珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

先の4連休:ふぐ~神保町~水星観測

2020-02-16 17:12:21 | その他
2月10日に有給休暇をとったため、建国記念日含めて4連休となりました。働き方改革で以前より休暇を取りやすくなったので、今年も積極的に連休を作りたいと思案しているところです(笑)。個人的4連休の直前、横浜方面はこの冬一番の冷え込みとなりました。一方で、週が明けると今度は4月並みの陽気となり、どうも気候が変です。このまま冬はフェードアウトしてしまうか、心配です。4連休のトピックスをいくつか。

8日は、久しぶりに二人の叔父と会って、神楽坂で会食がありました。神楽坂の霊園でのお墓参りを済ませて、ふぐ料理店「玄品」へ。ふぐを食べるのはいつ以来でしょう。叔父は二人共に70代で、引退してから久しいです。昔話は勿論、中国出張、大学、子育て、田舎と話題を変えて話し込みました。現役と話すことで刺激を受けていただいたならば、よかったです。お酒も進み、楽しい3時間を過ごしました。年2回やろう、と纏まったところでお開きとなりました。神楽坂を下り、外堀通りに出て散会となりました。


神楽坂から酔い覚ましを兼ねて神保町方面へ歩いてみました。財布の紐が緩くなるのは承知でレコード店、書店巡りです。富士レコードで調達したのは、70年代の邦楽3枚です。ロングヘアで揃ったのは偶然です。高橋真梨子『LOVENDOW』はアップルミュージックで気に入った「夜明けのララバイ」がトリガーでした。「素敵なラブリーボーイ」は、キョンキョンではなく、ここは元祖でしょう。


神保町では、仕事の本を買うなら三省堂、そうでなければ、裏手の東京堂書店に行くことが多いです。テーマを決めずに本を選ぶ時間そのものも楽しみました。土門拳のファンという訳ではないのですが、過去に2回行ったことがある室生寺には思い入れがあります。お寺も当然良いですが、周囲の自然歩道に関心があります。寅さんのロケ地では、まず姫路の先の龍野を訪れてみたいです。若菜晃子さんは以前、山のエッセイを紹介しました。新しく、海外旅行を題材にした「旅の断片」を出版されました。



2月10日の夕方、珍しく水星を観測しました。この日は、太陽との距離が最も離れる、観測のチャンスでした。そのこと自体はネットで知りました。幸い天候もばっちりです。日の入りを狙って、いつも丹沢を眺める成瀬の尾根道へ向かいました。夕景の中、一番星、金星が輝いています。宵の明星ですね。果たして水星は見えるのでしょうか?


天文に明るいわけでもなく、やや諦めモードだったのですが、暗くなるにつれて、動かない輝点が確認されました。おっ、水星です!妙に嬉しかったです。もう少し粘ってみます。


間違いありません。


最後は金星と水星のツーショットで。


長らく水星は見れないものと決め込んでいました。見える時はあっさり見えるものです。人生初の水星観測の興奮を抱えて、帰路に就きました。先の新聞ではオリオン座のべテルギウス(オリオンの右肩の赤い星)が暗くなっていることが取り上げられていました。実際、確認すると一等星とは思えない、冴えのなさでした。星は、人の一生より遥かに長い時間スケールで変動するものだと思っていたので不思議でした。星に限らず先入観での決めつけはいけませんね。

連休の締めは、藤野方面の鷹取山への散歩登山でした。こちらは記事をあらためて、紹介します。
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