朝夕は涼風が立ちますが、まだまだ日中は暑い・・・。
横浜の最高気温34度!
8月最終週に始まった授業は、今週でなんと3週目。
勉強もどんどん進みます。
読み書きに苦手感があるお子さんには
「見る力」が原因の場合もあれば、
(はっきり見えない、二重に見える、文字が躍る、他の行を読んでしまうなど)
記憶が原因だったり(漢字やことばを覚える)
手先の課題(小さく書く、整った字形で書く)があったり
文字を音声に変換するのに時間がかかったり
うまく読んだり書いたりできなかった経験から
読み書きに気持ちが入りにくかったり・・・
まだまだいろいろなことが起こっています。
「読めなければ」問題を考えることもしにくい
「書けなければ」問題の答えを書くことが難しい
・・・そんなことが続くと「努力だけ」では追い付かなくなり
とっても疲れたり、意欲が減退したりすることがままあります。
タブレットがあれば、「デイジー教科書」の申請で、
教科書の背景の色を変えたり
読む速さを自分で調節しながら音声で聞けたり
文字を大きく見やすくすることができます。
普通の紙の教科書は、こんな感じ
デイジーだと背景や文字色や文字の大きさ、読んでくれる速さも変えられます。
無料ですし、困り感があれば、自宅で申請できるので
私も利用しています。
ただ、タブレット持ち込み禁止だったり(今だに)
自分で使うことに抵抗があったりすることもあります。
また、許可がでて、使えたとして
紙の教科書と違うページの出し方なので
先生が「~ページの一番上」などと言ったときにぱっと探しにくい、ということもあります。
困り感があるお子さんがいて、探してみると・・・
こんな教科書を見つけました。
一般の教科書にようにB5判もありますが、これはA4判。
文字が見やすいです。さらに・・・
こんなふうにタッチペンで読み上げをしてくれます。
(特別な印刷です)
読み上げのスピードを変えたり、録音の機能があったりもします!
この教科書は全教科あるわけではなく、
今は、国語と社会だけのようです。
たぶん、子どもにとって一番読みにくいのがこの2教科なのでそうなのかな~と思いました。
ペンで行頭をなぞると、その行を読んでくれます。
分からない漢字だけなぞるのもよいと思います。
もちろん、読みに困難さがあるお子さん対象で、申請が必要です。
教科書を使ってみたお子さんは、みんなと同じような形式の教科書で
ほっとしてような様子でした。
先ほど紹介したデイジー教科書は、中学校までならすべての教科に対応しています。
また、前回書いたようにこれから全国的に教科書のデジタル化が進むようです。
それまでの間、「今困っている子どもたち」
「勉強はしたいけど読むだけでとても疲労してしまう子どもたち」にとって
いろいろな「道具」を開発してくださることがどんなに「光」になることか!
もし、教室の中でだれかが、タブレットで教科書を「聞いて」いたり、
この音声ペンで読む教科書を使っていて「いいな~」と言ったりしたら、
きっとその言った子ども自身も「困っている子」なのだと思います。
申請は保護者がしなくてはならず、学校のタブレットにこのシステムをいれられなかったり、
申請すること自体、保護者が必要を感じていなかったりしたら・・・
ずっと「読むことで疲れてしまう」状態のままなのかもしれないです。
考えたり覚えたりという学習に手が届きにくい子どもがいることを
忘れてはいけないと思います。
クラスに何人かいる困っているお子さんたちが
もっと「魔法の道具」を手に入れやすくなりますように!
これは、とっても手にいれやすい魔法の定規。
一見普通の定規ですが・・・裏返すと、
裏にぼつぼつが。
滑り止めです。
定規で線を引くときって、利き手と逆の手で定規を押さえますよね。
そうすると、鉛筆を定規に当てたときにどうしても手がすべって直線にならないことも。
学校で一斉に配ることもある定規ですが、手先や見え方に困り感がある場合は、
ちょっと足を伸ばしてステイショナリーナリーをたくさん売っているお店に足を向けてみても。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
困り感があるお子さん・保護者の方・支援者の方の相談をお待ちしています。
お電話くださいね!
上り階段の両脇は、こんな感じ。
出口近くにあるのは、こんなオブジェ。
この砂時計みたいなのは、劇中の「タイムターナー」というものらしいです。
これを使ってハリーの子どもとマルフォイの子どもがタイムトラベルを・・・。
(あっ!ネタバレはよくないかな・・・)
赤じゅうたんは、あのホグワーツを感じさせます!
