1月19日の土曜日、chibiさんのお宅を再訪させていただきました。前回は7月末の訪問ですからちょうど半年ぶりの訪問です。その時はchibiさん所有のHB-X1は、チューニングの旅に出ていました。トラウトマン大佐さんのHB-1、つまり代打SPでのオフ会でした。先の訪問はいわばプレ編で、ようやくオールchibiさんの所有品での音楽鑑賞となりました。chibiさんは田園都市線沿線にお住まいで拙宅からは近距離です。例によって散歩感覚でお邪魔させていただきました。穏やかな冬晴れの下、最寄り駅で待ち合わせて、早速リビングルームへ通していただきました。
15~16畳の観葉植物満載のリビングルームはまさしく寛ぎの空間です。陽の移ろいを感じながらの進行となりました。前回はアナログはかからなかったと記憶していますが、デジタル、アナログの流れで聴かせていただきました。システムはSPを除いて前回と変わっていないようでした。最上流はデジタル、アナログ共にLINNで、それぞれKLIMAX DS/3、LP12を使われています。以降、NAGRAのプリアンプのPL-L、FM ACOUSTICSのパワーアンプFM611、さらにスーパーツィータKITHIT HIT-ST2は変わらずの布陣でした。
こちらがチューニングの旅から戻ってきた、chibiさんのHB-X1です。実際のチューニングは勿論、トラウトマン大佐さんです。お師匠さん独自のチューニングが施されているようですが、詳細は不明です。HB-X1は内振りが基本とのことですが、今回は終始、平行配置でした。
再生時にはチューニング用のパネルをシステムの周りに配置します。ざっと、5枚くらいだったでしょうか。このパネルもトラウトマン大佐さんつながりで入手されたようです。キソアコースティックのSPの特徴との組み合わせで、効果を発揮するのでしょうね。
まずchibiさんのお持ちのおすすめのデジタル音源を鑑賞しました。LINNのDSは、再生指示ソフトKinskyでNAS上の音源を再生します。実は拙宅のlight MPDも再生指示にはKinskyを使っており、操作自体は馴染みがありました。その後、私の音源もNASにコピーさせていただきましたが、すぐに認識されスムーズに再生できました。一つ気になったのが、いわゆる無線ルーターが再生経路に入っていたことです。操作性から無線ルーターの利用は止む無しとしても、再生経路から外すことをPCオーディオ派は一生懸命?やっています。
SP間隔が広く、左右の音場の広がりは十分で、中抜け感もありません。これは前回のHB-1で聴かせていただいた時と同じ印象です。音場は奥行より広がりが優先されていて、面として音が出ている印象です。いわば、アーティストと面と向かって聴くスタイルですね。ライブ音源との相性の良さ、SPサイズから想像し難い下支えも健在でした。ピリスのモーツァルトのピアノソナタ5番は、私にはやや華やかなで響きが多い印象です。このあたり、DSの作り込みかなと思いましたが、どうでしょうか。chibiさんご自身もデジタル系の音の響きは認識されているようでした。
続いてアナログタイムです。ジャズを中心に聴かれてきたchibiさんならではレコードコレクションです。コルトレーン、アートテイタムと渋いところから、ヘレンメリル、ジュリーロンドンと華やかなところまで、幅広くかけていただきました。デジタルとは随分異なる世界が展開されました。一聴、音が柔らかく、心地よさがあります。落ち着きますね。盤質を差し引いてもずっと聴きたくなる音でした。ずっと聴かれてきたジャンルはやっぱり鳴ります。chibiさんによれば、フォノイコ周りはまだ追い込む余地があるとのことでしたから、楽しみです。
一通り聴かせていただいた後、前回と同じ居酒屋さんに場所を変え、感想戦としました。私が参加できなかった10月の神奈川オーディオクラブの話も伺いました。そちらの方面でも交流の輪が広がればと、思っています。chibiさん、相互訪問の本番編、ありがとうございました。お持ちのOCTAVE V70SEとHB-X1の組み合わせは、私には未知の世界のままです。機会があればそちらもお願いいたします。拙宅もその後、HP300SE導入という大きな節目がありました。暖かくなりましたら是非、聴きにきてください。
15~16畳の観葉植物満載のリビングルームはまさしく寛ぎの空間です。陽の移ろいを感じながらの進行となりました。前回はアナログはかからなかったと記憶していますが、デジタル、アナログの流れで聴かせていただきました。システムはSPを除いて前回と変わっていないようでした。最上流はデジタル、アナログ共にLINNで、それぞれKLIMAX DS/3、LP12を使われています。以降、NAGRAのプリアンプのPL-L、FM ACOUSTICSのパワーアンプFM611、さらにスーパーツィータKITHIT HIT-ST2は変わらずの布陣でした。
こちらがチューニングの旅から戻ってきた、chibiさんのHB-X1です。実際のチューニングは勿論、トラウトマン大佐さんです。お師匠さん独自のチューニングが施されているようですが、詳細は不明です。HB-X1は内振りが基本とのことですが、今回は終始、平行配置でした。
再生時にはチューニング用のパネルをシステムの周りに配置します。ざっと、5枚くらいだったでしょうか。このパネルもトラウトマン大佐さんつながりで入手されたようです。キソアコースティックのSPの特徴との組み合わせで、効果を発揮するのでしょうね。
まずchibiさんのお持ちのおすすめのデジタル音源を鑑賞しました。LINNのDSは、再生指示ソフトKinskyでNAS上の音源を再生します。実は拙宅のlight MPDも再生指示にはKinskyを使っており、操作自体は馴染みがありました。その後、私の音源もNASにコピーさせていただきましたが、すぐに認識されスムーズに再生できました。一つ気になったのが、いわゆる無線ルーターが再生経路に入っていたことです。操作性から無線ルーターの利用は止む無しとしても、再生経路から外すことをPCオーディオ派は一生懸命?やっています。
SP間隔が広く、左右の音場の広がりは十分で、中抜け感もありません。これは前回のHB-1で聴かせていただいた時と同じ印象です。音場は奥行より広がりが優先されていて、面として音が出ている印象です。いわば、アーティストと面と向かって聴くスタイルですね。ライブ音源との相性の良さ、SPサイズから想像し難い下支えも健在でした。ピリスのモーツァルトのピアノソナタ5番は、私にはやや華やかなで響きが多い印象です。このあたり、DSの作り込みかなと思いましたが、どうでしょうか。chibiさんご自身もデジタル系の音の響きは認識されているようでした。
続いてアナログタイムです。ジャズを中心に聴かれてきたchibiさんならではレコードコレクションです。コルトレーン、アートテイタムと渋いところから、ヘレンメリル、ジュリーロンドンと華やかなところまで、幅広くかけていただきました。デジタルとは随分異なる世界が展開されました。一聴、音が柔らかく、心地よさがあります。落ち着きますね。盤質を差し引いてもずっと聴きたくなる音でした。ずっと聴かれてきたジャンルはやっぱり鳴ります。chibiさんによれば、フォノイコ周りはまだ追い込む余地があるとのことでしたから、楽しみです。
一通り聴かせていただいた後、前回と同じ居酒屋さんに場所を変え、感想戦としました。私が参加できなかった10月の神奈川オーディオクラブの話も伺いました。そちらの方面でも交流の輪が広がればと、思っています。chibiさん、相互訪問の本番編、ありがとうございました。お持ちのOCTAVE V70SEとHB-X1の組み合わせは、私には未知の世界のままです。機会があればそちらもお願いいたします。拙宅もその後、HP300SE導入という大きな節目がありました。暖かくなりましたら是非、聴きにきてください。