ようやく蝉が鳴き始めましたね。来週一杯仕事で、その後9日間の夏休みです。本当はもう少し長く休みたいところですが、9連休取れるだけでも感謝せねばなりません。
今回は、久しぶりにルームアコースティックの話題です。約1年ほど前ですが、メインシステムのある部屋はフローリングで、ライブに寄っていることを記事にしました。対策としてリスニング側にウールのラグを敷きましたが、それでもまだライブさが残っている状態でした。ライブ→デッドの方向は、その逆よりは対策し易いので楽観していたのですが、曲によっては煩さも感じていました。何らかのチューニング材を導入して、少々落ち着かせようと考えていました。人の動線を邪魔しないこと、デザインがすっきりしていることを考慮し、ヤマハの調音パネルACP-2に決めました。
予算の関係でまずは1枚からの購入とし、実は昨年のうちに購入済でした。これは個人の好みの問題ですが、鎧のようなチューニング材をオーディオ装置の回りに配置するのは避けたいところです。アクセサリーには音をさりげなく整える一方、目立ない存在であって欲しいと思うのです。ACP-2には3色ありますがSPやラックさらには部屋の部材との相性のいい、ブラウンを選びました。ホワイトだとパネル自体の価格も下がるのですが、機器や部屋から浮いてしまうでしょう。1枚だと置ける場所はセンター前方か後方かに限られます。前方だと音を集めすぎた感があり、消去法で背後に置いていました。
こちらは2枚目を購入した後の配置です。両SPの背後に置くという、このパネルの最もスタンダードな使い方です。選択しとして前方、後方の両センターに置くこと考えられますが、音の広がりを失っては拙いので前方に2枚としました。このパネルは音の吸収+拡散で調音するタイプです。もともとオーディオ装置側はフローリングむき出しでしたので、ライブさを抑えるなら装置側に2枚置くのが理にかなっています。デッド側に1枚置く従来の配置はほとんど気休めだったのでしょう。この配置になると音への影響は大きいです。しっとり感が出てまずは作戦成功といったところです。
左側SPの後方の様子です。壁コンセントの位置と干渉するので、SPの真後ろではなくやや外側に移動した位置においています。
右側SPの後方の様子です。左右対称性は維持したいので、やはりやや外側に置きました。
昨日もこのパネル配置で音楽を聴きました。慣れ親しんだ曲でも雰囲気が変わるので、飽きずに聴けます。雑味が無くなる方向で、やはりライブさを抑える方向に効いたようです。ヤマハはオーディオ装置も造っていますが、楽器も同様です。同社のページを見る限り、このパネルはオーディオファンより、むしろ部屋で楽器を弾く人向けの商品のような印象を受けます。音色の再現はオーディオでも大事ですが、この観点でも改善されていると一石二鳥です。壁に立てかけるというイージーな設置をしていますが、しばらくはパネルを動かしたり、あるいは外したりして、その素性を掴もうと思っています。
今回は、久しぶりにルームアコースティックの話題です。約1年ほど前ですが、メインシステムのある部屋はフローリングで、ライブに寄っていることを記事にしました。対策としてリスニング側にウールのラグを敷きましたが、それでもまだライブさが残っている状態でした。ライブ→デッドの方向は、その逆よりは対策し易いので楽観していたのですが、曲によっては煩さも感じていました。何らかのチューニング材を導入して、少々落ち着かせようと考えていました。人の動線を邪魔しないこと、デザインがすっきりしていることを考慮し、ヤマハの調音パネルACP-2に決めました。
予算の関係でまずは1枚からの購入とし、実は昨年のうちに購入済でした。これは個人の好みの問題ですが、鎧のようなチューニング材をオーディオ装置の回りに配置するのは避けたいところです。アクセサリーには音をさりげなく整える一方、目立ない存在であって欲しいと思うのです。ACP-2には3色ありますがSPやラックさらには部屋の部材との相性のいい、ブラウンを選びました。ホワイトだとパネル自体の価格も下がるのですが、機器や部屋から浮いてしまうでしょう。1枚だと置ける場所はセンター前方か後方かに限られます。前方だと音を集めすぎた感があり、消去法で背後に置いていました。
こちらは2枚目を購入した後の配置です。両SPの背後に置くという、このパネルの最もスタンダードな使い方です。選択しとして前方、後方の両センターに置くこと考えられますが、音の広がりを失っては拙いので前方に2枚としました。このパネルは音の吸収+拡散で調音するタイプです。もともとオーディオ装置側はフローリングむき出しでしたので、ライブさを抑えるなら装置側に2枚置くのが理にかなっています。デッド側に1枚置く従来の配置はほとんど気休めだったのでしょう。この配置になると音への影響は大きいです。しっとり感が出てまずは作戦成功といったところです。
左側SPの後方の様子です。壁コンセントの位置と干渉するので、SPの真後ろではなくやや外側に移動した位置においています。
右側SPの後方の様子です。左右対称性は維持したいので、やはりやや外側に置きました。
昨日もこのパネル配置で音楽を聴きました。慣れ親しんだ曲でも雰囲気が変わるので、飽きずに聴けます。雑味が無くなる方向で、やはりライブさを抑える方向に効いたようです。ヤマハはオーディオ装置も造っていますが、楽器も同様です。同社のページを見る限り、このパネルはオーディオファンより、むしろ部屋で楽器を弾く人向けの商品のような印象を受けます。音色の再現はオーディオでも大事ですが、この観点でも改善されていると一石二鳥です。壁に立てかけるというイージーな設置をしていますが、しばらくはパネルを動かしたり、あるいは外したりして、その素性を掴もうと思っています。