ウェブにはあまり期待しないほうがよろしいようで。企業や大学でインターネットがどれだけ有効なのか、まだまだ未知数の分野なのだから。
バカと暇人は紅白歌合戦を見て、のど自慢も見て、大河ドラマを見ているそうだ。あるいはボキの場合はNHKのニュースに一喜一憂しているけど。「ウェブはバカと暇人のもの」という本に書いてあったのをそういうように理解した。
なるほど、SNSやブログでもって、あるいはHPでくだらない日常を報告してなんになるだろうという思いは、いかなボキでも感じている。ボキの場合は、備忘録の役割も果たしているから、つまらない日常もアップするけど。だから不人気ブログなのである。
そして、この新書本ものたもうているように、「ブログはタダだから書いていられる」のである。すぐれたご指摘である。ボキもそう思う。ただし、プロバイダーの料金と電気代はかかっているけど。
そして、インターネットに過大な期待をしないほうがよろしいとも書いてあった。特に企業である。あるいは学校である。学校といっても大学がそうであろう。私立大学は特に重要なツールであろうと思う。
たしかに、ツールとしては新しい。インターネットの世界は。そして、それでもって製品のコマーシャルとか、利益をあげるというもくろみは、ある程度成功事例があるからである。ネットで話題になったから売れてしまったというのもあるからだ。しかし、数は少ない。ネットで宣伝したからといって、全部が全部成功するとは限らない。たまたま売れただけで、運が良かったのである。それだけである。
大学の事例もそうである。今の大学のHPは実に多彩である。中には、タレントを使って美男美女がウヨウヨしている大学キャンパスを演じ宣伝している大学も散見される。そりゃそうだろう。ボキのようなまるっきり熊のようなむくつけき男ばかりじゃ、高校生に選らんでもらえない。
あ、この大学に入ったら、楽しそうだと思ってもらわなくちゃアカンのであろうから。
高校もそうだ。高校まで大学のインターネット利用を見て真似をしている。
なんだか、うそ寒いのである。
大学や高校になにしに行くのであろうか。
生涯学習ごっこ実践者として、このような大学の宣伝のあり方をみているとうそ寒いのである。つまり、大学や高校は生涯学習の視点を持っていないから、HPでの生涯学習が隅っこに追いやられている。
これじゃぁ、リタイアした爺婆の興味をひくことはないだろうと思う。片手間なのだ。ま、メインは若者であるから、仕方がないのだけれども。別にいじけているからではない。大学や高校の永続を願うのならば、もっともっと工夫が欲しいと思うからだ。
もっともあれか。学び直しをしてみたいと思っている爺婆対象に、HPを使う。で、タレントのイケメンジジイや、昔美女だったオバーチャン・タレントを起用して宣伝に努めたらこれまた気持ちが悪くなっちまう(^_^)。
ウソがバレバレであるからだ。
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今日は朝から大雨である。
それでも4000歩歩いてきた。傘をさして。ゴム長クツをはいて。
でないと、ボキは死んじゃうからである。生活不活発病で。
血液もドロドロだし。
脳みそは、カスカスだし。
そして、これから千葉市に出かける。郷土史の会である。編集会議がある。出かけついでに、古本チェーンにも寄ってくる。
大都会千葉市である。
大雨も、退散しているかな?
そんなわけないっすねぇ。
楽しみ、楽しみ。
Bye-bye!