お正月明け、1週間がたちました。
休み中、ご近所をジョギングしていました。
服がなんだかきつくなって・・・。
そのせいか、今週はからだが軽いです。
今週のはじめにA新聞に、
「今年こそ目標達成!」という記事が出ていました。
わたしの考えていたことも「まさにこれ!」。
今日は、目標を数値化する話です。
学校では、「個別の教育支援計画」というものを
つくることがあるのですが、ここに
「朝の会に落ち着いて参加できる」
という目当てを立てたとすると、このめあて(目標)が
達成できたかどうか、人によって判断が分かれてしまいます。
でも、「5分間連続で着席していられる」
だったらだれでも、時計かストップウォッチを使って判断できます。
「がんばって」「努力する」は、すばらしいことばですが、
きっと子どもにとって「じゃあ、どうしたらがんばったことになるの?」
ということになり、取り組む意欲や達成感をもてなくなると思います。
「5分かあ。」と思えば、朝の会の内容は頭にはいらないかもしれませんが、
時計とにらめっこしていて、5分がたち、「できた!」があるでしょう。
とりあえず、2か月後の目標は、現状の2割増しで
「6分座っていること」。
このぐらいなら、ちょっとがんばればできる
ところです。
1か月で達成してしまったら、次の2か月後は3割増しでもいいかもしれません。
ただ、急激な変化で"反動”がこないように無理はさせないで。
「漢字が書けるようになりたい」より、
(現状が20点なら)次のテストは、「30点」。
30点とれたら、「40点」といった方が子どもの現状から
離れず、無理が少なく、達成できそうな感じです。
プリントを半分にたためないという現状があるなら、(数値の代わりに、
「折り紙・線あり」「折り紙線なし」「プリント線あり」「プリント線なし」「画用紙線あり」「画用紙線なし」のように具体的に)
まずは線に合わせて折る。
ぶかぶかにならないように「アイロン」を手の厚みのあるところで
かける。
だんだん紙を大きくして、線なしで折れるようにする。
厚みのある紙もできるようにする。
というように段階をふめるとよいと思います。
つまり、「スモールステップ・ちょっとのがんばりで達成可能のレベルの積み重ね(数値つき)」
子どもののびがしばらく停滞しているように見えたら、
・子どもがその目標に意味をもてないか
・実力を蓄えて、チャージしているか
・そろそろ本当の限界にきたか
かと思います。
目標は、「席を立たない」ではなく、「~分間すわっている」のように
肯定形がよいと思います。
あ、私、ジョギングのとき「~分で走ったか」という数値目標を記録していたのですが、
体重の目標値を決めるのを忘れていました。
実際、こわくて体重計にのれないのですが・・・。
人気ブログランキングへ次回は、目標達成のための方法について考えてみたいです。
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