珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

高ドッキョウ山

2023-12-06 07:57:27 | その他
11月25日、メンバー6名で、山梨県と静岡県の県境に位置する、高ドッキョウ山に登ってきました。メンバーの一人が晴れて山岳ガイドに合格したことの、お祝い登山でもありました。南町田駅で集合後、第2東名で新清水へ向かい、その後、下道を北上しました。山梨県の南部町に入るのは昨年の、七面山・山伏以来となります。登山口は静岡県側、山梨県側それぞれにありますが、山梨県側から登ることとしました。スカッとした秋晴れにはなりませんでしたが、晩秋の登山を楽しんできました。


高ドッキョウ山の標高は1134mと決して高くありませんが、所々に急登があり、登り応えのある山でした。先の両神山でも感じましたが、今年の紅葉は鮮やかさの点で今一つです。夏の異常な高温が影響しているのでしょうか?


最後の急登でひと踏ん張りして、山頂へ到着です。本来であれば、奥に富士山が開けるはずなのですが、この日は全く見れませんでした。


下山中の展望台より静岡市街を見下ろします。三保の松原も見えていますね。左の奥にかすかに見えるのは伊豆半島です。本日の一番の展望でした。


紅葉は全体的には今一つでしたが、真っ赤に紅葉したモミジが散在していました。この後、忘年登山が控えていますが、いわゆる紅葉はこれが見納めかも知れません。


下山後、東京へ戻り、蒲田の中華料理店で打ち上げ兼、合格祝いの場を持ちました。最近のオーディオオフ会でも中華料理が続いています。いろんな料理を楽しめるのがいいですね。登山後だけにビールや紹興酒も進みました。参加いただいた皆さん、楽しい1日をありがとうございました。
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両神山(百名山)

2023-11-12 17:01:03 | その他
晴れの特異日と呼ばれる11月3日、メンバー3名で秩父の両神山(りょうかみさん)に登ってきました。実際、この日は見事な晴天で、Tシャツでも十分登れるほど暖かったです。11月の秩父、しかも山でこの陽気はやはり異常気象と言えるでしょう。両神山は日本百名山の一つで、長らく行きたい山の一つでした。登山口である日向大谷は山深く、かなりの早朝に家を出る必要がありました。西武秩父駅に着いたのが午前8時過ぎです。日向大谷までは、小鹿野町のマイクロバス2台をつないでアクセスしました。


出だしはし緩い勾配が続きました。途中から急な登りに変わるのが、今回のコースの特徴です。紅葉はほぼ時期的にベスト、若干ピークを過ぎた印象でした。秋晴れと紅葉の組み合わせが見事でした。


所々で岩場、鎖場が登場します。付近は秩父ジオパークに認定されています。両神山はチャート呼ばれる岩石から成るようです。2億5千年前に海底だったと言われてもピンときませんが・・・。


両神山のピークはもうすぐです。同じ秩父の武甲山が見えてきました。登ったのは9年前の12月でした。やたら寒かったことを憶えています。


最後の鎖場を終えて、標高1723mの両神山ピークに到着です。この日は1100mのアップダウンとなりました。これでまた一つ、百名山をクリアできました。


山頂から360度のパノラマを楽しみました。遠く富士山が見えています。北側の斜面ですので雪が見えます。手前は奥多摩の最高峰、雲取山から甲武信ヶ岳方面へ続く山々です。


更に西に目を向けると甲武信ヶ岳、金峰山方面となります。その場では同定できませんでしたが、後日ネットで調べました。下の写真に、甲武信ヶ岳、金峰山いずれも含まれています。


この時期は日が短いので、下山を急ぎました。山頂から離れる間際に、秩父盆地を見下ろしました。


両神山の山頂部は横の広がっています。しばらく、紅葉を見ながらフラットなルートを進みます。穏やかな秋の午後の時間が流れていきました。


尾根から沢に入って一気に高度を下げます。所々、杉などの常緑樹の下に入ると、かなり暗くなります。我々の後ろにもかなり人がいましたが、おそらく最後はヘッドランプ必須だったでしょう。


