返信。

そして、いざ18日を迎えて、春以来のイワナで一泊します。


10時ごろ出発して、さすがに朝晩が冷えると思ったので、今回はテントなし。

で、順調に進みまして、12時半ごろ藤橋到着。



大変良い天気です。

まずはここで、みそぎを兼ねて温泉を楽しむのでした。

・・・身も心も、綺麗になった気がします。


そしていよいよ、イワナ着。

・・・いた。



宿の当主の直木さんが、いつもながらに早く来て、お部屋の掃除などしてくれていたらしい。

そして、



丸ちゃん。

相変わらず、キャンプ道具を満載にして持ってきて、トライポッドを組み立てていた。

ありがとうございます。(あたしのために…)


そんなあたしもお手伝いをしながら、屋外のいろいろの設置が完成。

まだ、日は高い。

そこで、直木さんが動いた。

「じゃぁ、そろそろやろうか?」

何をするかというと、こちら。



冗談だと思っていたら、本当にこれを買ってきた。

で、今からこれを仕掛けるのだという。

・・・

聞いた丸ちゃんが、「ぴかさん、やります?」と、ウェーダーを手にしながらあたしに聞いてきた。

その時の丸ちゃんの、どうにも気乗りのしないやるせなさが満ちたお顔が、あたしは印象的でした。

そしてあたしは、「やりません!」と、ハッキリと答えました。(おじいちゃんは、無理はしない)


二人ウェーダーを着こんで、いよいよ川の中へと進んでいきました。



実は丸ちゃん、脊椎間狭窄症で、左手がしびれています。

それを知っている、直木さんとあたしです。

鬼のような私たちでした。(丸ちゃん、頑張れ)




この日のイワナは、素晴らしく天気が良くて、それはそれは気持ちの良い日でした。

そこで、最近水泳で鍛えて、痛風も治ったと豪語する直木さんが、ずんずんと川の中へ入っていった。

例の「もんどり」を持って・・・

あとに続く、かわいそうな丸ちゃん。

そして、それを写す、冷徹なP。


川へ降りた近いところで、二人が仕掛け始めた。



仕掛けの仕組みは理解しているので、それに沿って川に備えようとするのだが、やってみるとやはりそれは案外難しい。

四苦八苦する二人。

それを、内心笑いながら見ているあたし。(鬼畜)


で、そこではうまくできないことがわかったので、もっと上流へと向かって言った二人でした。



ここより先は、あたしはついていけないので、宿に戻って設営の準備をします。



竈に火を入れ、焚火が完成。

そうこうしているうちに、二人が戻ってきました。

丸ちゃん、川で転んだらしい。

ウェーダーの中まで、水が入っていました。

かわいそうな、丸ちゃん・・・再。


それでも仕掛けはできたそうで、着替えてみんなで宴の開始です。

早速に丸ちゃんが、シイタケのチーズ焼きと、ベーコンとアスパラの串を持ってきた。



いつもながら、心づかいがお見事です。

丸ちゃん、ありがとう。

そして、直木さんは、鍋を用意してきたと言って台所へ。

そして、両手で持ってきたのがこちら。



みずちゃんが野菜まで切ってくれて用意してくれた、赤から鍋。

「ニラは最後に入れたんだ」

と言いながら、その鍋を置いた。

とてもおいしそうである。

あたしはと言えば、家に牛肉があったので、それでささやかな焼肉。

こうして、それは豪華なテーブルとなりました。



ビールの2・3本を皮切りに、直木さんが焼酎と日本酒を持ってきた。

それを、グラスにドバドバと入れて、二人で飲む。

「どの程度で割ったらいいのかわからない」

といって、焼酎をドバドバ注ぐ。

言われるがまま、あたしはいただく。



陽も落ちて、電気が灯るころには、焼酎が空になって日本酒に突入。

直木さんが、鍋に水を入れて、コンロに乗せた。

「これで、燗を付けるのだ」

日本酒をしっかりと注いだグラスをそのまま、お湯の中へ。

そして、それを渡してくれた。

渡されるがまま、それをいただく。

彼は彼で、自分で飲んでいる。

自分で、酔ったわぁ~と言いながら、飲んでいる。

やがて、



彼は・・・壊れた。

(ちなみに丸ちゃんは下戸なので、まったく素面。かわいそうな、丸ちゃん・・・再々)

それでも、あたしも大変酔いまして、大変楽しい宴でした。


さて、寒くなってきたので、屋内へ移動。

丸ちゃん、今回も電気カーペットを持ってきてくれた。

その上で、多分みんなでゴロゴロしていたのだろう。





なんとな~く、話した欠片は覚えているが、このあたりから記憶がなくなっていったのですね。

そして、いつ寝たとも知らずに、あたしは朝を迎えるのでありました。

・・・あぁ、自分が怖い。


明けて、6時過ぎくらいかな?

体内時計通りに目が覚めた。

直木さんも、目覚めていたようだ。

もそもそと起きて、酒が大して残っていないことに安心した。

彼も、元気そうである・・・よかった。


あたしがコーヒーを出すと、丸ちゃんが焼いたパンを出してくれた。

あぁ・・・おいち。


そうしてしばらくしたら、ヤツがまた動き出した。

「魚を捕ってくる。ぴかさんは何匹食べる?」

と、不敵な顔をして言った。

「じゃ、一匹で」

と答えると、またぞろ丸ちゃんとウェーダーを履いて、川に向かっていった。



かわいそうな、丸ちゃん・・・数えきれない。

そして、



それでも仕掛けを取り上げたらしい。

戻ってきて、彼は言った。

「もんどりの魚を捕らえるところは、口を閉めなくてはいけないところ、開けっ放しであった」・・・と。

それを、変わらない柔和なお顔で、丸ちゃんは聞いていました。




朝日の射す、美しいイワナの光景でした。


さて、9時になり、あたしはお暇しました。

二日間、直木さん、丸ちゃん、本当にありがとうございました。

毎度ながら、おいしく楽しい、イワナでした。

これに懲りずに、また遊んでください。

ごちそうさまでした。

本当に、ありがとうございました。