仕事の道楽化

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「常識」を疑え~昨日の続き~

2009年08月10日 | 体調管理
 健康管理で大切なことは、「自分自身で考え判断する」ということだと思う。もちろん知識は大切だが、自分自身の感覚は、もっと重視されてもいいような気がする。一般的には常識と言われるものの中には、必ずしも自分の体には向いていない「常識」もある。

「朝ご飯」もそうである。自分自身には「不要」だと思う。
 食事に関しては、決まった時間に決まった量を食べるのはおかしいと思っている。
あまり体を動かさなかったにもかかわらず、いつもと同じように食事をするというのは、まるで、あまり走っていない車に、ガソリンを無理矢理詰め込むようなものである。結局余分な量のガソリン(食事)は、脂肪となって蓄積される。また、胃腸への負担を増やすことにもなっていると思う。

 「空腹を感じたとき」に、「腹八分目の量」を「よく噛んで食べる」というのが、自分にとっての理想である。
栄養学の研究をされていた川島四郎氏の食事は、「一食つまみ食い主義」だそうである。川島氏は、「続々 食べ物さん、ありがとう」(朝日文庫)の中で、次のように言っている。
「晩だけは人並みの食事ですが、朝と昼はつまみ食い」
「私はアフリカの原野で自然に育った動物のまねをしているんです。あいつらはいちいち時計を見て、昼だから飯を食わなけりゃなんて、時間でものを食ってやしませんよ。」
川島氏は、自分自身で実践、体験したことをよく本に書かれている。だから説得力がある。

追記:
医学の観点から見ると常識のようにいわれていたことでも、あとからひっくり返されることは多い。
例えば、育児に関しては、「赤ちゃんに抱き癖を付けるな」「決まった時間に決まった量のミルクを与えよ。」等と昔は言われていた。しかし今では、このようにアドバイスをする人はいないだろう。
 食事もいずれは「年齢に合わせて食べる」「空腹感を大切にする」のように言われるようになるのではないだろうか。

コメント
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