仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

よい授業者になるための最低条件1

2012年04月05日 | 授業づくり

 よい授業者になるための最低条件の一つは、

 

 「時間を守る」であると考えている。

  言い換えれば、

 

  「チャイムとともに授業を始め、チャイムが鳴るまでには授業を終える」

ということである。

 

 時間を守れない人は、多くの場合、研究授業の時でも時間が延びる。

 

 当然である。普段、時間にルーズだから、タイムマネジメントができないのである。

 

 時間を意識しないから、当然時間配分も下手である。

 

 そうならないためにも、普段から、いや普段だからこそ時間意識をもつ。

 

 「時間を守る」

 

 このこと一つをとっても、授業力向上には大きく差が出る。

 

 少なくとも、時間を守るという意識一つもてない人は、授業のリズムやテンポ等の時間に関する技能は身につけにくいだろう。 

 

 

 

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体力維持も仕事のうち

2012年04月04日 | 体調管理

 体力維持も仕事のうちだと考えている。

 

 4キロ走ったあと、最近していなかった運動公園の階段登りをした。たぶん300段位あるのではないだろうか。

 

 以前は55秒で登っていた気がする。

 

 今日は、59秒かかった。登り切ったあと、軽く酸欠状態になる。(中学、高校で柔道をやっていた頃、先輩や先生に絞め落とされた苦しさを思い出してしまった。)

 

 夜は、足に力が入りにくかった。ただ、その分、足腰のトレーニングにはよいと思う。

 

 心地よい疲労を感じている。

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最後の最後まで伸ばす

2012年04月03日 | 教師修業

 修了式でざわついている学年があった。

 

 すかさず注意する。

 

 

すると、あとで年配の教員が次のように言った。

 

 修了式のように最後の儀式だと、なかなか子供達は静かにならないよね。無理もないって。あんな時に静かにさせられるもんじゃないよ。

 

 ちょっと腹が立った。この人は、子どもの力を信じていないのである。

 

 修了式のように、その年の最後の儀式であるからこそ本当の力が出る。

 

 静かにすべき時に静かにし、声を出すべきに時にしっかり声を出す。(返事、校歌など)

 

 

 こういうことができるようになった子どもの姿を見て、教師は思いきりほめる。 

 

 子供達は、自分の成長を自覚することができて、なお喜びさらに向上しようとする。

 

 

 そういう向上の循環を創ることが教師の仕事だと思う。 

 

 初めからあきらめて「こういうときはできないよ。」と安易に子どもの成長を阻害しているのは、非常にもったいない。

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学級開きで一番心がけるべきこと

2012年04月02日 | 学校経営

 一昨年、学級づくりの初日で一番心がけたこと

 それは、

「聴かせる」

だった。

 

 まずは、教師のいうことをきちんと聴いてもらわなければ、学級のルールが作れない。

 

 自分は、ルールをきちっと作ってから「遊び」を取り入れるタイプである。

 

 逆に言うと、「遊び」を取り入れながらルールを作っていく余裕、力量はないのだろう。

 

 

 しかし、殆どの教師には当てはまると思う。ルールを先に作る。

 

 そのためには、絶対に教師の話を聴かせるというステップが必要である。

 

 聴いていない子、いい加減に聴いている子がいたら、復唱させる。聴いていなければ、叱る。厳しく叱る。

 

(ただ、その分、教師は言葉を選ばなければならない。言わなくても済む言葉は言わない。)

 

 教師の話は聴かなければいけないという雰囲気ができれば、学級づくりのスタートはうまくいく。

 

 逆に、教師の話をいい加減に聴いてよいという雰囲気を創れば、学級崩壊の道へと続いていく。これは間違いない。

 

 

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算数科の授業で一番よい導入とは

2012年04月01日 | 授業づくり

 算数科の授業で、一番よい導入は、すぱっと本題に入る導入ではないかと考えている。

 

 それまでの授業で、子供達に考える楽しさ、できるようになる楽しさを味わわせていれば、特に導入で工夫をしなくても子供達は意欲を持って取り組む。

 

 自分は、少人数の算数の指導をしている。休み時間になると、子供達が教室にやってくる。

 

 教科書を開き、ノートには日付を書く。何も言わなくても、教科書を読んで、「今日はどんな勉強をするのかなあ。」などと言っている。

 

 中には、「今日のめあてはこれだな。」といいながらめあてを書く子もいる。

 

 チャイムが鳴る頃には、もう学習モードである。

 

 

 こんな状態だから、特に導入の工夫はしない。

 

 (した方が効果が上がるならばする。しかし、十分意欲が高まっている子供達には、あまりしない。すぱっと学習内容に入ることを子供達も望んでいる。)

 

 算数科における導入は、それまでの授業の楽しさに支えられている。

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