土日は何かと気ぜわしいのだ

こんにちは。

明けて月曜日の本日。

土日のウィークエンドには、ご来客を賜りまして、忙しく過ごした豊坂屋。

急ぎのお仕事もいただきましたので、今朝は朝もハヨから亀太郎で名古屋までひとっぱしりのPですよ。
（急ぎの時は、車よりバイクの方が格段に速い！）

名古屋高速並びに知多中央道を１２０キロでぶっ飛ばしまして、無事１０時の開店に間に合いました。

（名古屋からの帰り道は、なんと２０分！・・・お巡りさん、許してね）

書き入れ時が実感されるこのごろですよ。

商いをさせていただけるあたしはありがたい。

ありがとうございます。


さて、カレンダーにはこんな目印を書いておいた。

「１０時　ニコニコ　ダライラマ」

ただ今ダライラマさんが訪日中でありますが、新聞をとっていないあたしが言うのもおかしいけれど、テレビのニュースで見ていても扱いはほとんどない。

ノーベル平和賞がどれだけのものか？はわかりませんが、少なくとも、日本人がノーベル賞を受賞した時、国内を挙げて祝福しておりますね。

贔屓目もありとして、ノーベル賞受賞者への敬意は無条件であると思われ、それなりの待遇はしかるべきだと思います。
（どこが招聘したかにも寄ることは承知の上で、それでもダライラマだぜ・・・と素直に思っています。ちなみに、過去訪欧、訪米の際にはいろいろあるのではありましょうが国賓待遇をなされておりました）

が・・・

日本最大のメディアグループ・日本記者クラブの会見はなされずに、その代わりといっていいのかどうかわかりませんが自由報道協会がダライラマの会見をニコニコ生中継、並びに、USTで配信。

素晴らしい！

いみじくも会見中のダライラマが言っておりましたが、メディアの本義は、何が本当の出来事であるか？をつまびらかにすることです。

よしんばそれが嘘であれ、「これはこうである」・・・と全メディアが報じたとすれば、それは世論（＝真実）となる。

情報は、ことほど左様におそろしいのだね。

だから、ダライラマがおっしゃったように、メディアの使命はとても大切で、今回の自由報道協会というところがネットでそれをし得たというのは、それは素晴らしいと思う。

ついでに言うと、それを受信したあたしたちが、それにどう対応するか？というのは、あたしたちの責任になります。

・・・勉強しましょうね。


そして、短い会見でしたが、こんな言葉が・・・

「All problem is ignorance.」

すべての問題は無知から起こっている・・・と彼は申されておりました。


あなたもあたしも、幸せでありますようと祈っています。

出来の悪いあたしと承知の上で、幸せの道を歩みたいと思います。

そして、そのために、無知とならぬよう勉強したいです。


７５才になりなんとするダライラマは、まさに観世音菩薩のお顔をされておりました。

そしてそれは、衆生を救おうとする権化でありました。

意志の人でありました。


あたしはね、チベット仏教の信奉者でもなく、ダライラマのシンパでもない。

ただ、キリスト教やイスラム教のような一神教は肌に合わぬ。
（好きとか嫌いとかもない）

日本古来の、お山が御神体であったり、巨木を崇めたり、そんな大らかな宗教観が好きなのですの。

ダライラマが会見でも言うのだよ。

「あんたもあたしも、み～んな同じなんだよ」って。

そうでないという人は知りませんが、自然に生きる人間として、そうだよなぁ・・・と思えたら、争い事はないよねぇ？


比べるべくもないのだが、ふと思うのよ・・・

千分の一、万分の一、彼にならって信念でフルスロットルで生きてみたい。


・・・

ところで、あたしの信念は、何だんねん？

穏やかなお顔とユーモアを持ちながら、常にその信念から発する炎のような言葉を口にする彼を見て、あたしのプリンシプルを、確認しようと思いました。