初日の宿は、彦根城のお堀に接するホテル「彦根キャッスル リゾート&スパ 」でした。彦根での夕飯を終えて戻ってきた際の写真です。天守閣だけでなく堀の内側の樹々のライトアップが見事でした。夕食の時間がちょうど、女子サッカー五輪予選の北朝鮮戦でしたので、食事中も気になっていました。部屋に戻って早速TVをつけると、ほぼ終了間際の時間帯でした。勝ってホッとしたこと、1日それなりに歩いたこと、さらに滋賀の地酒が回っていたこと等々により、いつの間にか眠りに入っていました。
本来なら入れるはずの天守閣だったのですが、残念ながら耐震工事のため、公開停止となっていました。江戸時代の初期に建てられ、結局、戦を経験しなかったそうです。想像より小ぶりな印象でした。
彦根城から琵琶湖まではすぐです。本丸から、琵琶湖を見ることができました。遠方は、琵琶湖西部の比良山地で、嘗て登った武奈ヶ岳の白さが目立ちました。
東に目を転じると、伊吹山です。ランドマーク的な山で、新幹線が名古屋を出ると車窓から探してしまいます。西側から見る機会は、なかなかありません。
午後は彦根から西に戻って近江八幡を訪れました。八幡商人で栄えた城下町として知られています。堀には遊歩道があります。桜の季節は最高でしょう。
八幡堀沿いのカフェ「あまな」にてランチをとりました。酸味の効いたハヤシライス、ご馳走さまでした。
天気予報では午後3時くらいから雨でした。降らないうちに、ロープウェイで八幡山に上がりました。いわゆる山城で、西の丸からは眼下に八幡の街並み、更に、琵琶湖、比良山地を望めます。
ロープウェイから降りてきたところで、ポツポツと降ってきました。最中で有名な「たねや」の喫茶店にて、つぶら餅と抹茶で一休憩としました。
最後に、豪商の西川家の住宅と、郷土資料館に寄って、帰路につきました。2日間の短い旅でしたが、早春の京都・滋賀を満喫しました。いいリフレッシュとなりました。