Amazonからこのような本が届いた。
嬉しい。
楽しみにしていたからである。
最近は、こういう江戸・大長屋の裏店住まいに非常に関心がある。ボキのような庶民生活に楽しみとおかしみと興味があるから。哀歓もあるし、世態風俗もわかるようになっている。粋と笑いのからくりが見えてくる。確か、落語にもあったような気がするが。
光源氏の一生も、長屋の熊さん・八さんの一生も同じだということである。人間ならば、ミンナ似たようなことをやって、メシ食って、うんこして、寝て一生を終えるのである。たいしたことはねぇのである。それをである。もったいぶって、さも高尚なる人間のようにふるまい、のたもうて、くだらない世間の憂さを晴らすというのはいかがなもんか。
最近、ボキはあることで非常に落胆したことがあったのだ。
それは叙勲の発表があって、それに漏れ続けている御仁の恨み辛みを聞いたからである。今まで尊敬していた御仁であるし、学歴も業績も立派なのに結局欲しかったのである。勲章が。
なんだ変わらねえじゃねぇかとがっかりしたからである。
ボキは、そんなもんの対象になるわけもないから安全に無関心に生きていられる。むしろ、そんなもんより長生きして孫と一緒に遊びながら過ごしたい。たまに趣味である海外旅行でも行って、下手くそな英語を試してみたい。それに、読書七回主義に陥ったから、古典も七回読むことにした。だから充実してきたのじゃ。
わははっははっはははっはははははっはははっはは。
庶民は強い。
ボキも強い。
庶民だからだ。
さ、これから退学した某大学に行ってくる。中国語講座を受講してくる。楽しみである。まったくものにならんが、それなりに楽しみにしているので。
Bye-bye!