仕事の道楽化

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口うるさい人に足りない点はここだ

2009年09月28日 | 家庭教育
ある方(お母さん)から、「いつもうるさく言ってるんですけど、うちの子は○○を全然しないんですよ。」という相談というか愚痴を聞かされたことがある。

○○に当たるのは、手伝いだったり、勉強だったり、読書だったりする。

こういう方に共通するところがある。

 それは、「やって見せて」がない、または少ないという点である。
山本五十六氏の残した有名な言葉に、
「言って聞かせ、やって見せて、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」がある。

人にモノを教える際、殆どの場合は上の言葉に沿って行えばよい。できない場合は、どれかが足りないのである。

相談された方の教え方を見ていると、「言って」だけで終わっている。

 しかも「聞かせ」ているかどうかもあやしい。言ったつもりでも、子どもが聞いていない、理解していない場合も多い。聞いているかどうかを復唱させることもしていない。

「言って(聞いたかどうか確かめず)、やってみせず、やらせてみて、叱ってばかりだから子どもは動かない」という状態である。

 子どもが動かないときはどうするか、
「言って聞かせ、やって見せて、やらせてみて、ほめてやる」
を繰り返す
のである。

 特に、多くの場合、「やってみせる」が少ない。1回2回やってみせるのではなく、何回もやってみせる必要がある。

・・・以上、「言って聞かせ、やって見せて、やらせてみて、ほめてやらねば人は動かじ」は、自分が心がけていることでもあります。

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