珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

akahanamizukiさんを訪ねて 前編

2022-09-04 18:22:59 | オフ会
8月26日~27日に上越のakahanamizukiさんを訪ねて、オフ会をさせていただきました。本来は頚城三山の一つ、焼山に登る予定だったのですが、天候が今一つで登山の方は中止となりました。前回の訪問は雨飾山と巻機山を絡めた、新潟音楽紀行ですからもう4年も前のこととなります。4年間はオーディオファンにとっては十分長いスパンで、システムの変更が予想されました。ビンテージオーディオの路線は変わっていませんでしたが、実際、新しい(もっと年代の古い)SPが導入されておりました。

26日は午前中を在宅勤務とし、午後は有給休暇を取りました。北陸新幹線「はくたか」で向かった先は上越妙高駅です。これまで北陸新幹線に乗る機会は、あまりなく、おそらく片手でも足りるくらいです。高崎、長野とつないで2時間ちょっとで到着です。やはり便利ですね。18時に春日山でakahanamizukiさんと待ち合わせて、ご近所のお寿司屋さんへ。美味しい魚貝、おつまみ、お寿司とお味噌汁、そして日本酒「君の井」の純米酒をいただきました。例によって楽しい時間はあっという間に過ぎます。奥様には遅い時間に宿まで送っていただき、大変お世話になりました。


翌日は午前中からピックアップいただきました。前回訪問から大きく変わっていたのがSPです。それまでお使いのTANNOY Monitor Red(15インチ) に代わり、SP2系統が導入されていました。いずれもビンテージSPで、年代的にはMonitor Redより遡るそうです。akahanamizukiさんは、SPのみならず上流も2系統化されています。大きくは英国系、ドイツ系で、音源のレーベルに合わせて系統を選びます。当時のシステムで当時のレコードを聴くのがakahanamizukiさん流です。なかなか真似できるものではありません。


手前がドイツのZeiss製の(レンズメーカーのイメージがありますが、SP作っていたのですね)バッフルです。これにやはりドイツ製の励磁型SP、L2950GGを組み合わせています。フルレンジです。励磁型とは聴き慣れないですが、永久磁石ではなく電磁石を使用しているようです。奥のSPは英国WharfedaleのSFB/3で、ユニット含めてオリジナルだそうです。こちらは3WAYです。この日は登場しませんでしたが、Wharfedaleはモノラル用SPもお使いです。リビングルームが十分に広く、2系統のSPが同居しても空間的な余裕があります。


こちらはリビングルームの裏側になります。武骨なオーディオ機器をリビングルームに持ち込まない!家庭内での円滑なオーディオには必要なことですね。上流も主に英国系、ドイツ系の機器でラインナップされています。例えばアナログプレイヤーはGarrard とEMTといった具合です。レコードの溝幅は年代によっても異なるそうですが、時代に合わせてカートリッジを選択できます。写真は英国系の上流です。プリアンプ、CDプレイヤーはQUADです。もう1台のマランツ含めて、フィリップスのメカを搭載したCDプレイヤーを選ばれています。


出だしはジャズ、ポップス、ロックとカジュアルな選曲で進行しました。前回も登場した『Getz/Gilberto』。私の好きな「O Grande Amor」を憶えていてくれて嬉しかったです。有名なアルバムの場合、何を選ぶかで、その人の音楽の好みが分かります。オフ会でレッド・ツェッペリンを聴くのはいつ以来でしょう。『Waltz for Debby 』は「Porgy」を紹介いただきました。SACD(CD層)のボーナストラックなので盤により有無があります。ビリージョエルは「Just the Way You Are 」でした。


スティーリー・ダンのアルバムを2枚かけていただきました。私自身は中高時代にスティーリー・ダンを聴くことはほぼありませんでした。寧ろ、オーディオ交流で聴く機会が増えたと言ってよいです。音もメロディーも良いので、しっかりとしたシステムで聴くと心地よいですね。「Peg」「Hey Nineteen 」と続きました。『Ella and Louis』の選曲は迷いましたが、「Moonlight in Vermont 」をお願いしました。好きなアルバムをアナログ、CD両方揃えたくなる気持ち、よく分かります。


クラシック中心の後編へ続きます。
コメント (2)
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