徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

南伊勢サイクリング~その3~藤坂峠越え

2022-05-05 21:50:59 | Weblog
南伊勢サイクリング~その1~
南伊勢サイクリング~その2~ の続きです。

 阿曽浦での散策を終え南島大橋を渡り国道260号線に舞い戻り南下します。
 途中、贄浦の集落に立ち寄ろうと考えたのですが藤坂峠を越える時間を考えると時間が不足するなと思い260号線のバイパスをひた走ります。
 

 ひたすら国道を走り河内川の橋を渡ると三重県道46号線の起点です。
 最初は川沿いの道を走り楽ちんです。
 

 川沿いの道をしばらく走ると突如、九十九の道が出現し本格的な峠道が始まります
 

 まさに険道です。時折10%越えの激坂区間が出現するし道も狭いし路面が荒れていることもありゆったりとしか登れません。
 というか私の体力で早く行くことは無理です。。。
 私の自転車はエンデュランスロードのフレームですがコンポはシマノのGRXというグラベルロード用にしていて最も軽いギヤ比は0.97と、とても軽いです。
 これをグルグル回してグイグイ登るのではなく軽いギヤでゆっくり回して可能な限り心拍数が上がらないように登りますので時速5キロ前後ととても遅いペースで登りますが途中で泊まると再び走り出すのが苦しいので、可能な限り止まらないようにもしています。
 といっても、道中にカゴノキの大木やサンコウチョウの姿を見つけた時は好奇心が勝り自転車を止めました(笑)。
 幸い、県道ならぬ険道なので交通量が非常に少ないため体力的にきついが精神的には楽な登りとなりました。
 


 峠に到着して振り返ると熊野灘が見えます。南紀の峠を越える魅力は海が見えるということ。私の住む岐阜県では無い風景で旅情を掻き立てられます
 


 峠を越えると大紀町です。写真は撮りませんでしたが石仏もあり峠!という雰囲気が漂っていました。
 これから下りだ!楽できると思ったのは峠にいたときだけでした・・・
 

 峠を越えると狭路の激坂下りです。
 しかも写真のように路面がとても荒れているしガードレールなんてものは全然ないので落車したら大変なことになります。
 というわけで緊張を強いられる下りで油圧式のディスクブレーキであっても手が疲れてしまう始末...
 キャリパーブレーキやカンチブレーキの自転車だと握力が無くなって下りで押し歩きなんてことになってしまったことでしょう。
 そんなわけで、写真なんて撮る余裕はありませんでした。
 


 緊張を強いられる下りが続いていたら突如二車線の立派に道なった時の解放感が心地よく、30キロオーバーのペースで一気に下っている途中に藤川に架かる橋に差し掛かったら流れが美しかったので急ブレーキ!これでこころの余裕が出てきたので休憩
 


 藤川を沿いから宮川沿いの道にはいってからは伊勢に向けてひたすら自転車を走らせました。
 下り基調の快走を期待していたのですが予想に反して風が強く思うようにペースがあがらず黙々と自転車を走らせ車の止めてかる駐車場に向けて自転車を走らせました。
 本当に黙々と自転車を走らせたので平野部にはいってからは一枚も写真を撮っていませんでした。
 


 というわけで藤坂峠越えのサイクリングを終えました。
 険道で大変な峠越えですが充実感はありました。峠あり、海ありの良いルートだったなと思いました。 
 といっても初心者向けのルートでは無いと思います。
 ですから一日サイクリングをしたのですが出会ったサイクリストは3名だけで藤坂峠越えの道では誰にも会いませんでした。
 そうそう、藤坂峠以外にも棚橋峠という魅惑的な峠が近くにあるんですよね。
 機会があったら挑戦してみようと思っています。
 というわけで今回のサイクリングの記事は終了です。(管理人)




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南伊勢サイクリング~その2~

2022-05-05 11:29:14 | Weblog
南伊勢サイクリング~その1~ からの続きです。


 剣峠から下りてきて海岸線に到達したところが五ケ所浦です。南伊勢町の中心地となるところです。
 とりあえず港があるので立ち寄りました。
 

 ひとまず国道260号線を辿り走ります。道中の穏やかな海を見ながらの走行。写真をみると感じられませんが実は結構風が強かったです。(場所は村島)
 

 押淵川の河口にあるハマボウの自生地に立ち寄りました。芽吹きが鮮やかで気持ちのよい雰囲気でした。このところ海岸線をサイクリングするのでハマボウを見かけるのですが開花期は夏です。いつかは花を見たいものだな~と思っていますが行動に移すかどうか。夏は涼しいところへ行きたいから・・・・
 

 素直に国道260号線を走らず、礫浦へ立ち寄りました。
 

 樹木を勉強しだしてから照葉樹林と縁遠いこともあところに住んでいたため、照葉樹林の新緑という概念が実は備わっていません。ですから新緑眩しい照葉樹林をみると、とても新鮮に感じます。
 

 礫浦の集落
 

 礫浦から相賀浦のニワ浜へ続く道に突入した直後は、とんでも無い激坂。距離が短いし、軽いギヤのおかげで登りきると視界が開け熊野灘が美しく見れます。
 これが無かったら、こんな坂自転車で登らんぞと思いながら写真を撮りました
 

 相賀浦の集落。港と家がとても近いのが魅力ですね。
 

 相賀浦の「かねも酒店」です。立ち寄りサンマ寿司を購入しようと思ったら「はんごろし」と書かれたものを発見。
 何だこれ?と思い購入しました。
 

 「はんごろし」です。お店で聞けば良かったのですが何だか分からずに購入しました。連想していたのは海藻の佃煮張り付けてある食べ物を連想していました。
 蓋を開けてニオイを嗅いでみたところ、私が海藻と思っていたのは餡でした・・・食べてみたら「おはぎ」です。この地区はオハギのことを「はんごろし」ということを知りました。想像していたものと違っていましたがサイクリングの途中に食べるには甘くて美味しい一品でした
 

 「はんごろし」味わった港の一角です。港は休憩スポットとしては最高なんですよね。天気が良ければ
 

 相賀浦から国道260号線に戻り南下して今度は道行竈を経由して阿曽浦を目指します。
 道行竈の近くの入江はとても静かです。かつて製塩が行われた竈方の集落の一つなんですが、塩を採るのは静かな入江が適しているのだろうな~と思います。
 (竈方の集落の集落を知りたい方は 竈方の集落を巡るサイクリング をご覧ください)
 


 大方竈も立ち寄ろうかな?と思ったのですが面倒なので阿曽浦へ直接向かいました。先ほどブログの記事を書くために地図を開けたところ大方竈に八ヶ竈八幡神社と記されています。しまった行けば良かった・・・まさに後悔先に立たずです。 
 

 相賀浦で「はんごろし」を食べたのですが、何故か満足できなくて阿曽浦の「コトブキヤ」にも立ち寄りました。
 ここでは焼きそばを購入しました。
 お店の人に自転車に乗っているのを見られていたので、「何処からきたのです?」と聞かれたので「岐阜から」と答えたところ。「岐阜から自転車で?」と言われたので即座に「伊勢から自転車です」と訂正しました。そうしたら「良い天気で良かったですね。良かったら電子レンジを使ってください」と言われたので「ありがとうございます。良いい天気で良かったです」なんて会話をしました。前にもブログで書きましたが自転車で歩きで集落巡りをする時に立ち寄るのはコンビニでは無く地域に密着したお店です。
 何がいいの?と言われると答えに窮するのですが、いいんですねこれが
 

 阿曽浦の広場にあるベンチでランチタイムです
 

 阿曽浦の密着集落。
 

 防波堤に自転車を立てかけ港内を散策 
 

 海に架かる南島大橋を渡り、国道260号線に戻り藤坂峠へ続く三重県道46号線の起点を目指します
 


 続く
 

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