こんにちは。
定休日二日目。
昨日は、大好きな林直木さんに誘われて、彼の別荘の「イワナの森」に次男と出かけました。
以下、回想。
2月14日。
バレンタインデーですが、独身のあたしに用はない。(号泣)
たまさか久しぶりに次男の休みと重なりましたので、当初、温泉にでも行こうか?と話していました。
そうさな・・・長島温泉にでも行って、アウトレットモールで、何か買い物してもいいかな?と思っていましたところ、2日前にその林直木さんからメッセージが・・・
「水曜日(14日)、ボクは行きますが、イワナ来ませんか?」
いつもながらに、お心を配っていただいて、お誘いをいただきました。
イワナ・・・正式には「イワナの森」といいまして、彼の別荘です。
それが岐阜の山奥にあります。
夏に何度か訪れまして、それはそれは素敵なところです。
ただ、冬は雪が降る、積もる。
・・・
当初の温泉あたりでという計画もありましたので、行けたら行きますね・・・とお答えしました。
そして前日の夜。
次男に「林さんというあたしのお友達が、別荘にお誘いくださっているのだが、行く?」と聞いたら、「行く」と言う。
・・・う~む。
懸案事項としまして、あたしのフリードはノーマルタイヤです。
・・・
林さんに、早速お尋ねしてみました。
「ノーマルタイヤで、マジ、大丈夫ですか?」
林 「ボクなんて、FRの車の上にノーマルタイヤで楽勝ですよ」
(こののフラグに気づくべきだった)
大好きな林さんです。
・・・信じました。
明けて翌日。
10時に羽島のバローに集合と言うことで、次男と久しぶりにシルビア(近所の喫茶店)でモーニングを食べて出かけました。(ノーマルタイヤのフリードで)
定刻10分前、無事到着。
先着の林さんがあたしたちを見つけてくれて、やぁやぁとご挨拶。
その後、今回ご一緒します、丸ちゃんとタダスさんも合流。
さて、行こうか?
丸ちゃんのスタッドレス付きベルファイヤーに林さん、タダスさんを乗せて、あたしたちはその後を付いていきました。
(丸ちゃん、意外に飛ばします)
そこから約1時間。
だんだんと山に入っていきました。
・・・、道路に雪・・・のこっとるがね。
でも、ここまで来たから、行ける所までは行かないとしょうがなくなっています。
隣で次男が「危ない!」を連発しています。
お前の命は、お父さんが守る!任せなさい!
それから、イワナの森入り口まで、何とか無事到着。
がっ!
ここからが本当の試練でした。
道中は除雪がされていたのですが、そこから外れたイワナまでの小道は、雪深くて歩いていかないといけない。
それを承知はして、いずれのためと思って、スノーシューを自分用にだけ買っていました。
ただ、最悪長靴でも行けるんぢゃね?
と軽く考えていたあたしが馬鹿だった。
雪・・・70センチくらいあります。
そこを、雪中行軍します。
そんな時、大好きな林さんが、
「長靴では無理だよ、これを貸してあげよう」
と言って、わざわざご用意いただいたのだと思えるウエェーダーを取り出してくれました。
「ありがとうございます。では、あたしがそれを履かせていただきます」
と言ったところ、大好きな林さんは、
「雪をなめたらいかん。年寄りには無理だ。ボクが履くから、ボクのスノーシューを履いていきなさい」
と、やさしくおっしゃった。
(あたし還暦・・・直木さん51歳)
・・・
お言葉に甘えて、次男用にスノーシューお借りしました。
さて、林さん以外、ほぼこんな雪道は初めてのその他4名。
心優しい丸ちゃんは、今回用に得意のお料理を披露するべく、機材と食材をたっぷり用意したようです。
ただ、それをイワナまで運ばないといけません・・・徒歩で。
・・・
およそ100メートル行ったところで、その荷物・・・置き去りにしました。
運ぶのは無理だと判断したようです。
最小限の食材だけもって、ヒーヒーいいながら、何とかイワナ到着。
ちなみにあたくしと次男、あまりの雪に困惑しましたが、丸ちゃんたちに食材を運ぶのを任せましたので、先頭に立って、ラッセル(除雪)役だと思って、次男は4kgの水とあたしはすぐに食べられる軽い食材だけもって、ズンドコとイワナを目指しました。(300メートルくらいかな)
やがて無事到着。
途中、死にそうだった丸ちゃん。
相変わらず、あたしは高校の社会科の先生みたいだなと思っているタダスさん。(他意はありません)
そして、道中何度も嗚咽のようなため息のような「ぶはぁ~~~」と言っていた次男。
(彼が濡れているのは、汗です)
そして、しんがりにオーナー直木さん。
(すまん、画像取り忘れ)
こうして、無事全員、イワナ到着いたしました。
(エベレストを制覇したような顔つきのみんなでした)
チョット落ち着こうと思いまして、次男持参の水で湯を沸かし、持ってきたインスタントコーヒーで小休止。
そして、お昼を過ぎていましたので(イワナまでの雪中行軍、30分ほどかかりました)、疲れた体に鞭打って、丸ちゃんがキムチ鍋を作ってくれました。
・・・めっちゃうまかったぜ!