両神山は百名山に相応しい、素晴らしい山でした。今回利用した表参道コースよりも短時間で行けるルートがあります。ただし、アクセスが悪い上に入山料も必要で、選択肢から外しました。急登が少々応えましたが、周囲の紅葉の助けを貰いながら、楽しむことができました。参加の皆さん、ありがとうございました。
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初秋の上田・軽井沢:軽井沢編

2023-11-04 11:01:59 | その他
翌日も好天に恵まれました。軽井沢への移動は、しなの鉄道を使いました。丁度、通勤・通学の時間帯でしたので、上田駅の改札から出てくる人が多く、電車に乗りたい我々は中々入ることができませんでした。上田が地域の中心地であることが分かります。この時間帯の利用者の多くは、高校生です。制服あり、ジャージ姿ありで様々でした。おそらく全国の地方で同様の光景があると思います。新幹線の通らない小諸には、何となく寂しい雰囲気を感じました。そうこうしているうちに、軽井沢に到着です。


この日も、よく歩きました。登山はともかく、街中を2日間続けで歩き回る機会はなかなかありません。最初に向かったのは雲場池です。別荘地の中に、その池は突然現れます。上田よりも標高の高い軽井沢は、体感で、より涼しかったです。実際、雲場池の紅葉も進んでいました。


池の周りは散歩コースになっていて、かつては文豪らも訪れたようです。すれ違った人の多くは、アジア系の外国人が多かったです。湧き水を起点とする雲場川をせき止めたのが雲場池です。確かに、その水は澄んでいました。


旧軽井沢界隈のぐるりと回ってみました。室生犀星の旧宅が記念館になっています。そこに通じる小径が、「犀星の径」と呼ばれています。この付近はゆかりのある人の名前がついあ道が多いです。


教会が多いのもこの地域の特徴です。当時、別荘を構えた外国人の拠り所となったことでしょう。こちらはアレキサンダー・クロフト・ショー により軽井沢で最初に作られた礼拝堂です。


その礼拝堂のさらに先に、碓氷峠の見晴台まで続く遊歩道があります。ただし、勾配がキツクなると普通の登山道と変わらなくなります。昼食時のワインの酔い覚ましに歩いてみることにしました。


碓氷峠まで来ると群馬県側を展望することができます。標高の高い軽井沢から、関東平野を見下ろします。画面左は安中、高崎方面となります。手前のゴツゴツした山容は妙義山です。


逆に長野県側を振り返ると、浅間山の雄姿です。旧軽井沢付近だと浅間山は見づらいのですが、ここまで上がると、どっしりとした姿を見せてくれます。レトロ感溢れる赤バスで、旧軽井沢に下り、お土産を調達しました。


再び軽井沢駅に戻ってきました。すっかり新しく生まれ変わった軽井沢駅ですが、旧駅舎の一部が残されていました。学生時分、夏休みに追分に向かう際に、横川から軽井沢まで電車で移動したことが懐かしいです。


こうして初秋の長野旅行を終えました。秋晴れの下、いいリフレッシュとなりました。新幹線の恩恵で、軽井沢から自宅まで3時間もかかりませんでした。軽井沢近し、を実感しました。
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初秋の上田・軽井沢:上田編

2023-11-01 06:15:25 | その他
10月半ば、有給休暇を2日取って、家内と上田・軽井沢方面へ行ってきました。両日とも好天に恵まれ、初秋の長野を楽しんできました。北陸新幹線でまず向かったのは上田です。上田と言えば真田、真田と言えば池波正太郎です。事前の準備不足で上田城にある市立博物館も、池波正太郎真田太平記館 も休館日でした。それでも上田城址公園は開放されていますし、上田の中心部は徒歩でそこそこ回れます。時間を贅沢に使う、上田滞在を決め込みました。写真は昔の風情の残る北国街道です。


池波正太郎の通った店については、過去の記事でも時々取り上げました。上田にある蕎麦屋の「刀屋」も、以前より行きたかったお店です。11時半頃に着いたのですが、既に店内はいっぱいでした。地元の人半分、観光客半分といった感じです。それでも入口で5分ほど待って、2階の和室へ。ざる蕎麦と天ぷら盛り合わせを注文しました。蕎麦は太めで弾力があって、ボリュームも十分です。男性好みの蕎麦ですね。揚げたての天ぷらは、具が豊富でこちらも美味しくいただきました。


