いよいよ大晦日である。いつもそうだが、特別の感慨がある。特に今年はコロナだった。まったくろくなことがなかった。じっと閉じこもっていたからである。実に珍しい一年になった。
旅行も行っていない。やれるわけない。飛行機が飛ばないからだ。歴史の会もズタズタにされた。文化講座と古文書講座をワレワレの会で主催しているが、まさに破壊された。バイトもいくつかトラブルを抱えてしまった。塾も生徒の通塾を禁止されてしまった。イノチの教育と称してやっていた少年院や中学校の講演も全部中止。文化財審議委員もやっているがエアコン事件で腰を骨折してから出席不能。それに、NPOで教育研修の講師をやっているが、こっちも出席不能だった。某文芸賞の審査員だけはやったが、発表会ができるかどうかが不安である。来年早々にあるからだ。今年入学した大学院はスクーリング中止。オンラインでの講義となってしまった。まったくろくなことがなかった。
しかし、明日からは一念発起。
すべてを捨てて新規まき直し。それしかない。いつまでも不安を引きずらないで新しくやり直すしかない。日本人というのは、そういう変化には対応していける。太平洋戦争から立ち直ったのもそれだ。変化に強いのである。
新年は安全第一で生きていくつもりなり。健康安全は自己管理ができれば可能である。快食快眠+快便である。とりわけ安全がもっとも重要である。腰を骨折してしみじみわかったのだ。安全が大事だってぇことが。不注意だからこうなる。舐めているのである。世の中を。なんだか、ジジイになってすべてをマスターしたような気になっているからである。まだまだなのである。ガキと一緒である。それこそ不動明王さまに叱られてしまうではないか。
正月に成田の新勝寺に行って、不動明王様に叱られてきますかな。もっともあれか、コロナで行けないのか。密になって。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ。
八方ふさがりか。
否、空は開いているか。
BYE-BYE!