丸ちゃん、いつもありがとう!
(あたしはあなたが大好きです)
さて、実は、今回は次男への予定として、温泉に入ろうという計画でした。
ここに来る道中に藤橋温泉というのがありまして、帰りに是非そこはによって、渋滞を避けて、5時には帰ろうと予定していました。
そのため、着いてからどうだろう? 1時間ちょっとの滞在で、おいしい丸ちゃんの鍋を頂いて、皆さまにはお礼を申して帰ります。
(帰路も、大好きな直木さんのスノーシューお借りしました。助かりました、ありがとうございました。)
往路のしんどさを、帰路もと思っていた次男でした。
浮かない顔をしていました。
そして、親子二人で帰ります。
・・・
歩き始めて、気がついたらしい。
すでにラッセルされた道で、それも下り。
これまで一緒にお山に登ったから、彼にもわかると思って声をかけました。
「上るのは大変なんだが、下るのは楽なんだ」
その後、意気揚々と歩いた次男でした。
ふと、途中に置き去りにされたコールマンのBOXがあった。
二人で一緒に持ちながら、次男に声をかけて、出来る限りおろしました。
最後まではいけず、残念。
そして、車の置いてある元の場所に到着。
さぁて、あとは温泉に入って、帰るだけだぞ!
雪の残る、ところどころアイスバーンみたいな気持ちの悪い帰り道を10分後、藤橋温泉到着。
・・・がっ!
なんと!お風呂の修理中で、休業。
これには次男もショック!
こればかりは、しょうあんめい。
気を取り直して、帰路に着きました。
その後、予定通り、5時前に無事に帰宅。
車の中で、次男が言ったんです。
あたし「もういやだと思わなかったかい?」
すると次男は、
「楽しかった」
と答えてくれました。
あたしのとっては、何よりの言葉でした。
孔也くん
よく頑張りました。
お父さんは、きみを誇りに思います。
温泉が残念だったので、晩ご飯は外食。
すぐ近くのやたい寿司で、あの地獄のイワナからの無事の生還を祝って、二人で乾杯しました。
ボーっと過ごすのも一日ですが、こうして何事かあるというのは、実はとても面白い。
(さすがに毎日だとつらいかもしれませんが)
それを実感した一日でした。
声をかけてご縁を作ってくださった、大好きな直木さん(もう、ええかな?)
ありがとうございました。
あたしたちのために、ウェーダーであのきっつい道を歩いてくださいまして、重ねてお礼申します。
ご一緒いただいた、丸ちゃん、タダスさん。
楽しかったです、ありがとうございました。
また、遊びましょうね。
みんな、ありがとう~!!!
