徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

銀杏拾い

2024-12-09 21:10:26 | Weblog
 私が初めてギンナンを拾ったのは東京に下宿していた時です。
 下宿生仲間の一人に「ギンナン拾いに行こう」と誘われ近くの公園に出かけたのが最初です。
 イチョウは東京都の木ということで、公園の街路樹の定番で沢山のイチョウが植えられギンナンを拾うには最高の環境であったと思います。
 友人と沢山のギンナンを拾い、果皮を取り除く作業の時、独特の香りに面喰い作業を止めたくなりましたが、食い意地が勝りやり続けました。
 その時はネットに入れて水の中で揉み果皮を取り除くという技を知らず、延々と素手で取り除きました。
 あとで知ったのですが果皮を素手で触ると被れることがあることを。
 幸いなことに友人も私も大丈夫でしたが・・・もし、そのことを知っていたら素手で触るなんてことはしなかったと思います。
 あとギンナンには4'-メトキシピリドキシンという成分があり大量に食すると中毒となります。
 当時の私は、そのことを知らず採ってきたギンナンを好きなだけ食べたのですが中毒を起こすことはありませんでした。
 何故だろうと、中毒のことを知ってから調べてみたら、中毒になった人は一度に50~60ほど食べたとありました。
 当時を振り返ると、そんなに沢山食べていなかったから中毒を起こさなかったと思います。
 いくら美味しいといっても一度に50以上のギンナンを食べるなんてことは無謀だな~と思います。
 ということで、これから先、私がギンナンを食べすぎて中毒を起こすことはないと思います。
 そんな中毒のことを知り一度に沢山食べられないこと、果皮を取り除くことが大変であるということから大学を卒業してからは、ギンナン拾いをすることはありませんでした。
 というかスーパーで購入すれば、事足りるし、採ったあと面倒なギンナン拾いをしたいとは思いませんでした。
 ですが、何故か今年は気が変わり拾いたくなったのです。
 どうして?と聞かれても答えられないのですが・・・
 さて、ようやく話は本題です。
 拾ってきたギンナンをネットに入れ、水を張ったバケツの中で揉んで果皮を取り除いた後に乾燥させました。
 そして食べようと思い台所へもっていったら、母が買ってきたギンナンが置かれていました。
 買ってきたギンナン、私が採ってきたギンナン。
 ということで今、我が家にはギンナンが溢れています・・・
 そういうことで私が採ってきたギンナンを実際に食するのは年明けとなることでしょう。
 今回のギンナン拾いで思ったのは、学生時代に思っていたほど果皮の取り外し作業大変では無かったので、もう少し沢山拾ってきても大丈夫ということ。
 こうなると、スーパーでギンナンを買うことが大変もったいないことであると思うようになります。
 
  拾ってきた果皮がついたギンナンをネットに入れ揉み洗い
  

  果皮を取り除いたギンナン
  

  乾燥させると販売されているギンナンと同じ色となります
  


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コメント
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