おはよ。
一週間のご無沙汰です。
玉置宏です。
↑・・・わかる人が、段々減っていった。
すっかり春の陽気になりまして、花粉症の方には申し訳ないと思いつつ、あたしは大変気持ちが良いこの頃です。
そんな中、ワールドベースボール大会がありまして、期待の日本チームが、それはそれは感動的な試合を見せてくれています。
次男ともども、楽しみに観ました。
昨夜なんぞは、闘志むき出しというのか、野球というチーム戦の個のありようを、大谷選手とダルビッシュ選手が先陣を切って披露しまして、あたしはそれに感動した。
大変良い試合でした。
さて、回想。
久しぶりに、次男と外飲み。
次男が行きたいというのと、このところのコロナの落ち着きもあって、出かけてみた。
大変楽しそうな次男とあたし。
次男も無茶には飲まないから、あたしは安心しています。
酒は、良い。
美味しいお酒でした。
長女からの動画を、お母ちゃんが送ってくれた。
お遊戯会というのか?これ、なんていうんだっけ?
園児が、トトロのマーチをみんなで演奏しています。
流れる音に合わせて、みんながカスタネットや太鼓をたたきますが、孫2号は、大太鼓担当。
お母ちゃんによれば、体が一番デカいからではないかということでした。
リズムよく、練習通りに大変上手にたたきました。
今度会ったら、誉めてやろう。
元気な様子が、嬉しいおじいちゃんでした。
そのままズンドコと、幸せに向かってください。
営業日は事務所にいることが多いですが、蜘蛛の巣商売ですので、お客様が来ない限りは好きなことをしています。
パソコンで映画を観たりするしますが、どうしても印刷された文字というのか文章にも触れておきたいという欲求がどこかにある。
たまに漢字を書こうとして、文字が出てこないこともあるから、おのれの頭の体操にもなるかもしれん。
そんなことを思いつつ、かといって、数年前に大量な蔵書を処分したくらいだから、本屋で新刊を買うつもりもあまりない。
ということで、それでも残っている本があるから、それを引っ張り出してきて、読んでいます。
これ・・・高校生くらいの時の文庫本が残っていた。
巻末に、昭和48年 六版発行 と書いてある。
あたしが33年生まれだから、15歳くらいに買ったのかな?
そんな懐かしいご本でした。
紙はすっかり茶色くなり、文字の大きさも、今のと比べてなんとなく小さい気がする。
そして何より、書体がなんとも古めかしいのでありました。
当時大人気だった、遠藤周作の狐狸庵シリーズ。
よく読んだなぁ・・・という思い出がよみがえるのでした。
内容を覚えているはずもないですので、大変新鮮に再読しますが、例えば出てくる人名に、吉行淳之介とか瀬戸内晴美なんて出てくると、ほのかな郷愁さえ浮かんでくるのですね。
そして、しっかりした文人が書くものだから、よしんばそれが大変くだらないことであるにせよ、その文体の香りはさすがなのでありました。
字が小さいから、案外読みづらく時間がかかりますが、それもまた楽しんで読み進めております。
後年「沈黙」という傑作を書き上げた作者の、若いころのエッセイ。
しょうもない、アホなお話の数々ですが、改めて、本は良いと思っています。
このごろの陽気の中、田んぼでは生き物たちも蠢動を始めています。
いつもですと、一目散に視界から逃れて草むらに隠れますが、この時は何やらのんびりとしておりましたこちらのキジ。
お前も、のたりと穏やかにお過ごしください。
そんなこんなの一週間でした。
東北震災忌もあり、未だウクライナは戦闘が続き、米中はきな臭い。
野球で感動しつつも、平和というものが当たり前ではないということも、感じておきたいと思うおじいちゃんです。
あまねく、穏やかでありますように。