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管理職(校長、教頭)として求められる資質は何か・・・教頭編

2020年11月28日 | 学校経営
 管理職(校長、教頭)として求められる資質は何か

 いろいろあるので、後でまとめて書くことにする。
 

 個人的には、教頭として、特に心がけたのは、「聞く姿勢」である。

 職員が働きやすい職場になるようにという願いからである。

 そのためには、ちょっとしたことでも気軽に報告や相談をしてもらえるようにと心がけていた。

 忙しくても、職員から話しかけられたら、手を止めて傾聴する。

 基本的には、こちらの口は挟まない。最後まで聞いてから質問する。

 聞くだけで悩みが解決するときもある。

 聞いている間に、解決法も考えておく。

「この問題は、どんなチームで解決するのがいいかな。学年?指導部?それとも外部の機関と連携する?」等々

 話の後に質問もするが、よく聞いていたのは、次である。

 「それで、どうしたいですか?」

 これを問うことで、解決する力も高めてほしいと考えていた。






ここからは、宮崎県で設定した「管理職(校長、教頭)として求められる資質」



 宮崎県教員育成指標<校長、副校長・教頭>では、次の6つの資質・能力が示されている。

1 企画力(目標と行動計画の策定、新たな価値創出、判断力、情報を学校運営に生かす)

2 リーダーシップ(経営ビジョンを職員や保護者に説明する力、組織を構築する力)

3 人材育成力(職員の目標達成およびキャリアプラン実現の支援、公平・公正な評価と意欲向上)

4 外部折衝力(保護者や地域の願いに応える教育活動展開、保護者・地域・職員間の調整や折衝および説明責任)

5 管理運営力(緊急課題への迅速かつ組織的な対応、業務の効率化と予算執行及び施設設備の維持管理)、働きやすい職場環境の構築)

6 教職としての基本姿勢(社会的責任を自覚した行動、的確で安定した行動)


 いずれも校長の職務である「学校教育を司り、職員を監督する」(学校教育法第37条)ためには重要な資質や能力である。

 ちなみに、教頭の職務は「校長を助け、校務を整理し、及び必要に応じて児童の教育を司る」となっている。
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