よい授業者になるための最低条件の一つは、
「時間を守る」であると考えている。
言い換えれば、
「チャイムとともに授業を始め、チャイムが鳴るまでには授業を終える」
ということである。
時間を守れない人は、多くの場合、研究授業の時でも時間が延びる。
当然である。普段、時間にルーズだから、タイムマネジメントができないのである。
時間を意識しないから、当然時間配分も下手である。
そうならないためにも、普段から、いや普段だからこそ時間意識をもつ。
「時間を守る」
このこと一つをとっても、授業力向上には大きく差が出る。
少なくとも、時間を守るという意識一つもてない人は、授業のリズムやテンポ等の時間に関する技能は身につけにくいだろう。