黄金の3日間」
と呼ばれるこの新学年の3日間、子供達は、とても良く見ている。
新学級担任の言っていることとやっていることを。
「先生の話はちゃんと聴くんですよ。」
という人はいる。
中には、
「耳と目と心で聴きましょう。」
という人もいる。
しかし、そのあとが問題である。
「先生の話はちゃんと聴くんですよ。」
と言った後の行動を子供達は見ているのだ。
もし、聴いていない子がいたら、
「聴きなさい。」
と聴かせる人がいる。
反対に、聴いていない子がいても話を続ける人がいる。(中には、聴いていない子がいることにさえ気付かない人もいる)
子どもたちはよくみている。
「聴きなさい」と言ったのに、聴かせようとしていない人の行動をみて、子供達はこう判断する。
「言っていることをしなくてもいいんだな。」
である。
言ったことは、行動でも示す。これができていない学級が崩壊しやすいと考えている。