体育の日の前後に運動会が開かれることが多いと思います。
(今は春開催も多いですが)
「運動会が苦手」な子どもってけっこういると思います。
徒競走が遅い・・・
ダンスが覚えられない・・・
競技がこわい・・・
走るのが遅いだけでなく、”障がい物走”徒競走”を選択できるとき、
なぜか、”障がい物走”を選んでしまう子がいます。
網をくぐったり、袋に入ってジャンプしたり、平均台を歩いたり、
運動が”不器用”なのに、運動の”器用さ”が求められる競技にエントリーしてしまう・・・。
”自分”のことがよく分かっていないため、雰囲気で手を挙げてしまうのです。
また、ダンスでは、左右が分からない、正中線(からだの中心)を超えるクロスができない、
隊形を移動するときの移動先が分からない、踊りそのものを覚えにくく、友達の”振り”を
見て動くため、一歩ずれる
また、大音響が苦手な子どももいます。練習では、笛の合図でスタートだったのに、本番では、
ピストルで、スタート。BGMも観客の大歓声も、ストレスに感じてしまいます。
”練習”では、なんとかなったのに・・・
また、ダンスなど”練習時”に前回の位置と変更があったりすると混乱したり、
繰り返し練習するときの”疲れ”で行動が遅れ、叱責を受けてしまったりすることも
あったかもしれません。
さらに、運動会後の振り返りで”絵”を描いたり、”作文”を書くことになると
また、ハードルが”課せられた”と思う子どももでてくるでしょう。
すべて100点をめざすのではなく、今回は、”これをがんばる”とワンポイントに
目標を絞れば、達成感をもてるのでは。