5月14日、15日と新潟県の柏崎市と上越市の境にある米山に、メンバー2名で登ってきました。新潟の登山は、2018年の山と音楽紀行以来になります。雨飾山と巻機山という素晴らしい山に、akahanamizukiさん、X1おやじさんとのオフ会をセットしたツアーでした。米山の存在を知ったのは、その前年、雨飾山を途中でリタイアした後の春日山城跡からの眺めでした。akahanamizukiさんに案内いただいた城跡からの眺めは、今でも鮮明に憶えています。眺めた数々の山の中に米山がありました。
前日は余裕を持って柏崎に入りました。15日に柏崎市内でマラソン大会が行われることもあり、ビジネスホテルの確保難しかったようです。代替として上越市の手前の海水浴場近くの民宿に泊まりました。散歩で海岸に出ると佐渡ヶ島が見えました。日本海らしく、結構、海は荒れていました。
海沿いの民宿と来れば魚ですね。普段は食べる機会まず無いのどぐろの塩焼き、美味しかったです。ビールの後は、地元の「妙高山」をワンカップでいただきました。翌日は登山ですので、お酒はほどよいところで切り上げました。新潟はお米の美味しさも格別です。
15日は曇り時々晴で、雨の心配は無用でした。新緑の中、どんどん高度を上げて行きます。地元の人に愛されているこの独立峰には、四方から山頂へ登山道が集まっています。我々は下牧から入りました。
高度を上げるとやがて、新潟と長野の県境の山々が見えてきました。おそらく苗場山方面ではないかと思われます。名のある山は、位置と形で見当が付きますが、斑尾から十日町方面への上越国境の山々は、ちと苦しいです。
米山山頂です。標高は1000mに満たないですが、海に近い独立峰となれば、それだけで十分魅力的な山となります。2017年秋に登った、鹿児島の開聞岳もそんな山でした。
米山の魅力は、日本海を望めることです。こちらは直江津など上越市の中心部です。akahanamizukiさんを最後に訪問してから、もう4年近くになります。
こちらは反対の東側、柏崎市方面です。光が点滅しているのは原子力発電所でした。昨日、見えた佐渡ヶ島は、この日は見ることができませんでした。
さて、期待の頚城三山(妙高山、火打山、焼山)です。妙高山は北信五岳の一角でもあります。新潟、長野それぞれから、誇らしく見えるのでしょうね。バックが青空ですと、一層映えたことでしょう。
中央やや右が火打山、一番右の三角が焼山です。まだしっかり雪が残っています。8月末に焼山に登る予定があります。無事登れれば、三山クリアとなります。
下山後、長峰温泉に寄って、汗を流しました。結局お昼も海鮮丼を選んで、魚三昧の 2日間となりました。帰路は上越から十日町まで下道を走り、湯沢から関越自動車道で東京を目指しました。一切の運転をお任せした友人には感謝あるのみです。