教室で役に立つモノ・・・トロフィー
学級担任をする時は、トロフィーを活用していた。
学習のまとめに大会をすることがある。
バスケットボール大会、バレーボール大会、リレー大会、体育が多いが、国語でもある。ノーミス音読大会や表現読み大会、そして他にもイベントで競い合った方が盛り上がる場面では使っていた。
トロフィーには、リボンを付けていく。大会ごとに、大会名と日付、勝った子やチームのメンバー名を書くだけである。
トロフィーには、プレートに「○○杯」(○○は、担任の名字)と刻まれている。
トロフィーを取り入れるメリットはいくつかある。
まずは、単元のゴールイメージがどの子にも持ちやすいという点である。
体育ならルールの確認と徹底が図りやすい。どの子も勝ちたいから、勝負とルールにこだわるようになる。「単元の最後には、このルールでどんな作戦を立てて練習をし、勝つ」というイメージが持ちやすくなる。
2つめは、学級の一体感づくりである。
「来週は、○○杯があるから、チームで練習しよう。」と言って、休みの日に自主的に練習を計画する時もあった。それぞれのチームで、勝つための差癖を考え、練習を工夫する姿が見られるようになる。
3つめは、(これが自分では一番大きなメリットだと考えているのだが、)
「上手な負け方を学ぶ機会を作れる」
と言う点である。
優勝したチームは、写真を撮り、学級通信にのせる。「おめでとう!」と祝福してあげる。殆どの場合、チームワークや協力もうまくいっているチームが勝つ。
大事なのは、負けたチームの子供達に対する指導である。
育っていない学級だと、「人のせいにする」「ふてくされる」「自分たちに勝ったチームに文句を言う」と言う姿が見られる。
大会前に、そういう負け方が一番格好悪くて、成長しない負け方であることを伝えておく。「人のせいにする」「負けを認めない」ような人はいつまでたっても成長しないことを伝えるのである。
逆に、負けた後は、「勝った相手を祝福する(拍手をする)」「頑張ったチームメンバーのよさを褒める」「敗因(特に自分の責任)を考え、次に頑張ることを口に出す」という姿が素晴らしいとも伝えておく。
負けた後に素晴らしい言動をした子やチームを褒める。褒めまくる。そうすることで、しだいに成長する負け方を学び、身に付けるようになっていった。
学級担任をする時は、トロフィーを活用していた。
学習のまとめに大会をすることがある。
バスケットボール大会、バレーボール大会、リレー大会、体育が多いが、国語でもある。ノーミス音読大会や表現読み大会、そして他にもイベントで競い合った方が盛り上がる場面では使っていた。
トロフィーには、リボンを付けていく。大会ごとに、大会名と日付、勝った子やチームのメンバー名を書くだけである。
トロフィーには、プレートに「○○杯」(○○は、担任の名字)と刻まれている。
トロフィーを取り入れるメリットはいくつかある。
まずは、単元のゴールイメージがどの子にも持ちやすいという点である。
体育ならルールの確認と徹底が図りやすい。どの子も勝ちたいから、勝負とルールにこだわるようになる。「単元の最後には、このルールでどんな作戦を立てて練習をし、勝つ」というイメージが持ちやすくなる。
2つめは、学級の一体感づくりである。
「来週は、○○杯があるから、チームで練習しよう。」と言って、休みの日に自主的に練習を計画する時もあった。それぞれのチームで、勝つための差癖を考え、練習を工夫する姿が見られるようになる。
3つめは、(これが自分では一番大きなメリットだと考えているのだが、)
「上手な負け方を学ぶ機会を作れる」
と言う点である。
優勝したチームは、写真を撮り、学級通信にのせる。「おめでとう!」と祝福してあげる。殆どの場合、チームワークや協力もうまくいっているチームが勝つ。
大事なのは、負けたチームの子供達に対する指導である。
育っていない学級だと、「人のせいにする」「ふてくされる」「自分たちに勝ったチームに文句を言う」と言う姿が見られる。
大会前に、そういう負け方が一番格好悪くて、成長しない負け方であることを伝えておく。「人のせいにする」「負けを認めない」ような人はいつまでたっても成長しないことを伝えるのである。
逆に、負けた後は、「勝った相手を祝福する(拍手をする)」「頑張ったチームメンバーのよさを褒める」「敗因(特に自分の責任)を考え、次に頑張ることを口に出す」という姿が素晴らしいとも伝えておく。
負けた後に素晴らしい言動をした子やチームを褒める。褒めまくる。そうすることで、しだいに成長する負け方を学び、身に付けるようになっていった。