閑話休題
直木さんが、「冬のイワナに行くには、スノーシューが必要です」と言ったので、その時酔っていたあたしは、記憶がないですが、早速にアマゾンでポチリましたところ、それを見ていたらしい丸ちゃん(彼はお酒が飲めない)も、何を思ったか?スノーシューを買った。
・・・あたしは、こういうおバカが大好きです。
ここに至るまでの経緯で、敬愛するイワナオーナーの直木さんの言葉どおりに、ノーマルタイヤでのアタック、そして、徒歩での別荘までへの楽勝の道中を信じていましたが、さて、ここからは歩くぞというところで彼が放った一言。
「こんなひどい雪は、初めてだ!」
・・・
直木さん・・・
勘弁してください。
それでも、ありがとうございます。
定休日二日目。
昨日は、大好きな林直木さんに誘われて、彼の別荘の「イワナの森」に次男と出かけました。
以下、回想。
2月14日。
バレンタインデーですが、独身のあたしに用はない。(号泣)
たまさか久しぶりに次男の休みと重なりましたので、当初、温泉にでも行こうか?と話していました。
そうさな・・・長島温泉にでも行って、アウトレットモールで、何か買い物してもいいかな?と思っていましたところ、2日前にその林直木さんからメッセージが・・・
「水曜日(14日)、ボクは行きますが、イワナ来ませんか?」
いつもながらに、お心を配っていただいて、お誘いをいただきました。
イワナ・・・正式には「イワナの森」といいまして、彼の別荘です。
それが岐阜の山奥にあります。
夏に何度か訪れまして、それはそれは素敵なところです。
ただ、冬は雪が降る、積もる。
・・・
当初の温泉あたりでという計画もありましたので、行けたら行きますね・・・とお答えしました。
そして前日の夜。
次男に「林さんというあたしのお友達が、別荘にお誘いくださっているのだが、行く?」と聞いたら、「行く」と言う。
・・・う~む。
懸案事項としまして、あたしのフリードはノーマルタイヤです。
・・・
林さんに、早速お尋ねしてみました。
「ノーマルタイヤで、マジ、大丈夫ですか?」
林 「ボクなんて、FRの車の上にノーマルタイヤで楽勝ですよ」
(こののフラグに気づくべきだった)
大好きな林さんです。
・・・信じました。
明けて翌日。
10時に羽島のバローに集合と言うことで、次男と久しぶりにシルビア(近所の喫茶店)でモーニングを食べて出かけました。(ノーマルタイヤのフリードで)
定刻10分前、無事到着。
先着の林さんがあたしたちを見つけてくれて、やぁやぁとご挨拶。
その後、今回ご一緒します、丸ちゃんとタダスさんも合流。
さて、行こうか?
丸ちゃんのスタッドレス付きベルファイヤーに林さん、タダスさんを乗せて、あたしたちはその後を付いていきました。
(丸ちゃん、意外に飛ばします)
そこから約1時間。
だんだんと山に入っていきました。
・・・、道路に雪・・・のこっとるがね。
でも、ここまで来たから、行ける所までは行かないとしょうがなくなっています。
隣で次男が「危ない!」を連発しています。
お前の命は、お父さんが守る!任せなさい!
それから、イワナの森入り口まで、何とか無事到着。
がっ!
ここからが本当の試練でした。
道中は除雪がされていたのですが、そこから外れたイワナまでの小道は、雪深くて歩いていかないといけない。
それを承知はして、いずれのためと思って、スノーシューを自分用にだけ買っていました。
ただ、最悪長靴でも行けるんぢゃね?
と軽く考えていたあたしが馬鹿だった。
雪・・・70センチくらいあります。
そこを、雪中行軍します。
そんな時、大好きな林さんが、
「長靴では無理だよ、これを貸してあげよう」
と言って、わざわざご用意いただいたのだと思えるウエェーダーを取り出してくれました。
「ありがとうございます。では、あたしがそれを履かせていただきます」
と言ったところ、大好きな林さんは、
「雪をなめたらいかん。年寄りには無理だ。ボクが履くから、ボクのスノーシューを履いていきなさい」
と、やさしくおっしゃった。
(あたし還暦・・・直木さん51歳)
・・・
お言葉に甘えて、次男用にスノーシューお借りしました。
さて、林さん以外、ほぼこんな雪道は初めてのその他4名。
心優しい丸ちゃんは、今回用に得意のお料理を披露するべく、機材と食材をたっぷり用意したようです。
ただ、それをイワナまで運ばないといけません・・・徒歩で。
・・・
およそ100メートル行ったところで、その荷物・・・置き去りにしました。
運ぶのは無理だと判断したようです。
最小限の食材だけもって、ヒーヒーいいながら、何とかイワナ到着。
ちなみにあたくしと次男、あまりの雪に困惑しましたが、丸ちゃんたちに食材を運ぶのを任せましたので、先頭に立って、ラッセル(除雪)役だと思って、次男は4kgの水とあたしはすぐに食べられる軽い食材だけもって、ズンドコとイワナを目指しました。(300メートルくらいかな)
やがて無事到着。
途中、死にそうだった丸ちゃん。
相変わらず、あたしは高校の社会科の先生みたいだなと思っているタダスさん。(他意はありません)
そして、道中何度も嗚咽のようなため息のような「ぶはぁ~~~」と言っていた次男。
(彼が濡れているのは、汗です)
そして、しんがりにオーナー直木さん。
(すまん、画像取り忘れ)
こうして、無事全員、イワナ到着いたしました。
(エベレストを制覇したような顔つきのみんなでした)
チョット落ち着こうと思いまして、次男持参の水で湯を沸かし、持ってきたインスタントコーヒーで小休止。
そして、お昼を過ぎていましたので(イワナまでの雪中行軍、30分ほどかかりました)、疲れた体に鞭打って、丸ちゃんがキムチ鍋を作ってくれました。
・・・めっちゃうまかったぜ!
