学校が大騒ぎである。コロナウイルスによる休校のことである。先生方のご苦労が生半可ではないなぁと想像している。ご苦労様である。保護者の方々もご心配であろう。このような事態が起きるとは想定外であったからだ。想定外というと、現在某野党の党首になられた方が、官房長官の時に「想定外」を連発していたっけ。東日本大震災の時であった。彼のようなエリートでも想定外ということはあり得るのだと思っていた。今回、彼が総理大臣だったらどういうことを言うのだろうと勝手に思っていた。
明日から3月である。このような大事件がかつて何度も我が日本には起きていた。古典にもそういう記述がある。病気も、地震も、大火もそうだった。特筆すべきは方丈記である。若い頃から読んできたが、今更ながら世の中は想定外のことで満ちあふれていたのである。だからつまらない日常であっても、暖かな日差しがうれしいというのもわかるような気がする。
ひなたぼっこをしていると、本当に日差しがありがたいからである。毎日、同じようなことしかやっていない。それでも、毎日同じことをやっていられるだけありがたいのである。
天変地異でもって、人類が滅亡することもあり得るだろう。恐竜が絶滅したように。否定することはできないだろうから。
地球だって、永遠ではない。まっくらな宇宙空間のゴミと化して消え去るのも、否定はできない。つまり、すべては空虚なのである。無である。そんなことまで考えてしまう。ゴミにすらなれないかもしれない。地球が爆発して。あるいは太陽が爆発して。宇宙空間にただようただの分子となって。完全消滅。
このことは想定外と片づけることはできないだろう。人間の持っている知なんてそんな程度のものだろうから。どんなにエライ大学教授でも想定外のことはたくさんあるからだ。もっとも、今の大学なんてたいしたことはないからなぁ。一部のエリート大学を除いては。
ともかく、来月は歴史の会が二回予定されている。千葉市と船橋市のコロナ対応策でもって、こっちも想定外の動きをあらかじめ「想定」しておかなくちゃならない。
けふは土曜日。バイトもなんにもない。だから、夕方早めに風呂に入って、それから日本美人を呑む。あ、違った。日本酒だった(^_^)。
BYE-BYE!