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しかるに親王の行啓においては、その儀あながちに然るべからず。向後は事によつて随兵を召し具せらるべしと云々。→ 昨日ツイートさせて頂いた永井晋『金沢北条氏の研究』にあった実時の小侍所の役割で、鎌倉幕府が皇族将軍宗尊親王より下位になったという意味の実際がすでにここに現れています。
4月14日、寅の一刻、将軍家始めて鶴岳の八幡宮に御参。(行列は略)。陸奥掃部助実時、遠江守光盛は、鎧を布衣に改め著して供奉せしむと云々。右大将家(頼朝)より三位中将家(頼嗣)に至るまで、将軍の威儀を糺され、御出の度ごとに、一両人たりといへども、勇士を供奉せしめずといふことなし。
『全訳吾妻鏡』より建長4年4月1日、宗尊親王の鎌倉到着の日の続き:次に親王南面に出御。両国司(時頼・重時)、廊の切妻の地下に候ぜらる。相公羽林参進して、御簾三箇間を上ぐ。次に前右馬権頭政村、御劒を持参す。南門に入り、庭上を経て、寝殿の沓脱より昇り、御座の傍に置き、本座に帰著す。
もう一つの方の大学は、来月早々から愚生の講義が始まります。こちらの方の準備もしないといかんです。どんな学生さんがこられるのかなと楽しみです。大学といえども、教え方が下手だと、存亡に関わることになりますから。
来週から本格的に大学は始動します。教わっている方の大学も、教えている方の大学もです。あっち行ってほい、こっちきてほいってやっているようなものでまったくいろいろ大変です・・(^-^)/
あ、塾もあった。昨日も、今日も。昨日は、高校に新入生で入った男の子が、割り込んできてどうしても愚生に教えてほしいとなりました。小論文です。1600字もあります。ありがたや、ありがたや。こんなつまらない老人でもお役に立つんですから。まったく。
東大寺重源上人像:東大寺俊乗堂の本尊で、1180年の平重衡による南都焼き討ちから東大寺復興造営にあたった大勧進俊乗房重源の肖像彫刻。重源に多くの造仏を依頼された慶派により、重源の死後、間をおかずに制作された。twitpic.com/8muq82
……あるいは世に出ようとしてなお彷徨う者に、安々と産声を揚げしめるために、数百年の間凡人の父母が、来ては祷った道祖神の祭場と、根原一つであることが、ほぼ明白になった。つまり我々は皆、形を母の胎に仮ると同時に、魂を里の淋しい石原から得たのである」(柳田国男『赤子塚の話』より)