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河村さんがやってきた

2015-11-23 16:44:00 | ノンジャンル
こんばんは。

朝一番で、電話がかかってきました。

「河村だけど、今から行ってもいいかな?」

河村さん・・・今から30余年前、かつての岐阜の修業先での先輩が、突如うちに来た。

あたしより二つ上のこの先輩。

今は各務原で呉服屋さんをしています。

ご友人が北海道から遊びに来て、たまさかセントレアへお見送りをするにつけ近いあたしを思い出してくれて立ち寄ってくださったらしい。

当時から、大変実務的な人なんだなぁと思っていました。


久しぶりの邂逅に、当時に比べて彼はあまり変わっておりませんで、あたしはというときっととても変身していたのだと思っていましたが(当時のあたしは髪がフッサフサ)、彼はそれを口にすることはありませんでした。
(想像の範囲内だったのか?)

挨拶もそこそこに、店をご覧いただいて、

「名簿の数はどれだけだ?」

とか、

「パンフレットはどうなんだ?」

とか、

いろいろおっしゃいまして、能う限りお答えいたします。


そんなこんなで帰り際、「あ~、だいたいわかった」とおっしゃいました。

・・・


当時・・・商売のイロハのイも知らずにお世話になった修業先で、当然ながらノルマもできず金はなく、同僚と酒と麻雀に明け暮れていたころ(67000円の給料で、麻雀で負けると生活できなくて、当時の部長に前借してますた・・・部長、元気かな?)、キラ星のように大きな売り上げをこなしていた先輩でした。

いずれ独立するという条件で彼もまた修業先でご一緒していましたので、「オレはオレだ」という気概はあのころのままでしたね。


当時23歳のあたしには、二つ上の25歳のこの先輩が大きく見えました。

そしてあれから30余年・・・

「河村さん、ゴルフはいかがですか?」

と帰り際に尋ねると、

「新美君、今はシングルなんだ」

と誇らしげにあたしに言いました。


河村さん。

お越しいただきありがとうございました。

御同業として、お互い頑張りましょうね。


キラ星だった先輩が、同業者のおひとりに見えたのが、なんとも不思議な感覚でした。

30年・・・あたしもそれなりに年を重ねたのだなぁと思った今朝でした。


ありがとうございまっす!








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