二泊三日で、カシオペアに上野から乗った。青森から函館、そして小樽と出かけた。家人と一緒である。帰りは千歳からANAで帰ってきた。
宿泊先は、一泊目がカシオペア。二泊目は、登別温泉。
今回、ビデオ機材を持って行こうと思った。思ったがやらなかった。実は、スーツ君という大学生を尊敬しているからである。ユーチューバーである。横浜国立大学生である。彼の動画を見て、行きたくなってしまったのだ(^0^)。
わけぇージジイでございますよん。
カシオペアは、ドカンドカンと部屋が動くから、寝付けない。当たり前である。鉄道と飛行機では旅の質が違う。
家人は睡眠不足になってしまった。しかし、ボキは元気だった。なぜなら、途中の駅でかなり停まるからである。夜の誰もいない田舎の駅にじっとたたずんでいるカシオペアが、まるで銀河鉄道のようだった。暗闇の中に、ホームの明かりが灯っている。ホームの向こうは夜の闇が降りている。
故郷山形との往還でずいぶんこんな停車風景を見た。新幹線なんか走っていなかった。上野駅から、夜行列車で帰省していた。しかも、カシオペアが発車した同じ番線からだった。急行で八時間以上はかかった。それで、ボックス席(木の堅いやつ)で、途中の駅で臨時停車したときが大好きだったのだ。
ここで漫画銀河鉄道999のメーテルでも出てきたらタノシカッタだろうなぁと思っていた。
撮り鉄もたくさんいた。途中の駅や線路脇にもいた。好きな人は、好きなんだろうなぁとほほえましくなった。
ボキもヒトのことは言えない。
とうとう、ジジイになって実現したのである。カシオペア紀行である。
国内旅行も良いもんだ。
九十九里浜から、上野駅までハイヤーの送迎がついていたツアーであった。だから、中国あたりの海外旅行よりも値段が高い。でも、それでも行きたかった。なぜなら、もうそんなに生きていられないからである。タブン。あと100年くらいか(^0^)。
いつも寿命のことを意識して、今を生きているから瞬間瞬間が大事になっているのである。
財産もねぇし、地位も名誉もない。それでも、充実したジジイ生活を送っていきたいとマジに思っている。
それにしても、メーテルちゃんに会いたかった。でもそんなのいるわけないか。目の前には、家人がいただけであったから。
わははっはははっはははっはははっははっはははっはははっははは。
BYE-BYE!