珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

Harubaruさん宅訪問

2023-05-24 06:25:16 | オフ会
5月17日、Harubaruさんのお宅を訪問してきました。私自身はHarubaruさん宅を訪問するのは、2年ぶりとなります。前回は私一人での訪問でしたが、大人数となると嘗てのマラソンオフ会が思い出されます。ご一緒したのはLotus Rootsさん、chibiさん、ベルウッドさん、M1おんちゃんさんで、合計6名のオフ会となりました。仙台よりお越しのM1おんちゃんさんとは初対面でしたが、既にHarubaruさん、ベルウッドさん、chibiさんとはオフ会を通じて面識ありとのことでした。M1おんちゃんさんは、philewebにも登録されていたとのことです。

マンションのエントランスでLotusRootsさんと遭遇、そのまま二人で上がらせていただきました。集合時間より早かった分、簡単にシステムの解説をいただきました。システムの顔とも言えるB&W 800D3は変わらずですが、デジタル、アナログの上流機器、パワーアンプが前回訪問から変わっています。またバベルやWELLDELTAが随所に導入されており、振動対策もかなり進んだようです。chibiさんが来られたところでオフ会スタート。30分ほどしてM1おんちゃんさんが合流されました。ベルウッドさんは夕方からのご登場でした。


800D3のお披露目は2017年ですので、早6年経過したことになります。すっかりビングルームに馴染みました。この2年の取り組みで音は大きく変わった印象を持ちましたが、よくよく考えるとそれも800D3があってこそと、思い直しています。上流の進化を余すことなく伝えていました。


上流の機器は、800D3の左側に配置替えされていました。2台目のアナログプレイヤーはやはりテクニクス製品のレストアですが、アルミブロック、WELLDELTA×2で振動対策されています。ダブルアームで光カートリッジと通常のMCカートリッジを聴き比べできます。光カートリッジ用のフォノイコは、ご友人に製作を依頼されたとのことです。一方のデジタルは、MFさん提供のPC(ラック後方)+Asoyaji DACという構成です。Asoyaji DACの直下にバベルが置かれ、さらにラック全体をWELLDELTA×2で受けるという、徹底した振動対策、となっていました。


プリアンプは金田式、マランツ#07がありますが、この日、マランツ#07の出番はありませんでした。マランツ#07はアナログ(MC)のフォノイコとしても使えるようです。SACD/CDプレイヤーのK-01の直下にはやはりバベルが当てられています。以前のオフ会で、K-01の音がバベルで大きく変わったと伺っていました。


一方、パワーアンプは800D3の右サイドに引っ越しです。交流範囲の広いHarubaruさんは、アンプを作れるご友人もお持ちです。茨城のNさん製作によるプッシュプルの真空管パワーアンプを導入されています(最上段)。球はKT90、出力30Wです。導入は、前回訪問直後ですので、今回、初めて聴かせていただくこととなりました。


あまり写真は撮れてませんが、今回もジャンルを超えて様々な音源を聴かせていただきました。参加メンバーの好みにも配慮いただき、ありがとうございます。Lotus Rootsやchibiさんのお宅で聴いたライブ音源を使ったデモも楽しかったです。一家言 お持ちの皆さんの感想を聞くことができました。私向けにはデュメイ/ピリスのフランクのヴァイオリンソナタ、太田裕美、ユーミン、尾崎亜美、サーカス等選んでいただきました。久々に聴いたクリス・ボッティの「アヴェ・マリア」も沁みました。


冒頭でかけていただいたショスタコーヴィッチの交響曲5番で、まず驚いたのが空間の広さでした。リビングルームでのオーディオですので、元々ステージは広いのですが、ここまで突き抜けた感じは過去の訪問では感じませんでした。そして一音一音の解像度が高いので、再生が楽しいですね。空間の広さ、音の細かさ、躍動感は、CD、PC、アナログ問わず共通していたように思います。パワーアンプの力なのか、振動対策の効果なのか、いずれもなのでしょうね。Harubaruさんの目指されているササウンドを、直に聴かせて(見せて)いただいた感じです。

私が関心を持ったのがCDドライブ(リッピング用)を使ったPCでの再生です。最近購入されたパイオニアのドライブは、回転音が小さく、オーディオ再生に支障がありません。MFさんの協力も得て、従来を超えるプロセスカットをWindows11で行ったそうです。詳細はよく分からないのですが、カーネルストリーミングによるバッファレスの再生とのこと。ソフトはfoobar2000です。プロセスカットのレベルに応じて、空間の広さが変わることをデモしていただきました。一方でRoonも結構頑張っていたので、一安心しました。今後に注目です。

アナログはダブルアームを活かして、光カートリッジ、MCカートリッジの聴き比べがありました。フォノイコの違いもあるので、一概にカートリッジの違いとは言えないですが、光カートリッジの方が、情報量が多く開放感を感じました。デジタルの再生に近いです。前回もアナログを聴かせていただきましたが、この2年間の取り組みが音に表れていました。後日、MCの出力をマランツ#07に変えたら、いい方向に進んだとの連絡をいただきました。デジタルとアナログの両輪、いよいよ本格化ですね。

感想戦は本厚木近くのシチリア料理店でした。chibiさんに選んでいただいたワインと共に、オーディオ、音楽、旅行などの話をさせていただきました。Philewebミーティングin厚木といった感じでした。Harubaruさん、これまでの取り組みが実を結んだようなサウンドを聴かせていただき、ありがとうございました。とても真似はできませんが、活かせることは活かしていきます。LotusRootsさん、chibiさん、ベルウッドさん、M1おんちゃんさん、楽しい半日をご一緒させていただき、ありがとうございました。

コメント (6)
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