一昨年、学級づくりの初日で一番心がけたこと
それは、
「聴かせる」
だった。
まずは、教師のいうことをきちんと聴いてもらわなければ、学級のルールが作れない。
自分は、ルールをきちっと作ってから「遊び」を取り入れるタイプである。
逆に言うと、「遊び」を取り入れながらルールを作っていく余裕、力量はないのだろう。
しかし、殆どの教師には当てはまると思う。ルールを先に作る。
そのためには、絶対に教師の話を聴かせるというステップが必要である。
聴いていない子、いい加減に聴いている子がいたら、復唱させる。聴いていなければ、叱る。厳しく叱る。
(ただ、その分、教師は言葉を選ばなければならない。言わなくても済む言葉は言わない。)
教師の話は聴かなければいけないという雰囲気ができれば、学級づくりのスタートはうまくいく。
逆に、教師の話をいい加減に聴いてよいという雰囲気を創れば、学級崩壊の道へと続いていく。これは間違いない。