お腹を満たした後、向かったのは上田城です。天守閣はなく、櫓と門、それにお堀が残っています。上田城址公園として、一般に開放されています。ちなみに2~3mサイズの真田石はこの写真の外にあります。


城内は木々が豊富でした。紅葉は、まだこれからといった感じでしたが、木によって見どころを迎えていました。木々の緑、黄、赤が、秋空の青さに映えます。


上田城の近くにある、県立の進学校、上田高校の正門です。上田高校は上田藩の藩邸だったようで、その名残があります。生徒さんも観光客慣れしているのか、しっかり挨拶いただきました。


お馴染み「みすゞ飴」の本店でお土産を調達した後、上田駅の南側(別所温泉側)に出ました。千曲川を横切るのは、別所温泉行の上田電鉄です。年初の登山で訪れた沓掛温泉もその先にあります。


千曲川の上流方面です。この先、佐久、川上村と遡ると、源流のある甲武信ヶ岳へと到達します。甲武信ヶ岳に登ったのはコロナ初年度の2020年です。その後、何度も感染の波が来るとは想像できませんでした。千曲川と言えば、2019年の台風19号による決壊も記憶に新しいです。日本で開催されたラグビーのワールドカップが盛り上がっていた時期です。何事も無かったような穏やかな表情の千曲川ですが、色んなことが詰まった4年間でした。川は画像奥から手前に向かって流れ、長野を経て新潟へ向かいます。


夕飯はホテル内の和食屋さんにしました。上田の地酒「和田龍」で歩き回った疲れを癒しました。翌日の軽井沢編に続きます。
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南木曽、伊那の秋山

2023-10-28 17:17:46 | その他
10月14日と15日、長野県の南木曽岳、経ヶ岳に登ってきました。メンバーは男女合わせて7名でした。天候は今一つでしたが、山頂付近では紅葉が見頃で、秋山を楽しんできました。二つの山は、中央アルプスの山域に属し、南木曽岳が南端、経ヶ岳が北端に位置します。初日の午前中は晴れていて、中央道からの南アルプス、八ヶ岳の展望が見事でした。午後は、段々と雲が出てきましたが、初日の南木曽岳は何とか降らずにすみました。翌実の経ヶ岳は小雨の中でしたが、しっとりとした秋山風情を満喫することができました。

伊那市のサービスエリアから見た南アルプス北部です。伊那からは、仙丈ケ岳が大きく見えます。左奥に甲斐駒ヶ岳も見えます。こちらか南アルプスを見る機会が少ないので新鮮でした。この後、飯田を経由して、登山口のある南木曽町(なぎそまち)へ向かいました。


登山口付近の駐車場に車を置いて、早速、歩き出しました。登山口付近は、まだ紅葉には早いようでした。歩き出しが遅い時間なので、先を急ぎます。



しばらく歩くと、分岐が現われました。南木曽岳は周回ルートになっていて、途中で登りルート、下りルートに分かれます。ここは指示通りに登りルートに入ります。


高度を上げると、急こう配が待っていました。所々で、岩場、鎖場もありました。少しずつですが、紅葉も目立つようになってきました。山頂までひと踏ん張りです。


標高1677mの南木曽岳、到着です。山頂は樹林に囲われていて、展望はありませんでした。短めの休憩の後、下山を始めました。


山頂からしばらく歩くと笹が広がる斜面となりました。遠く、乗鞍岳、穂高連峰も確認できました。


笹の海原に、紅葉です。このような光景に出合えると、登ってきた甲斐があったと思えます。この日は、下山後伊那方面へ移動し、翌日の経ヶ岳に備えました。宿泊したルートインホテル近くの中華料理店が、リーズナブルでした。


15日は雨天が予想されましたが、思ったより降りが弱く、経ヶ岳に登ることとしました。土砂降りでなければ、雨は雨で風情があります。経ヶ岳の山頂で昼食としました。


登山口に戻る直前、ようやく視界が晴れました。ルート上にある見晴台から伊那谷を一望することができました。しかも虹付きです。終わりよければよし、としました。


メンバーの皆さん、ありがとうございました。
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