丸ちゃん、いつもありがとう!
(あたしはあなたが大好きです)
さて、実は、今回は次男への予定として、温泉に入ろうという計画でした。
ここに来る道中に藤橋温泉というのがありまして、帰りに是非そこはによって、渋滞を避けて、5時には帰ろうと予定していました。
そのため、着いてからどうだろう? 1時間ちょっとの滞在で、おいしい丸ちゃんの鍋を頂いて、皆さまにはお礼を申して帰ります。
(帰路も、大好きな直木さんのスノーシューお借りしました。助かりました、ありがとうございました。)
往路のしんどさを、帰路もと思っていた次男でした。
浮かない顔をしていました。
そして、親子二人で帰ります。
・・・
歩き始めて、気がついたらしい。
すでにラッセルされた道で、それも下り。
これまで一緒にお山に登ったから、彼にもわかると思って声をかけました。
「上るのは大変なんだが、下るのは楽なんだ」
その後、意気揚々と歩いた次男でした。
ふと、途中に置き去りにされたコールマンのBOXがあった。
二人で一緒に持ちながら、次男に声をかけて、出来る限りおろしました。
最後まではいけず、残念。
そして、車の置いてある元の場所に到着。
さぁて、あとは温泉に入って、帰るだけだぞ!
雪の残る、ところどころアイスバーンみたいな気持ちの悪い帰り道を10分後、藤橋温泉到着。
・・・がっ!
なんと!お風呂の修理中で、休業。
これには次男もショック!
こればかりは、しょうあんめい。
気を取り直して、帰路に着きました。
その後、予定通り、5時前に無事に帰宅。
車の中で、次男が言ったんです。
あたし「もういやだと思わなかったかい?」
すると次男は、
「楽しかった」
と答えてくれました。
あたしのとっては、何よりの言葉でした。
孔也くん
よく頑張りました。
お父さんは、きみを誇りに思います。
温泉が残念だったので、晩ご飯は外食。
すぐ近くのやたい寿司で、あの地獄のイワナからの無事の生還を祝って、二人で乾杯しました。
ボーっと過ごすのも一日ですが、こうして何事かあるというのは、実はとても面白い。
(さすがに毎日だとつらいかもしれませんが)
それを実感した一日でした。
声をかけてご縁を作ってくださった、大好きな直木さん(もう、ええかな?)
ありがとうございました。
あたしたちのために、ウェーダーであのきっつい道を歩いてくださいまして、重ねてお礼申します。
ご一緒いただいた、丸ちゃん、タダスさん。
楽しかったです、ありがとうございました。
また、遊びましょうね。
みんな、ありがとう~!!!
閑話休題
直木さんが、「冬のイワナに行くには、スノーシューが必要です」と言ったので、その時酔っていたあたしは、記憶がないですが、早速にアマゾンでポチリましたところ、それを見ていたらしい丸ちゃん(彼はお酒が飲めない)も、何を思ったか?スノーシューを買った。
・・・あたしは、こういうおバカが大好きです。
ここに至るまでの経緯で、敬愛するイワナオーナーの直木さんの言葉どおりに、ノーマルタイヤでのアタック、そして、徒歩での別荘までへの楽勝の道中を信じていましたが、さて、ここからは歩くぞというところで彼が放った一言。
「こんなひどい雪は、初めてだ!」
・・・
直木さん・・・
勘弁してください。
それでも、ありがとうございます。
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