徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

不器用でもできる鼻かんの結び方(アユ仕掛け)

2017-04-03 21:48:10 | Weblog
 先日、アユ釣り雑誌をみていたら、登山で使われるプルージックを応用した鼻かんの結び方が紹介されていました。
 ためしに挑戦してみたのですが不器用な私はうまくできない・・・
 自他ともに認める不器用な私ではマスターするのに時間がかかりすぎる。
 プルージックに対応したPEラインは今まで使っている鼻かん結び用のPEより倍の値段。
 プルージックをとりいれることによるメリットは分かったのですが時間はかかるし値段も高いとい理由で断念です。
 私がアユの仕掛けづくりをはじめた時は自分の不器用さを恨むほど大変でしたが色々と工夫して作れるようになりました。
 中でも移動式鼻カンの結びは本当に大変でしたので、ここでは私の鼻かんづくりの工夫を紹介します。

    道具とラインの選択は大切です。鼻かん糸はPE、八の字結びはしませんが八の字結び器、これは欠かせません
    

    ダイワの八の字結び器を使っているのですが、糸をひっかけるニードルを出し入れできます。この機能が非常に仕掛けづくりを楽にします
   


  PEラインの長さは約20㎝、長すぎても短すぎてもやりにくいです。これは指の動きと関係するので工夫してください
   

   PEを折り曲げて持ちます
   

   先の状態でひねります
   

   元の輪に八の字結び器をつっこみます
   

   先端の輪をニードルでつまみます。PEは柔らかく滑りやすいので指だけだと不器用な人は難しい。ネットや本では爪楊枝を使う方法が紹介されていますが、このほうが楽です
   

   つまんだ先を元の輪を潜らせ、このような状態とします
   

   形を八の字結び器を使って整えます
   

   輪の中心を鼻カンを潜らせ止める場所までもっていき左側の2本のPEを引っ張り締め上げます
   

   パロマーノットの出来上がりです。
   

   パロマーノットの両サイドを横にずれるのを防止するためにハーフヒッチをかけます。こうすればボンドで止めなくも大丈夫ですので仕掛けが痛んだ時に鼻カンの再利用が可能で仕掛けコストの軽減にもなります。
   

   これで鼻カンへの結束が完了です
   

    アユと中ハリスとの距離(遊びの部分)が必要なので写真のような状態を作ります
    

   上の2本を左右に引っ張ると根元に結び目が移動して密着します。PEならではの引き絞り結びです。これは3~5回ぐらい行っています。(初期は3回、終盤は5回ぐらいやっています)
   

   この状態で中ハリスに編み込みます
   

   ネットは本では色々と書かれていますが上下5mmぐらいの幅になるようひたすら編み込みます。上・下10~15ぐらい編み込みます
   

   仮止め後に引き絞り結びで固定します。
   

   余分な糸をカットして移動式鼻カンの完成です
   


 使用するPEの種類や太さで編み込み回数は変わりますが、これで十分機能します。
 時折固着で鼻カンが動かなくなったり、緩くてアユが止まらなかったりするトラブルは最初のうちはあります。現地ではどうしようもないので予備仕掛けを持っていけば大丈夫です。
 不器用な人は自分の腕を信用せず、仕掛けづくりの失敗は必ずあるというぐらいの軽い気持ちで行きましょう!
 私は未だにそうです。
 ありゃ~鼻カンが緩かったなんて失敗は今でもありますが工夫により5分弱で鼻カンを結び終えることができるようになりました。(管理人)


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