仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

最後の最後まで伸ばす

2012年04月03日 | 教師修業

 修了式でざわついている学年があった。

 

 すかさず注意する。

 

 

すると、あとで年配の教員が次のように言った。

 

 修了式のように最後の儀式だと、なかなか子供達は静かにならないよね。無理もないって。あんな時に静かにさせられるもんじゃないよ。

 

 ちょっと腹が立った。この人は、子どもの力を信じていないのである。

 

 修了式のように、その年の最後の儀式であるからこそ本当の力が出る。

 

 静かにすべき時に静かにし、声を出すべきに時にしっかり声を出す。(返事、校歌など)

 

 

 こういうことができるようになった子どもの姿を見て、教師は思いきりほめる。 

 

 子供達は、自分の成長を自覚することができて、なお喜びさらに向上しようとする。

 

 

 そういう向上の循環を創ることが教師の仕事だと思う。 

 

 初めからあきらめて「こういうときはできないよ。」と安易に子どもの成長を阻害しているのは、非常にもったいない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする