徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

熊野を自転車で巡る旅 23日~その1~

2023-11-25 17:35:46 | Weblog
熊野を自転車で巡る旅~プラン編~の続きです

 早朝6時30分ごろに道の駅 熊野・花の窟に到着し準備をしていたところ熊野灘から日が昇りだしたので七里御浜へカメラを抱え走って防波堤の上からご来光見物をしました。
 いつみても朝日は気持ちがよいですね。
 

 準備が整い最初に訪ねたのが花窟神社
 朝日がが差し込む境内は神秘的でした。
 

 日本書紀にも記述がある古い神社ということです。
 社殿を持たず大きな岩がご神体です。
 今回のサイクリングの前半戦は岩の信仰ですので自転車で出発する前にサイクリングの安全を祈願して柏手をうちました
 

 御縄掛け神事で年二回架け替えられる綱
 


 花窟神社をスタートし最初の難関は札立峠越え。行く前に地図で確認すると何だかきつそう・・・
 集落内で実る柿を見ながら秋だな~と思っていられたのは最初のうちだけ。
 しばらく走ると激坂が出現し汗だくなりながら登りました。
 

 
 大変きついので視界が開けたところで自転車を止め熊野灘を眺めながら休憩・・・
 


 札立峠。といってもトンネルですが・・・
 標高が500mほどですので南紀とはいえ寒かったので早々に峠を立ち去りました
 

 赤倉林道の起点です。
 出かける前に国土地理院の地図を見ていたら林道の起点には学校と水田のマークがあったので集落が存在すると認識していたのですが、現在あるのは養魚場だけでした。
 GPSでのルート標記と道路標識が無ければ目的地である丹倉神社へは行けなかったな~と思います
 

 赤倉林道を登り丹倉神社に到着しました。
 山の中の静かな神社です。
 ネットでは駐車スペースは無いと書かれていましたが一台だけは止められました
 

 急な石段を下りご神体の前に到着しました。
 当たり前ですがテレビと一緒だ~という印象でした。
 この神社もご神体は大きな石で社殿はありません。
 テレビではご神体の周りに海から運んだ玉石が敷き詰められているという話を聞いていたので玉石を手に取って確認をしました。
 何が目的で持ってきているのだろうか?不思議です 
 

 ご神体となる大きな岩。
 春ですがテレビ放映された神社です。
 人に出会うかな?と思ったのですが、私以外は誰もいませんでした。
 ご神体から少し離れた場所に、少し古い沢山の一升瓶が置かれいました。赤倉の人達が神前で宴会したのかな?と思いながら神社を後にしました。
 

 丹倉神社から更に赤倉林道を自転車で登ると丹倉の集落を通過し更に奥へ
 

 林道の終点に自転車を置き大丹倉を目指します。看板には徒歩5分とありましたが、実際はそこまでかかりません。
 

 大丹倉の上です。
 実際に登ってみました
 

 テレビでは雄大な熊野の山の風景と紹介されていました。
 実際に立って見て今一ピンときませんでしたというか、様々なところへ出かけているせいでしょうか?それほど心揺さぶられることなく、眼下の尾川川の流れを見て、随分深い谷だな~と思ったぐらいです。
 とうことより、これから向かう大丹倉の展望地は何処?と見下ろすが分からない・・・
 更に身を乗り出してみれば分かるかも?と思うがこれ以上は怖くて前に進めませんでした。
 

 赤倉林道を引き返し再び三重県道52号線に戻り尾川川沿いに下り大丹倉の展望地に到着しました。
 展望地といっても待避場に看板があるだけですが・・
 


 今回のサイクリングでルートを考えるうえで展望地を経由地としたのですが初見の感動が薄れてはいけないと意図的にネットで画像を見ないようにしました。
 そのおかげで高さ300mほどの流紋岩の大岩壁を前にして感動することができました。
 何処かへ出かける時に情報を得ておくことは大切ですが集めすぎてもいけないと最近思っていて初めて行く場所の画像や動画は極力見ないようにしています。
 ちなみに、丹倉の丹は赤を意味する言葉でもあるそうで、岩が赤みがかっていることが名の由来だそうです。
 私が弱度の赤色系の色弱で赤色を見分ける力が弱いことが影響しているのか赤くは見えないです・・・
 


 ちょっと余談ですが丹倉と書いて丹倉神社は「あかぐらじんじゃ」と読み、大丹倉は「おおにぐら」と読みます。
 近いところなのに何故読みが違うの?と不思議に思うのは私だけでしょうか?

 ということで、大丹倉の展望地を後にして次の目的地である丸山千枚田に向け自転車を走らせました。~続く~


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熊野を自転車で巡る旅~プラン編~

2023-11-25 13:30:50 | Weblog
 先日の24日に休暇をとり4連休として、23~24日にかけて熊野を自転車で巡ってきました。
 きっかけはNHKの中部ネイチャーシリーズ「熊野」を見ていて丹倉,(あかぐら)神社と大丹倉(おおにぐら)を紹介していて行ってみたいと思いました。
 それがきっかけで自転車で訪ねよう!いうことで地図と睨めっこして思いついたのが、熊野市街から丹倉神社と大丹倉を訪ねた後に丸山千枚田を経由して周遊するコース。
 ただ、千枚田から素直に熊野市街へ戻るのは物足りないと思い、一昨年訪ねた引作の大楠を経由して周遊するコースを思い立ちました。
 スタートを花窟神社としているので前半戦は岩の信仰、最後に訪ねる大楠はご神木ということで巨木信仰です。
 ということで、サイクリングのテーマは「信仰」だなと思いつつコース詳細を考え、GISでルートのGPXデータを作成しGPSに格納し準備完了。
 熊野市に投宿した翌日は、清流で有名な銚子川沿いを訪ねるというもの。
 以前から行ってみたいと思っていたのですが行く機会を逸していたのを決行するものです。
 銚子川の河口のある相賀を起点に上流に向かい自転車を走らせ走らせ尾鷲に抜けてみるコースを描きました。
 帰りは同じコースでは面白くないので馬越峠を越えて相賀に戻る周遊としました。
 ただ、馬越峠は自転車で走れないので担ぎと押し歩きでクリアするしかありませんが・・・
 自転車の担ぎで時間がかかるとはいえ、距離が短く時間に余裕があるので、久しぶりに熊野古道センターに立ち寄り展示をじっくり見るというプランとしました。
 プランが決まれば、あとは行くだけ、ということで下呂の自宅を1:45分に出発し旅は始まりました。

 ~続く~(さ~てと何を書こうかな?)
 


   23日のルート
   

   距離は80km、獲得標高約1,500m
   


   24日のルート
   

   距離は約34km
   


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