地上に出ると
劇の間限定なのか、ハリー・ポッター関連のお店がありました。
ヘドウィグは、あちらこちらにありました。
(ふくろう便というお手紙を運んでくるハリーの相棒です)
夕方からの公演だったので、少し早めに着いたのですが、
ハリー・ポッターのカフェは予約しないと入れないようでした。
いよいよシアターの中へ。
****************わくわく***********
9と3/4番線のセットと場内アナウンスが。
幕が下りていないのにびっくり。
今回のハリーは、吉沢 悠(ひさし)さん。
TVでは拝見したことがありますが、姿勢がよく素敵な俳優さん💛
一番右端の方です。
ストーリーは、ハリーがお父さんになり、子どもと対立し、
父に反抗する子といじめられているマルフォイの子が仲良くなり・・・
という感じなのですが、
前から15列目の席でも、魔法を使う場面の仕組みが全く分かりませんでした。
目まぐるしく変わる「動く階段」。
登場人物の杖から出る閃光。
ポリジュースを飲んで変身する場面。
消えた人がすごい速さで違うところから登場したり、
水にもぐって(本当に舞台の上にプールがあるのか?)水びたしになったり
動きが速くて、いったいどうなっているんだろう
ディメンターがふわふわ浮きながら客席に近づいてくるし、
舞台上の空気がぐらぐらとゆれるし・・・。
俳優さん達も1日2講演と思えないほどエネルギッシュでした!
もちろん、宙づりもたくさん!
6時15分開演で終わったのが10時近く。
今まで見た舞台の中でもピカピカ1でした。
帰るときは、もうモールも閉店でしたが、雰囲気が素敵でした。💛
小説が完結してからだいぶ経つのに演劇だったり、テーマパークだったりが
新しくできてくるのは原作のすばらしさかしら。
夏休みは、これでおしまい!
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学習や生活でちょっと不安があるという方や支援の仕方を知りたいという支援者の方の相談のお電話お待ちしています。
歩いていくと、いきなり見える白くてきらきらの門。
その奥にあるのが、「迎賓館」。
外国のVIPをお迎えする館です。
ときどきニュースで黒い車から降りてくるお姿を拝見することがありました。
本館は、予約なしで入ることができます。
ただ、入口で荷物チエックがあります。
左側が大正天皇が皇太子のときのお部屋・右側が妃のお部屋として造られたそうです。
内部は、写真撮影ができないので、パンフレットから
羽衣の間
晩さん会が行われる花鳥の間。
長方形で縦長のお部屋です。
日本の自然をモチーフにフランス風の装飾。
公開されている中では、エジプト風の装飾の部屋もあり、不思議な感じでした。
賓客は、正面の入口から入られるとのことでしたが、床材が貴重なため、
一般公開では、西側からの入場です。
今回は、和風別館(游心亭ゆうしんてい)の見学を予約しておきました。
とても暑い日だったので、特別にVIPの入口から入れていただきました。
皇室のもう一つのご紋、桐だそうです。
官房長官の記者会見のときの演台にもついていますね!
もともと使われていたご紋だそうです。
内部の壁に特別な漆喰が塗ってあるとのことで、荷物が触らないようにと注意がありました。
和室も長方形で、VIPたちが座る席は、掘りごたつのようになっていました。
食事はホテルからのケータリングだそうです。
テーブルは、稼働式で、踊りの舞台にもなるということでした。
控えのスペースは八角形になっていました。
照明も八角形。
設計者の谷口吉郎さんの意匠だそうです。
中庭には、池がありました。
陽がさすと水のゆらぎが天井に映えるとのこと。
確かに波のようでした。
池、といえば、鯉。
当初は、水深も浅く、鯉もいなかったそうです。
ある首相がぜひ、鯉を、ということで深く掘り下げたとか。
VIPが来る前に少しおなかをすかしておいて、えさやりをするとそばに寄ってくるように工夫しているという
「裏話」もガイドさんから教えてもらいました。
飾る盆栽一つも1000万円クラスだそうで、その盆栽も暑さで傷まないよう、
今年から「日陰」対策をしていました。
職員さんも大変です!
すしや天ぷらを召し上がる(ここは実演)場所もありました。
茶室は、「見せるお点前」だそうです。
全体に本館と比べはでではない「和」のおもてなし心を感じました。
故エリザベス女王がお手植えされた木を回ると、一周です。
絶対に外では靴を脱がない女王陛下は、ここの和室で世界で初めて靴を脱がれたそうです。
西欧のVIPは、記念撮影では、できるだけ足元を写さないというお話も初めて聞きました。
和風別館見学には、グループに1人のガイドさんがつきます。
この日のガイドさんは、全くメモなしにすべての案内を見事にしてくださいました。
本館の正面にまわってみました。
建物全体・この噴水も国宝なのだそうです。
外に出ると、38度の暑さですが、迎賓館の中は全く別世界。
大正天皇が皇太子時代にご成婚を機に造られたそうですが、
お住まいはなかったということです。
噴水前にキッチンカ―がでていました。
この日は飲み物とデザートでした。
和風別館と合わせて1・5時間ぐらいのコースです。
いろいろ制限があるので小さいお子さんにはまだ難しいかな~という印象でした。
大人の皆さん、機会がありましたら、ぜひ!
VIPがいらっしゃらないときが公開日です。