珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

アナログ試聴会他

2011-12-09 20:35:43 | オーディオ
師走なのに秋晴れのようであった5日、アナログプレイヤーを試聴してきました。これから四半期あまりかけてアナログ機器の選定をする予定で、今回が絞りみ第一弾です。どんな結末が待っているかわかりませんが、過程も楽しもうと思います。

秋葉原の某店に行く前に、外苑前に寄りました。この時期、少々背伸びして洋服を買うのも楽しみの一つです。都内で私がくつろげる場所を挙げるとするならば、まずは神田・神保町界隈であり、同じく外苑前・表参道・青山界隈です。全くカラーの異なる街ですがそれぞれに気に入っています。今年は暖かいせいか、紅葉も遅れ気味。おかげで絵画館前の銀杏も見ごろでした。洋服屋の店員さんによると土日は交通整理で見物も大変だったようです。


さて、試聴です。聴きたいアナログプレイヤーは数多あるのですが、情報過多にならないようとの配慮の下、LINNのLP12とLUXMANのPD-171を用意していただきました。LP12にはMCカートリッジ、PD-171にはMMカートリッジと、条件は異なりますが、同じレコードを相互に聴き比べることから始めました。LP12とPD-171の比較というより、音の違いを感じることからスタートです。組み合わせたアンプ/SPはマッキントッシュのハイエンドですので不足なしです。


ピアノのタッチの余韻、コーラスの浸透力・・・私はLP12+MCカートリッジに1日の長を感じました。でもPD-171がダメというわけでなく、MCカートリッジだとまた印象が変わるでしょう。むしろ価格差を考えるとPD-171のコストパフォーマンスの良さを感じます。比較が目的ではなかったのでその後は、LP12で聴かせていただきました。

アナログ導入には、1)ターンテーブル、2)トーンアーム、3)カートリッジ、4)フォノイコライザー、を揃えねばなりません。どれも音に効くのでしょうが、入門者としては、どこかポイントを抑えて残りは徐々に・・・となります。カートリッジにいい仕事をさせるには1)2)次第との話も出て、今のところテーブルとアームの組み合わせに力点を置こうと思っています。今回試聴したLP12とAKITOの組み合わせは良き基準となるでしょう。

12月初旬は冬至よりも日の入りが早く、あっという間の夕暮れです。試聴後は例によって神田・神保町をフラフラしました。ルートはオヤイデ電気→石丸電気→聖橋(写真)→ジャズ喫茶オリンパス→神保町です。オヤイデ電気では検討中のALIXのアナログ電源用のケーブルを購入しました。散歩の締めはビンテージSPで聴くジャズ、もちろんアナログです。師走の中の秋晴れ?を楽しんだ、充実の1日でした。
コメント (5)
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