東京インターナショナルオーディオショウに行ってきました。例年は1日~1日半程度かけて見ているのですが、今年は時間がとれず4日の午後のみ参加となりました。3日は混雑気味だったようですが、平日だったこともあり、比較的空いていました。最大の関心はアナログプレーヤーですが、話題のデジタルファイル再生も睨みながらのブース回りとなりました。2回に分けて報告します。まずはアナログプレーヤー編です。
晴れるとアトリウム空間は気持ちいいです。何の都合かわかりませんが、上部の通路は閉鎖されていて、階の移動はエレベータを使わざるを得ませんでした。また従来になく警備が強化されていたのも違和感がありました。滞在したのはトータル6時間で、講演3件(小林慎一郎氏、三浦孝仁氏、山本浩司氏)の他は気になる部屋を駆け足で回りました。傅信幸氏や山口孝氏の講演も聞きたかったのですが、部屋を開けたとたん、立ち見で満杯状況でしたので即断念です。
A&Mが扱っているトランスローター(独)です。紙1枚分、ターンテーブルが浮いているとのことです。ここのプレーヤーは、自分にはちょっと仰々しい感じがします。勿論、外見だけでプレーヤーは決めませんが、外見も3割ほどの重みで考慮しています。
こちらはデザイン的にはすっきりして気に入っているスパイラルグルーブですが値段がネックです。Canlisという新しいスピーカー(以前はSonics)との組み合わせで、気持ちいい音を出していました。
昨年の記事でも触れましたが、自然光満載のユキムの部屋は私好みです。ここでの楽しみは、和田氏とピーターバラカン氏の音楽談義ですが、今年は日程が合わず見送りです。写真はビビッドな赤が目を引く、オラクルの新製品Paris(カナダ)です。背後に何気なく置かれたDire Straitsのレコードが渋い!残念ながら音は聴けませんでしたが、オラクルだとやはりDelphiが気になります。山本氏、和田氏らによるゲリラ座談会もあったのですが、時間を惜しんでパスしました。
同じくユキム扱いのHolborne(スイス)のアナログプレーヤーです。今年は三浦氏の講演にて直に聴くことができました。このプレーヤーとトーンアームは今回の最大の収穫かも知れません。見た目はすっきりしていますが、腰の入り方は立派です。最新プレスでのGetz / Gilbertoでもアナログの良さがビシビシ伝わってきました。普段聴いているCD音源よりアストラッドが迫る感じです。エラックのフラッグシップSPの力もあったのでしょうが、これは急上昇です。
ノアが扱いを始めたDr.Feickert Analogue(独)です。音はまだ聴けておりませんが、これも気になる1台です。
オーディオショウに行くと、どうも皮算用の閾値が緩むようでいけません。数週間程度経って、ほとぼりが冷めるのを待つことにします。それでも聴いた印象が結構持続すること、さらには美化されることは、過去に経験の通りです。ショウの開催サイドからするとそれが狙いなのでしょうけれど。デジタルの方も相変わらず進展の早さに驚いています。次回に報告します。
晴れるとアトリウム空間は気持ちいいです。何の都合かわかりませんが、上部の通路は閉鎖されていて、階の移動はエレベータを使わざるを得ませんでした。また従来になく警備が強化されていたのも違和感がありました。滞在したのはトータル6時間で、講演3件(小林慎一郎氏、三浦孝仁氏、山本浩司氏)の他は気になる部屋を駆け足で回りました。傅信幸氏や山口孝氏の講演も聞きたかったのですが、部屋を開けたとたん、立ち見で満杯状況でしたので即断念です。
A&Mが扱っているトランスローター(独)です。紙1枚分、ターンテーブルが浮いているとのことです。ここのプレーヤーは、自分にはちょっと仰々しい感じがします。勿論、外見だけでプレーヤーは決めませんが、外見も3割ほどの重みで考慮しています。
こちらはデザイン的にはすっきりして気に入っているスパイラルグルーブですが値段がネックです。Canlisという新しいスピーカー(以前はSonics)との組み合わせで、気持ちいい音を出していました。
昨年の記事でも触れましたが、自然光満載のユキムの部屋は私好みです。ここでの楽しみは、和田氏とピーターバラカン氏の音楽談義ですが、今年は日程が合わず見送りです。写真はビビッドな赤が目を引く、オラクルの新製品Paris(カナダ)です。背後に何気なく置かれたDire Straitsのレコードが渋い!残念ながら音は聴けませんでしたが、オラクルだとやはりDelphiが気になります。山本氏、和田氏らによるゲリラ座談会もあったのですが、時間を惜しんでパスしました。
同じくユキム扱いのHolborne(スイス)のアナログプレーヤーです。今年は三浦氏の講演にて直に聴くことができました。このプレーヤーとトーンアームは今回の最大の収穫かも知れません。見た目はすっきりしていますが、腰の入り方は立派です。最新プレスでのGetz / Gilbertoでもアナログの良さがビシビシ伝わってきました。普段聴いているCD音源よりアストラッドが迫る感じです。エラックのフラッグシップSPの力もあったのでしょうが、これは急上昇です。
ノアが扱いを始めたDr.Feickert Analogue(独)です。音はまだ聴けておりませんが、これも気になる1台です。
オーディオショウに行くと、どうも皮算用の閾値が緩むようでいけません。数週間程度経って、ほとぼりが冷めるのを待つことにします。それでも聴いた印象が結構持続すること、さらには美化されることは、過去に経験の通りです。ショウの開催サイドからするとそれが狙いなのでしょうけれど。デジタルの方も相変わらず進展の早さに驚いています。次回に報告します。