仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

プロデュースするということ

2015年10月13日 | 修養
 昨日は、「ご縁紡ぎ大学 鹿児島校 第3期」の第4講義として、中村典義氏のお話を聞いた。

 テーマは「プロデュース」である。


 中村氏は講演の初めに、次のようにいった。

 「プロデュース」というのは、


 どうせやるなら少し工夫して、少し考えて、工夫して、少しでもましなものを作ろうじゃないかということです。」




 なるほど、初めて「プロデュースとはなんぞや」の答えが分かった気がする。

 このあと、結婚式プロデューサーの中村氏は、プレゼンで結婚式の具体例を示して下さった。



 どの結婚式でも、「どうすれば、参加した人たちが幸せに過ごせるのか」という点を重視していた。

 そのための視点として、「未来の視点から考える」がある。

 10年後の財布を預かった主婦の立場で見たら、出費の仕方に違いが出る。新婦の方も本当に意味のある物にお金をかけようとする。
 


 また、違う視点として、「式に参加して下さる方の視点で考える」がある。

 例えば、式に参加する人にとっては、自分のテーブルに飾る花は背が低い方がよい。背が高い花の方がひな壇から見ると見栄えがよいし豪華に見える。



 このように、視点を変えてみたり考えたりすると、工夫の余地や考える余地がいろいろと見えてくる。

 結婚式の具体例を通して、時間や立場を変えた視点をもつ大切さを学んだ。



 最後は、自分でイベントを考え、プロデュースする演習もさせていただいた。

 皆さんが考えるイベントの面白さと工夫の視点にも驚いた。
コメント
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