今日は小学1年生国語科の研究授業があった。向上的変容がたくさん見られる授業だった。
ある場面で、これは討論に発展できると思える発問があった。これを生かせば討論になるという発問だった。もし、次のように指導をすれば、討論になるのではないかと考える。
1 答えが分かれるような発問をする。
「アフリカ象が飛行機で来たのは、なぜですか」
児童からは、次の答えが出された。
○ 急いでいたから
○ 体が大きいから
○ 遠いから
2 答えが2つになるまで絞り込ませる。
3つのうち、この答えは違うというのはありますか。
「急いでいたから」「体が大きいから」「遠いから」のうち、どれかを選んで違う理由を言わせる。
例えば、「体が大きいからは、違います。大きければ、飛行機ではなく、船で来ればいいと思います。」のように、論破するだろう。
3 選択的発問をする。
2つに絞り込んだ後は、自分の考えを書かせ、立場を決めさせる。
「急いでいたから」「遠いから」のうち、どちらが正しいですか。正しい方を選んで、ノートに書きなさい。
ノートに書かせることで、自分の立場が決まることになる。これで、傍観者はいなくなる。自分の選んだ答えは正しいのかどうかを考えるようになる。
4 挙手して人数を確認する。
「急いでいたから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
「遠いから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
5 なぜ自分の考えが正しいか、もしくは相手が間違っているかを発表させる。
(「急いでいたから」派は、「せかせかと」と言う表現に着目するだろう。)
(まだできあがっていないのに、りっちゃんが「できた」と言っているから急いだことを主張するだろう。)
6 発言が終わったところで、もう一度自分はどちらの考えかを選択させる。
「急いでいたから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
「遠いから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
7 話合いの中で、良く発表した子、良く聞いていた子を褒める。
(必要があれば、教師の考えを述べる。)
ある場面で、これは討論に発展できると思える発問があった。これを生かせば討論になるという発問だった。もし、次のように指導をすれば、討論になるのではないかと考える。
1 答えが分かれるような発問をする。
「アフリカ象が飛行機で来たのは、なぜですか」
児童からは、次の答えが出された。
○ 急いでいたから
○ 体が大きいから
○ 遠いから
2 答えが2つになるまで絞り込ませる。
3つのうち、この答えは違うというのはありますか。
「急いでいたから」「体が大きいから」「遠いから」のうち、どれかを選んで違う理由を言わせる。
例えば、「体が大きいからは、違います。大きければ、飛行機ではなく、船で来ればいいと思います。」のように、論破するだろう。
3 選択的発問をする。
2つに絞り込んだ後は、自分の考えを書かせ、立場を決めさせる。
「急いでいたから」「遠いから」のうち、どちらが正しいですか。正しい方を選んで、ノートに書きなさい。
ノートに書かせることで、自分の立場が決まることになる。これで、傍観者はいなくなる。自分の選んだ答えは正しいのかどうかを考えるようになる。
4 挙手して人数を確認する。
「急いでいたから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
「遠いから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
5 なぜ自分の考えが正しいか、もしくは相手が間違っているかを発表させる。
(「急いでいたから」派は、「せかせかと」と言う表現に着目するだろう。)
(まだできあがっていないのに、りっちゃんが「できた」と言っているから急いだことを主張するだろう。)
6 発言が終わったところで、もう一度自分はどちらの考えかを選択させる。
「急いでいたから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
「遠いから」の人?(・・・黒板に人数を書く。)」
7 話合いの中で、良く発表した子、良く聞いていた子を褒める。
(必要があれば、教師の考えを述べる。)