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「キネマの神様」は、面白かったけれども、1つ納得できないところがある。

2021年08月13日 | 映画
 映画「キネマの神様」を見てきた。

 面白かった。

 役者さんが頑張っていた。

 主役の菅田将暉さんもよかったし、永野芽郁さん、野田洋次郎さん、北川景子さん、宮本信子さんもよかった。

 それぞれが魅力的だった。

 沢田研二さんは、志村けんさんの代役だったが、なかなかよかった。

 志村けんさんが主役の「キネマの神様」を見たい気持ちは変わらないけれども、沢田さんの「シネマの神様」も、魅力的だったと思う。

 映画に対する愛情も伝わる作品だった。

 特に、私自身が好きな映画「素晴らしき哉、人生! 」を語る宮本信子さんの台詞の時は、うれしくなった。

 「私もその作品が大好きです!」と、言いたくなった。

 上映時間は125分となり、少し長いので、2回見ることはないかなあ。

 一緒に見た息子(中2)は、「長かった」が感想である。




 さて、ここからネタバレになることを書きます。









 映画初監督作品を撮り始めた矢先に、主人公は事故に遭ってしまう。

 映画作りのプレッシャーもあっただろう。

 しかし、しかしである。

 事故やプレッシャーで、初監督作品をあきらめるのが分からない。

 映画作りは相当好きなはずだし、文字通り「命をかけて」きたはずである。

 それが、事故をきっかけとして、あきらめてしまうのが納得いかない。

 本当にやむを得ない理由には、どうしても思えないのである。

 もっと必然性のある理由がほしかった。

 結局、その「必然性のないまま映画作りをやめた」ことが引っかかり、映画の世界に私は入り込めなかった。

 

「映画作りにかける熱意って、そんなものなの?」

 そう思いながら、見てしまった。

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