万葉集の「霍公鳥(ほととぎす)、鳴く声聞くや、卯の花の、咲き散る岡に、葛引く娘女」
この歌は、卯の花の咲き散る丘で葛をとっている乙女に向かって、ほととぎすの声を聞いたかと男が呼びかけたものという意味だそうです。
そういった意味なのかと思いつつも私のような者は少し違う反応をしてしまいます。
まずホトトギスが渡ってくる時期は5月の中旬ぐらいです。平野部ではわたってくる頃に卯の花すなわちウツギの花が咲き出します。
山間部で咲くころもまだホトトギスのさえずりは続いていてホトトギスの囀りはウツギの花と一致するな~ということを連想し、なんと季節感のある歌だと感じます。
もう一点はウツギは林縁部に自生する落葉低木です。あと少女が採っているクズ。いわずとしれたツル性草本で林縁部の植物。分布が近接する双方の植物がうたわれていると考えてしまいます。
こういった視点で冒頭の万葉集の歌をみると万葉の方の自然観というのは本当に優れているなと思うのです。
そんなことを朝の散歩中に咲いているウツギの花を見て考えてしまいました。(管理人)
写真は昨日撮ったものです
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まずホトトギスが渡ってくる時期は5月の中旬ぐらいです。平野部ではわたってくる頃に卯の花すなわちウツギの花が咲き出します。
山間部で咲くころもまだホトトギスのさえずりは続いていてホトトギスの囀りはウツギの花と一致するな~ということを連想し、なんと季節感のある歌だと感じます。
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