徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

風の利用と防風

2012-02-21 23:54:01 | Weblog
 ここ数年で風力発電施設は増え行く先々で結構見かけ先日サイクリングに出かけた渥美半島でも数多くの風力発電の風車を見かけました。
 先日の渥美半島サイクリングの折り返し地点である伊良湖岬を越え車の置いてあるところを目指して自転車を走らせいたら数多くある風力発電の風車の一つに段々近づいてきます。
 もっと近くまで行きたいな!と思い幹線道路を外れキャベツ畑と電照菊のハウスが点在する農地の中の道をひた走ります。
 風車にだいぶ近づいてきてふとこれは面白い!!と思い自転車を止め写真を撮りました。
 何が面白いと思ったのかというと風を利用しようとしている風力発電の風車の下には海岸防風林が広がっています。
 風を利用する施設と農地を潮風から防ぐ防風林。
 相反するものが並んでいて面白い!と思ったのでした。
 そこでカメラを取り出し防風林により守られているキャベツ畑とクロマツの海岸防風林と風力発電の風車を写真の納めたのでした。
 写真を撮って残念と思ったのは防風林がマツ食い虫の被害で疎林となってしまっていたこと・・・
 これが見事な防風林だったらと思うと残念です。
 でもマツ食い虫の被害は当所では問題となっているようで防除事業と新たなクロマツが植栽され全国有数のキャベツ畑を守ろうとする努力はされていました。
 強風に嫌気がさしていた私は写真を撮ったあとに防風林の中を道をしばし走り防風効果を確認したのでした。
 この記事で使った写真を見ながらふと思ったことは東日本大震災の津波により海岸防風林が壊滅的な被害を受けしまっていること。
 津波により、土に塩が混じり塩害対策が講じないといけないし、防潮目的の防風林も造成しなけらばならない。
 全ての対策を講じるには一体全体何年かかるのだろう?と思います。土から塩を取り除くのは労力を投入すれば復旧は労力で計算できるでしょうけど、防風林造成は木の生長を待たないといけないので数十年のスパンとなってしまいます。
 農地が震災前の状況に戻るには随分時間がかかってしまうだろうと思い被災された農家のこれからの苦労は計り知れないものがあると思います。
 また福島第一原発の近くでは放射能を取り除かないといけないという問題も絡みトリプルパンチ。
 長年築き上げてきたものをあっけなく壊してしまう地震の恐さを自分の撮った写真で感じてしまいました。(管理人)



                       


                       防風林の中は風が弱く快適サイクリング!
                       
 


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 山・高原へにほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ ハイキングへにほんブログ村

にほんブログ村のいろいろなランキングに登録してみました。
みんなでクリック!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする